ドイツ大学院留学準備日記1 (ドイツという選択)
はじめまして。
ドイツ大学院で自然生態系の研究をすべく、準備中の社会人です。
このノートでは、私の大学院留学準備の記録をしていきます。
その中で、英語の勉強法、英語試験の特徴、大学院プログラムの探し方…。
読んだ方が、少しでも情報を得ることができれば、嬉しい限りです。
【ドイツ大学院を目指したきっかけ】
留学といえば、アメリカ、オーストラリア、カナダなどに次いで、ドイツは人気国の1つではないでしょうか。
特に理系大学院志望者においては、ドイツはかなり魅力的だと勝手に思っています。その理由は以下に挙げられます。
①学費が他国に比べて桁違いに安い
ドイツはほとんどが公立の大学で、授業料は無料のところが多いです。(州の法律によって、非EU国民は授業料がかかる場合もありますが…。)
2025年現在はまだ学費が安価に抑えられる大学は多くあります。
②英語要件が低い
出願には、英語試験の点数を課せられるのがほとんどです。アメリカの大学院では場所によりけりですが、大体TOEFL iBT80-90前後からでしょうか…?
出願する分野で異なりますが、ドイツはB2レベルでTOEFL iBT72から受け付けているところもあります。
研究や仕事と両立しながら留学を目指しやすい国だと思います。
➂研究所の充実と他国との関係
私の目指す、生態学分野では修士学生から研究所のインターンシップに参加ができます。インターンシップも国外で行うチャンスもあるので、国際性を高めるのによい選択肢だと思います。
④物価が他の国と比べて、暮らせない程度ではない
現在様々な経済問題があり、エネルギーの価格は高騰しています。
(これはどこの国でも同様の状況だとは思いますが…。)
しかし、他国の物価高と比較すると、ドイツはまだ暮らしやすい方だと思います。外食をさけ、質素に生活すれば何とかやっていけるのではないかと思います。
とまあ、こんな感じで非常に消極的な選択ではありますが、
ドイツは教育機関のレベル、研究機関とのつながり、経済面も加味すると、大学院留学という点ではかなり良い条件だと思います。
そんなこんなで、大学3年次から現在に至るまで、ドイツ留学を視野に入れ、準備をしています。
次回は、学部時代のGPA、奨学金、研究活動などが、留学(進学)にどのように影響するかを記載していきます。
※この記事は、あくまで筆者の体験談であり、すべての事例に当てはまるわけではありません。実際の生活状況、教育機関に関しては同じ国でも地区ごとに異なることは、ご了承ください。
筆者紹介
東京都在住23歳 教育機関勤務
学部時代の専攻分野 生物学・生態学・微生物生態学
学部時代は大学の特待生制度で授業料減額措置を受ける。
家族と奨学金の支えもあり何とか卒業。
大学3年次に大学院進学を志すが留学の夢を諦められず(お金の面もあり)、同大学の院を辞退。
現在は留学費用を稼ぎつつ、2025年冬学期の進学準備を進める。
目標は研究者、技術者になって、途上国の緑化と農地開発に尽力すること。