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小さなキッチンのデザインは、「BARコーナー」を参考にしてみる #27

欧米の豪華なおうち、"BAR"専用のコーナーがあるらしいですよ。これがとっても素敵なので分析してみました。

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(10月はnoteの更新作業が滞っており、大変申し訳ありません……。10月分を連続でお届けします!)


こんにちは、早[SAKI]です。

仕事復帰からだんだんペースが乱れてきてはいましたが、ついに先週の配信分が間に合わず、週1配信が途絶えてしまいました……。ごめんなさい。お待ちいただいていたみなさん、大変失礼しました。

1本目の本日は、遅ればせながらサポートメンバー限定記事です。

今回は、まずは先日いただいたマシュマロにお答えするところから。


ご質問ありがとうございます!

我が家のキッチンはI型のセミクローズドタイプ。オープンキッチンが主流の世の中では逆に珍しいかもしれません。完全にクローズドにすると閉塞感が出そうなので、内窓でゆるくリビングダイニングとつながるデザインにしました。内窓の前にDIYでつくったソファベンチとセットで使えていい感じです。


ダイニングの奥がキッチン(ちょっと前の写真なのでまだソファベンチがない)
キッチンキャビネットはIKEA、水栓はDELTAです

クローズドなキッチンは調理に集中できること、においや多少の雑然さがあまり気にならないことかメリットです。

逆にデメリットは、リビングダイニングエリアにいる人とコミュニケーションを密に取りなから調理をすることは難しいことと、ご質問でもいただいた通り、空調設備をつけていない場合、夏は暑い!

我が家のキッチンは、リビングのエアコンの空気が流れるので完全な空調なしの部屋ほどではないものの、それでも真夏に火を使っているとちょっと気になる暑さになります。

地域や家の構造にもよるとは思いますが、クローズドなキッチンはそれなりに温度管理に気を使った方が快適だろうなとは思います。私もこれは使い始めてからわかったので、数少ない我が家の悩みポイントのひとつです……。

ちなみに、冬の寒さは我が家は全体的に断熱がいいのであまり気になったことはありません。


真夏の暑さをなんとかしたいなーと思っていて、去年の夏に見つけたのが、これ。


サーキュライトという商品です。


本当は天井の電球ソケットのところにつければダウンライト+小さいシーリングファンのように使えるよ、というものなのですが、我が家はちょうどキッチンの手元ライト用のソケットを壁につけていたので、そこに試しにつけてみたら完全にフィット。

本来の使い方とはちょっと違いますが、問題なく使用できています。

風量はけっこう強力で、これをつけながらだとかなり快適に調理ができています。


見た目はまあ、ダサいですが……(笑)

一時期だけのことなので、ここは機能面を優先することにしました。


家の中に専用BARコーナー!?


さて前談はこのくらいにして、本日はこの流れでキッチンと水回りの話。

最近、とある北米のインテリアデザインについての講座を受けているのですが、その中で初めて知ってへ〜〜っとなった概念がありました。

こういう空間、写真で見たことないでしょうか?


私、これはキッチンの一部なんだと思っていたんです。小さめのキッチンの1形態なのかな? って。

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