私とでんぱ組 衝撃編
楽しく変わらず在宅ででんぱ組を追っていた私。
あのツアーのあの曲!あの曲のあの子のあの表情!
思い立ったらすぐディスクを取り出し再生できるほど全て頭に入っている。1人DJ、VJだ。
私の宝物はたくさんあるCDとたくさんあるLIVEDVDだ。
サブスクはとっても便利だけど、どうしても円盤が欲しい。
機械オンチの私は携帯を機種変更したら同じように曲を再生できる自信がない。
曲は宝なので宝は手元に形として置いておきたい
。
本も同じだ。何度も紙で読み返したい。
息子もでんぱ組が生活の一部としてごく自然に受け入れている毎日。
幸せだ…。
でも突然幸せに異変がおきる。
夢眠ねむ卒業
絶望した。
息子に誰が好きなのー?と聞かれると小っ恥ずかしくて、みんな好きだよ(これもホント)と答えていたが
私はねむきゅん推しなのだ。
ねむきゅんがいなくなってしまう
1度もあの優しい歌声も聞かぬまま
1度も愛のあるお叱りも受けぬまま
1度も遠くからすらも見れないまま
家から応援していた私の事なんて知る由もないまま
グループから卒業してしまう
でも私は卒業LIVEも行けなかった。
幼い息子を連れて遠征する勇気も気力もお金もなかった。
置いていくのも圧倒的マザコン故に出来なかった。
推しは推せるときに推せ
本当にそうだと思った。
いつも変わらず笑顔の彼女達も彼女達の人生がある。
私も変わっていくように、彼女達も変わっていく。
私が生きている間、変わらずずっとアイドルであり続ける訳が無いし、永遠なんてないんだ。
ねむきゅんの卒業公演のLIVEDVDは購入後もなかなか見れなかった。
受け入れられなかった。
でもねむきゅんがいない曲が発売されるし、ツアーもはじまる。
ねむきゅんがいなくても私にはでんぱが必要なので変わらずCDを買い、曲を楽しむ。
いのちのよろこび
姿も衝撃的だったが、歌詞がやたらといい
今では当たり前のような
お肉を炙ったら美味しいこと
バナナが甘いこと
何でもないようなことの積み重ねで幸せができている
そんなことに改めて気付かされた。
私はねむきゅんの卒業も受け入れ、変わらずでんぱ組を応援しようと決めた。