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海外キッチンの特徴を言語化する #55

なぜか今までやっていなかった、「キッチン」をテーマに、近年の海外のデザインを観察して分析していきます!

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こんにちは、早です。


11月からリノベーション会社で働き始めて3週間ほど経ちました。今までは仕事の時間外でなんとか時間を作って趣味でやっていたことを仕事中にやっていて、未だに「あれ? 私こんなに遊んでて大丈夫ですか?」という気分になります。

この期間にやっていたことは、以下のような感じ。

  • Webサイトのリニューアルに伴う更新作業

  • リニューアルしてくれたデザイン会社との今後のブランディング・更新方針についてのMTG

  • 会社SNS・ブログ更新のためのネタ出し

  • 図面作成ソフトの使い方練習、平面図修正

  • 検討中のお客様へ向けたリノベデザインプレゼンのイメージパース作成

  • 使用する床材、壁紙、タイル等の検討、サンプル請求

  • 設計アシスタントとして入るお客様との打ち合わせ

  • 棚板小口テープ処理・塗装

  • リノベ現場の見学

Webまわりのシステムは10年前からブログで使っていたWordpressだし、1社目のIT企業で一応メディア関連にいたのでそのへんも勘所ある。

3Dパースも自分の妄想リノベのためにもう10軒分くらい作ってきたし、図面のソフトは初めてで実際の資材を調査したりも初めてだけど個人のリノベのときにググりまくっていたのと基本的には要領は同じ。

初めて担当に入ってみたらお客さんはなんと前々職の会社の方(!)でドキュメントやプロジェクトの進め方はその頃の方法を使うとめちゃくちゃスムーズというミラクルが発生。

そして棚板の塗装もいままでずっと狭い自宅のスペースでDIYしていたのを事務所併設のスタジオ使い放題の環境でできるという……。

え、なんだろうこれ、転生して無双する勇者かなんかですか?? って感じに過去の経験が全部なんだかんだで役に立っています。35歳からの異業種転職、おもしれ〜〜〜〜!!

今週からは引き渡しの物件を見学に行ったり、これからリノベする現場の調査などいよいよ動き始めたな……! といった様子になってきました。ここまでただただ面白いので、このままもっと面白くなる気がします。

さて、前段はこのくらいにして、本日はまたちょっと間が空いてしまいましたが、インテリア分析いってみますよ。今回は、なんで今までやってこなかったのかわかりませんがリノベの主役、キッチンがテーマです。

例のごとく、現在のトレンドのキッチンの要素を観察して言語化していきます!

永遠の白い框扉のキッチン


https://jp.pinterest.com/pin/516154807299711336/
https://jp.pinterest.com/pin/AXlIclO25y8S2sx_9u7GP-dvApioLX9Uq2zF2LCvvR2gWymyVDOEFnU/


https://jp.pinterest.com/pin/516154807299940550/

海外のキッチンといえば! で一番ベーシックなのはこの框の白い扉がついたキッチンです。インテリアにはいろんなトレンドがあるものの、白い框扉のキッチン、というのはもはやトレンドに左右されない永遠の定番という地位を確立しているようです。

日本のキッチンでスタンダードなのはステンレス天板+シート仕上げの引き出しがついたシステムキッチンだと思うんですが、なんか、わかってたんだけど、やっぱり……全然違うね???

日本、まじでなんであれがスタンダードなの?? 謎。

ちなみに、我が家のキッチンもIKEAの白い框です。ド定番!!!


デザインの方向性を考えるときには、情報収集した結果に影響を受けるわけです。海外の雰囲気のお家がいい!! となって探した瞬間に、定番であるこの白い框キッチンを山ほど目にすることになるので、まあ自然にそういうのに寄っていくんですよ。

今だったらまた違った方向性も検討すると思うんだけど、やはり定番たるものは本来は良いものだから定番であるわけで、(日本のシステムキッチンの定番がどうかと言われると……わかんないけど……。)飽きのこないデザインだなぁと思います。

後ろの壁の白いサブウェイタイル+黒目地は今やるとしたらちょっとコテコテすぎるかなーとか、取っ手ゴールド系にしても良かったなーとか、白から緑に塗り替えたいんだよなーとかいろいろ思いはありますが、トータルとしては気に入っています。

カラフルで大胆なキャビネット

真っ白なキッチンが永遠の定番なら、その逆を行くトレンドが生まれるのが自然な流れ。そうして最近目にするようになってきたのが、鮮やかなカラフルキャビネット。

キッチンカウンターの框扉をグリーンやグレーやくすみブルーに塗る、という落ち着いたカラーリングであれば、定番デザインの派生形として今までにも見られたものではあります。

たとえばこういう方向性。

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