「ほいくえん、いきたくない」
月曜日。子供と過ごす120%の週末を乗り越えて、よし今日はこれやって、あれやって…と考えていたところで娘に言われた
「ほいくえんいきたくない」
ど….どうして行きたくないの?なにか嫌なことがあるの?と聞きながら、あ〜〜これ、この返答、育児本に載ってたNG返答そのまんまや!やっちまった!私の馬鹿野郎!なんて考えていた。ちなみに正解は「行きたくないんだね。いつも頑張ってるもんね。」だ。「だってほいくえんやだから」と答えになってない答えをもらい、おくらばせながらOK返答である(はずの)「行きたくないんだね。いつも頑張ってるもんね。」を投入してみる。育児本の漫画では、ここで子供の顔がパーっと明るくなって「うん!あとね、靴が痛いの…><」「そうか、足が大きくなってるんだね。週末に新しい靴を買いに行こうね!^_^」「うん!」と晴れて保育園に行きましためでたしめでたしなエンディングなのだが、もちろんそんな風にはならず。娘、ずっと押し黙っている。なんかクラスの乱暴な男の子がなにかやってくるらしい。その子は大体全員に何かやってるから、特に驚きはないんだが。まぁそれはともかく。
「ほいくえん、なんでいかなきゃいけないんだよお〜!」と悲痛の叫びを上げている娘に、さてどうしようかなと思う。ほいくえんいきたくない、は実はしょっちゅう言われる。でもなんか今日はすごく真剣に行きたくない感じがした。幸い私は気軽なフリーランスで、やることはあるがまぁ正直どうにでもなる。5分くらい迷ったが、腹を括る。
「…わかった。今日は保育園行かなくていいよ。」
娘の顔が緩んだ。急にごきげんになった。
下の1歳の息子も同じ保育園なので一緒に休ませる。大丈夫か自分。なんとかできるのか。
結果、なんとかなった。ベーグルを作り(家族全員ベーグル好き)、お絵描きに熱中し、折り紙をし、お昼はマルタイラーメンを作り極度の偏食の娘に「今日のごはんさいこう!」と言われ、午後は大きなプールをベランダに出して3人で入り、その後はもののけ姫を観た。娘はサンが好きらしい。理由を聞くと「“にんげんなんてだいっきらいだ!“っていっててさ、いつもいやだ!いやだ!っていってる娘ちゃんといっしょだから!」と嬉しそうに言っていた。面白いな。そこに共感するのか。
風呂に入る前、風呂に入ると今日が終わるとわかっているから中々入ってくれなかった。明日保育園行きたくない、と、予想通りのことも言っていた。「だいだいだいだいだっきらいなんだよほいくえん!」と。いつもあんなに楽しそうにしてるのに、やっぱりどこかさみしいのかな。楽しくしてても、やっぱり結構頑張ってるんだろうな。とりあえず明日になって対応しよう。今日は、大変だったけど、思ったより大丈夫だったし、何より娘が満足してたから良かった。
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