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ココロ旅中...ハプニング続出

ずいぶん前、性格診断テストなるものをIG上で流行っていたのでやってみた。実感として、家族や友人を巻き込んで、これは、8割くらいは当たるんじゃない?!という判定が、周囲から得られた。リクルートがつくっているその性格診断テストでは、性格免許証なるものが発行される。

そこには、思考力が弱い、といった意味の言葉が並んでいて、自分ではあまり自覚がなかっただけに、その後、そのことを意識して生活していってみると、改めて、あと先考えず感覚で生きているという癖。があることを再発見することができて、面白かった。

がんになり、張り切った感じで闘病がスタートし、食事に気をつけ、運動を毎日し、治療に専念する。

完ぺきじゃない?!

って思ってきたけれど、がん患者という実感が深まるにつれ、心の中に、得体の知れない恐怖が膨らんできて、さいしょからは想像もしていなかった精神状態へ突入しつつあった。

病理の結果、ホルモン依存性乳がんということが、改めて判り、生理を完全に止める治療が始まろうとしていた。(主治医は、たしか、放射線治療が終わり、しばらくカラダを休める期間をとってから、このホルモン療法の注射を始めましょう!と言っていたと思う。が、わたしは、診察当日、治療が始まる気まんまんで今日はやってきたので、注射してもらってかまわないと主治医に伝える。がん細胞を一刻も早く弱らせたい一心で。)

主治医は、わたしの意向に沿う形で、だまって下腹部に大きな注射を打った。

おなかに大きなぶよぶよしたやわらかいシコリが残り、私は今から自分に起こる変化に過剰に敏感になっていた。

ホルモン療法 副作用

と、PCで検索すると、副作用で苦しむたくさんのBlogへと簡単に飛べる時代。便利だからこそ、恐怖はふくらみ、ちょっとした変化に過敏になってゆく。

わたしのカラダ。わたしのココロ。耐えられるかな?! 乗り越えられるかな?!

こわいくらいなら、走れーー!
とばかりに、わたしは、ココロのストレスをカラダを動かすことで解消しようと努める。

ところが、1ヶ月経たないくらいのタイミングで
朝、腰が痛むように。
痛みは、日中続くようになり、わたしの脳裏に、
骨転移の2文字が浮かんでは、消える。。

わたしは、アタマが真っ白になり、すぐに病院へ予約を入れた。

数日後、大学病院は、あいにくのひどい混雑。なかなか順番がすすまない。いてもたってもいられないモヤモヤした気分。パニック寸前。

2時間ほどしてようやく診察室に入り、状況を伝えると、安心できる言葉がもらえるどころか、主治医から「骨シンチ、受けてみますか?!」
とのコメント。いつもなら、明るい先生の顔が、今日は、曇ったような暗い表情。

わたしの思考は冷たくフリーズするしかなかった....。

2週間先にしか予約が入れられず、2週間後に再度、骨シンチを受けることに。

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