他人の相手は難しい
不特定多数の誰かに読ませるための締め切りのある文章を現在進行形で書いている。
この日記は特に誰に読ませるでもなく自分の記録用という面しかないので何も考えずにすらすら書ける。気張らずにいればすらすら書けるということがわかったので、不真面目なりに1週間はとりあえず続いた。
でもこれが人に見せるということになると、急に本当に難しくなる。しかも締め切りがあるというプレッシャー。すでにちょっと予定より遅れているので、これはさすがに今夜中に形にしなければならない。
テーマもそんなに慣れてるものではないので書いても書いてもまとまらなくて、道のりが長い。長いので小休止としてnoteに逃げている。意味のない文章ならこんなにすらすら言葉になるのになぁ…。
あんまりだらだら書いてる場合でもないんだけど、今日美容院に行った話と、美容師さんとの中身のない会話をするのが本当にとても苦手で苦痛だ、ということについて、ちょっとだけ書く。
接客業特有の当たり障りない質問で相手に合わせて絶妙にトピックを選びながら話しかけてくる感じ、あの感じを出されると別に話したくないのに「せっかく気を遣ってくれるのだから…」って逆に向こうが話しやすい返事をしてしまって、いつのまにか最後は話を聞いちゃったりして、なぜか接客されてたはずなのにこっちがサービスするみたいな会話になって疲れちゃう。
みたいなこと、ないですか。私は油断するといつもそうなる。
だからなるべく話さないように頑なに本を読んだりする。でも今日はたまたま読みたいマンガがあってスマホでマンガの画面を出してしまったばっかりに、「マンガ好きなんですか?」って話しかけられてしまった。しかもカット担当とシャンプー担当2人にまったく同じ質問をされて答える羽目になる。そんなにマンガ好きなわけじゃないのに。ていうか好きなんですか?って好きで読んでるのだから中断させないでおくれよ。その会話よりはそりゃマンガの方が好きだよ。完全に選択ミスだった。
最初のアンケートで「なるべく静かに過ごしたい」に丸をつけた意味はいったいなんだったんだろう。
もちろん彼らもお仕事だから、そういう風にしなきゃいけないことになってるのはわかる。気を遣って話してくれてるのもわかる。でもその気を遣った感じ、がすごく居心地悪くなってしまう。
こういうの、ぜんぜん気にせず楽しくおしゃべりして過ごせる人もいるんだろうな。
会話も、文章も、知らない人間を相手にするのは、やっぱり苦手だ。
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