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投資家になって思うこと。〜経営者時代との比較と現在の自由なライフスタイル〜
投資家になって変わったこと
広告代理店で働いていた頃や、WEBマーケティングの会社を経営していた頃と比べて、今の僕は大きくライフスタイルが変わった。僕は今、投資家として生きている。
現在のライフスタイルの中で、明確に感じるのは以下の点だ。
時間が圧倒的にある
確定申告などの煩雑な業務から解放される
集客や営業をしなくてもいい
圧倒的に儲かる
人間関係の煩わしさがない
客に頭を下げる必要がない
接待をしなくていい
情報収集にもっと時間を割ける
これらの変化がもたらしたものは、単なる労働の軽減ではなく、「真の自由」とも言える生き方の獲得だ。
経営者時代の面白さと負担
広告代理店やWEBマーケティングの仕事は、それ自体は面白かった。常に新しい案件に取り組み、違うクライアントの要望に応えながら、試行錯誤する日々。多くの人と出会い、交渉し、新しいビジネスチャンスを見出すことは、スリリングで刺激的だった。
しかし、それと同時に、経営者としての負担も決して小さくなかった。特に以下の点が、今振り返ると大きなストレス要因になっていた。
人間関係の管理
社員やスタッフとの関係
クライアントとの関係
取引先やパートナー企業との交渉
パワハラ・モラハラ・セクハラ問題への対応
営業と集客のプレッシャー
企業としての売上を維持するための営業活動
競争の激しい業界でのマーケティング戦略
予算やコスト管理の難しさ
社長としての責任
法律やコンプライアンスの遵守
会社全体の経営方針を決定する重圧
社員の生活を背負う責任感
これらの要素は、会社経営を続けるうえで避けられないものであったが、時には「面倒だな」と感じることも多々あった。
会社経営のリスクと今の選択
仮に今、「また会社を経営したいか?」と問われれば、答えは「NO」だ。確かに、ビジネスを成長させることはやりがいのあることだった。しかし、今の時代の会社経営は、過去以上にリスクが高まっていると感じる。
例えば、フジテレビの港社長のような極端な例はあるが、どの会社であっても人間関係の問題は避けられない。社長であれば、それらの問題を放置するわけにはいかず、何らかの対処をしなければならない。
また、経営者である以上、クライアントとの関係維持も求められる。正月の賀詞交歓会への出席、定期的な接待、ゴルフや麻雀などの付き合い。これらは確かに楽しい部分もあるが、面倒に感じることも少なくなかった。
このような現実を考えたとき、今の投資家としての生活の方が、はるかに自由でストレスがないと実感する。
投資家としてのライフスタイル
投資家になって、僕は本当の意味での自由を手に入れた。
一人の時間を大切にできる
好きな時間に起き、好きな時間に寝る
クリエイティブな活動に没頭できる
旅行や趣味を気ままに楽しめる
好きなことだけを選んでやれる
たとえば、ミュージックビデオを制作したり、小説を書いたり、対談をしたり、株式投資をしたり、スノーボードをやってみたり、気が向いたら旅行に出かけたり。これこそが、自分にとって理想的なライフスタイルなのだ。
『やりたいときに、やりたいことをする』
これが、僕の求めていた生き方であり、今まさにそれを実現できている。
仕事と人生のバランス
経営者として働いていた頃の経験も決して無駄ではない。むしろ、その時期があったからこそ、今の自由をより深く味わえるのだと思う。
会社員や経営者をやっていた頃は、たしかに忙しかったが、それが自分にとっての「学びの時間」でもあった。ビジネスの仕組みを理解し、投資に活かせる知識を蓄積するための大切な期間だったのだ。
だが、今後の人生をどう生きるかを考えたとき、やはり僕は「自由」を最優先したい。
最後に
投資家という道を選んだことで、僕はより多くの時間を手に入れ、より自由な生活を送れるようになった。経営者時代の経験も活かしながら、これからも好きなことを追求し続けていきたい。
人生において何を優先するかは人それぞれだが、僕にとっては「自分の時間をどう使うか」が最も大事なテーマである。
これからも、自分のやりたいことをやり続け、人生を最大限に楽しんでいくつもりだ。