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リビングで「床座生活」のコーディネートをするとき気をつけること #48

久しぶりの無料読者さんも読める記事です。
部屋づくりをしている友人たちから質問が多かった、「床座生活リビング」をいい感じに作るためのポイントをまとめました。

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こんにちは、早です。

最近、読んだ本(『生きのびるための事務』 坂口恭平著)に影響されて、早起き生活を始めました。

書く時間と気力がない……とずっと挫けていたのですが、ちゃんと書けていないことによるストレスがあることも自覚していたので、朝起きて一番元気な時間に一番やりたいことをやろう、と思いました。

5:00ごろに起きてなんでもいいから何か書く、というのが私の今の理想の1日の始め方だと気づいたので、まずはそれをしばらくやってみようというチャレンジです。

これが板についたらこのニュースレターもまた定期刊行していけそうなので、頑張ってみようと思います。


て、最近私の身の回りで家を買う人たちが急増している話を前回しました。

その中で、「リビングが狭いのでソファを置かずに床座生活をしたいと思うんだけど、どういうふうにコーディネートすればいいの?」という相談をいくつか受けました。

今回はこれについて考えてみます。

前提 :「床座」は「インテリア」としてはイレギュラー

近年ではもはやこれがグローバルスタンダードな生活スタイルになっているのであまり意識することも少ないですが、「インテリア」は言うまでもなく欧米発祥の文化です。そして、欧米は基本的に「家の中でも靴を履く」のが習慣です。最近は一部で家では靴を脱いで生活するスタイルが普及している、なんて話も聞いたことはあるものの、まだまだ土足の生活が主流だと思います。

そんな原則土足の家の中で、日本の家の畳のような感覚で「床に直接座る」というのは、ちょっと考えづらいですよね。

一方で、日本は洋室が導入された以降の生活でも、もちろん家の中では靴を脱ぎますし、長らく部屋の一部に和室を設けて床に座る生活も兼用していたので、家の中で床に腰を下ろすのは一般的なことでした。畳に座る感覚の延長で、もはや和室を一間も設けずにフローリングの洋室だけの間取りになりつつある現代のお部屋でも、「洋室だけど、床座生活をする」というのはそんなに違和感はないのかもしれません。

とはいえ、やはりこの「洋室で床座生活」は、本来のインテリア的にはイレギュラーな状態です。

欧米のインテリアにはそのような事例はないので、必然的に日本独自の発展を遂げている……というか、「なんとなく」でコーディネートされていることが大多数なんです。

だから、いざそういうお部屋をいい感じに作りたい、と思っても参考にすべききちんとしたノウハウがないので、みなさん困ってしまうのかなと思いました。

「じゃあ、インテリアをちゃんとしたいと思ったら、床座生活は諦めないといけないってコト!?」と思うかもしれません。

もちろんそんなことはありません。

その証拠として、我が家のリビングはソファこそ置いているものの、完全に床座生活とのMixで成り立っています。小さい子供がいて床にコロコロ転がっているので、完全に床を使わない洋風生活は不可能だという事情もあります。(ところで海外の家の小さい子供ってどうやって過ごしているんでしょうね?)

これは片付いている時の様子ですが、普段はこのラグの上に家族みんなでごろごろ転がっています

ということで、今回は床座ができて、居心地よく、なおかつ見た目も素敵なリビングインテリアのために気を付けるポイントを考えてみました。

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