
金玉が降りない
遡ること1年ほど前、息子の1ヶ月検診の時に先生から言われた
「あ〜 これ、お母さん気づきました?」
「はい?」
「これ金玉がね、片方降りきってないんですよ。
(モミモミ)
ほら、袋が左右非対称でしょ?見た目で気づきませんでした?」
「(いや、気づかねーけど。笑)
いや、全然分かんなかったですね…。」
というような会話をした。
いやだって、男の子の赤ちゃんの裸を見る機会なんて今までなかったし、私も女だし、金玉の袋の形なんて知らないでしょ、と思って、なんやかんやと話は進み、気づけば大きな病院への紹介状を持たされて、早く行って見てもらって下さい、と言われてしまった。とりあえず真面目にすぐに予約をとった。
が、自分でも驚くほど別に深刻に考えてなくて、その証拠として言われた病名もちゃんと覚えてなかったし、診察までにググることもしなかった。金玉が片方微妙に降りてないだけだし、大したことないだろうと。
で、初めての診察。
めっちゃ優しい、いいオーラが出てる気がするおじさんの先生に診てもらう。ちなみにこの人はいつもビルケンの皮のサンダルを履いていて、それを見るたび「うちの夫も持ってるよ!いいよね!」と言いたくなる。
で、診察。
金玉をモミモミして、「うーん。袋には入ってるんだけどねぇ、降りきってないねぇ。」
と、1歳児検診の時と同じことを言われ、3ヶ月後にまた診ますので来てください、と言われた。え、それだけ?
そして3ヶ月後。
「うーん。降りてきてないねえ。まぁでも上がってもないし。また3ヶ月後に。」
さらに3ヶ月後。
「うーん。降りてきてないねえ。まぁ(—以下同)」
と、毎回タイムループしてんのか?と思うくらい同じことを3ヶ月ごとに言われてきた。
で、1年と3ヶ月が経った今日、とうとう超音波検査で詳しく調べた。
結果、右の精巣(金玉)の方がちょっと小さいけど、別に許容範囲内。
相変わらず降りてきてないけど、そこまで酷くないから、手術もしないでよさそう。
そして言われる。
「じゃあ次は6か月後に。」
やったー!タイプループ脱却!
ちなみに息子はちょっと前に食中毒にかかって同じ病院の救急でベッドに寝かされ点滴を打たれ(=ぶっとい注射を打たれた)泣き叫んだ経験から、超音波検査でベッドに寝かされるときも部屋が割れるんじゃないかと言うくらい泣いていた。かわいそうに。しかも実際ちょっと気持ち悪いやろうしな。(ジェルを何度も塗り塗りされるという)
泣き疲れたのか、帰りの自転車(5分くらい)でそっこー寝落ちしてた。
可愛かった。
家に帰って、一緒に2時間昼寝した。

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