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あたたかい歌声と瑞々しいフルートの音色で心が満ち満ちるアルバム『Burt Bacharach Songbook』

”読書しながらでも聴けるような冬のプレイリスト”をコソコソと趣味で作っていて、その中に混ぜ込めそうなHubert Laws(Fl.)のちょうどいい曲はないかな〜?とApple Musicで探していたところ、
リーダーアルバムではなく参加作品コーナーにて素敵なアルバムを見つけてしまいましたぁ!

それは⋯『Burt Bacharach Songbook』!
バート・バカラックといえば、Carpentersの『Close to You』とか、、とか、、、あとなんだっけ、、、、!(全く出てこなくて悔しい)
とにかく良い曲をたくさん生み出している人だということは知ってる!…というくらいの認識でしたが、そこにHubert Lawsのフルートが入るなんて、それはもう最高な作品に間違いないですよ…と聴く前から確信。
このアルバムの最後にも収録されている『I Say a Little Prayer』はAretha Franklinのバージョンを延々とリピートして聴いてたことがあったんだけど、これもバートバカラックの曲だったのね。好きなアーティストによるカバーが聴けるのは嬉しい!

ボーカルのCarol Duvocはアルバム『Smile』だけApple Musicプレイリストに入っていて、いつの間にか過去の私が出会っていたようです。どの曲で見つけたのかは覚えていなくて⋯そちらもまた聴いてみよう。
温かみと優しさがあって、とても心地のよい歌声です。わたくし、圧があり過ぎない歌が好きなんです。

はい、
『Burt Bacharach Songbook』を全曲聴いてみると、あーこれ聴いたことある!という曲がちらほら。2曲目の『Raindrops Keep Falling On My Head』はなにかのCMで使われていたかな?
知っている曲も初めて聴く曲も、耳に心にスーッと入ってくるメロディで、どれもこれも"名曲"だということがわかる…!
全体的にJazzやBossaなアコースティックアレンジで、最初から最後まで心地良く幸せな気持ちで聴き続けられます。
ヒューバートロウズのフルートも、間奏のアドリブだけじゃなく歌の裏でもほぼほぼ吹き続けていて(それでいて歌を邪魔せずお互いを引き立て合っている…そこに痺れる憧れる!)たいへん贅沢です。耳が幸せ!

ちなみにフルーティストとしてはこのレベルに到達することが理想なんですが…ここを目指したい割に努力が全然足りてないという自覚もあり、自分に対しては落胆しがちなわけです。
でもまぁ焦ってもしょうがないし、結果を急がず、寄り道したり休憩したりしながらでも少しずつ近づいていければいいな~くらいに思いながら、今後も地道に気の向くままに練習していこうと思いますよん。

冒頭に書いておいて言及するのを忘れかけましたが、
”読書しながらでも聴けるような冬のプレイリスト”のための選曲は
前半の雰囲気が良くても後半ですごく盛り上がるパターンの曲だと少しうるさく感じてしまったり、プレイリストの流れとしてある程度統一感は欲しいもののあまりに同じような曲が続きすぎても逆に気になってしまったり、意外にも気にするべきことが多くてなかなか難しいのです。(色々試行錯誤するのが奥深くて楽しい)
しばらく聴き流しながら過ごしてみたりもして、なんとなくいい感じにまとまりつつあります。このアルバムからも一曲採用しました!
いつか公開プレイリストにしてみようかな⋯?

ではでは、ひとまずはこちらのアルバムを
バカラック好きの方はもちろん、ジャズフルートが気になる方、日の当たるカフェでのんびりお茶してるような気分を味わいたい方などなど、ぜひ聴いてみてくださいね~!


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