白血病患者の両足全人工股関節置換術2日目🌱
ついに限界が……
昨日の記事を読んで下さった方はなんとなく分かりますでしょうか…?
食事調整法で逃れようとしていたものの、ついにトイレに行きたくなってしまいました。
それも、1回目のリハビリ前の午前中に!!!
やべー……トイレに行きてぇ……でも昨日の段階でトイレの前までは行ったけど、トイレの動作は出来てない……焦りだすと余計にお腹も反応してよく動き出すもんで、うわぁまじか。と思いつつ、丁度看護師さんがいるタイミングで『すみません…トイレに…行きたいです』とお願いをして、車椅子でトイレに運んで貰いました🙏
この車椅子に移る動作もまた、腕の力が要るもんで肩が壊死していなければもう少し痛みもなく力を入れられるのに…とステロイドの副反応を恨むばかりです🫠
とはいえ!
お腹は少しスッキリして術後2日目スタートです!
鬼のリハビリ3連チャン、そして早まった決断
今日はリハビリが3回ありました😇
昨日は『無理して術創の痛みが増長してもダメなんでね🤗』なんて優しい言葉をかけて下さった理学療法士さんが『おっ、いけてますね!おっ、大丈夫そうですね!!おっ、良いですねー!!!』なんて褒めてくれるものだから、『あ、そうっすか?あ、まじっすか?✨え、私いけてますか?✨✨』なんて褒められて伸びるタイプの私は調子に乗り、まんまとトイレ動作を褒められるがままにこなし、『尿道カテーテル抜いちゃいましょうか!その方が動きやすいですし、歩いてトイレに行くのもリハビリにもなりますし!』といわれ、めちゃくちゃ内心迷ったものの私自身のカテーテル卒業したかった気持ちも相まって、『はい!抜きます!頑張ります!』と答えてしまいました。
(それが地獄の始まりとも知らずに……w)
まだやめときゃ良かったと後悔する……
タイトル通りです。w
まだやめときゃ良かった……。
なんでって、私自身がすぐ動けない身体で看護師さんだって他の患者さんもいて忙しいわけです。そんな中、トイレに行くために看護師さんを呼び(いつもすぐ来てくれるとは限らないのに)、まだ力の入らない足を支えて貰いながらベッドから下ろしてもらい、靴をはかせてもらい、立ち上がりを介助してもらって、歩いて、ドアを開けてもらい……それから……
もう、やって貰うことを挙げだしたらキリがないぐらい多くの動作をお願いすることになるわけです。大ならまだいい。なぜなら私は便秘だから。小は回数が増える!そしてまだ痛い足を引きずりながらトイレに行く度に私もめちゃくちゃ疲れる!まじであと1日遅らせれば良かった……やってしまった……と、後悔してますw
1回目の午前のリハビリの途中で看護師さんに尿道カテーテルを抜いて貰い、身軽になったことを喜びつつ理学療法士さんに筋肉をほぐしてもらいながら談笑して、ご飯を食べて、すやぁ……😴っと眠ったまでは良かったです。
最悪なのは目覚めた時。なんとなぁく『あートイレ行きたいなぁ、でも、カテーテル入ってっから大丈夫、だいじょーぶ🤗焦る必要ないなーい🤗』と寝ぼけた頭で眠気を優先していたら、額に汗をかいてくるのを感じ、『あれ……私、寝てて良いんやっけ……。あれ?私、カテーテル抜いて貰ったんじゃなかったっけ……?いや、抜いたよね!!!やべぇ、私はいまトイレにすぐ行ける状態じゃないんやった!』と寝起きのフワフワした頭と身体をぶっ叩き起こして即ナースコールを押し、出来る限りの万全の準備をして看護師さんを待ちました。w
ここからはもう、最速で立ち上がり、いま出来る限りの全速疾走。と言っても足取りは亀なみに遅いんですが。気持ちだけは全力で走りました。w
しかもそれが2回目のリハビリの直前だったら余計にです。『やべぇ、理学療法士さんが来ちゃう。急がなければ…患者は私だけじゃないんだ…みんな忙しいんだ……』という焦りだけは一人前にありましたw
それならば早めに行動するか、調子に乗って無理な決断するなよって話しなんですけど本当に。w
トイレから戻るところで理学療法士さんと鉢合わせ、『あっトイレ行けましたか?✨』という質問に心臓バクバクで精一杯の強がり笑顔をみせ『はい😂!✨』と応えつつも頭の中で『じゃあもう1回歩きましょうか!』って言われたらどうしよう…さすがにもう1回歩くのはきつい……と思っていたら『じゃあちょっと2回目はほぐしましょうね😇』と言って頂き、『えー😂この人超優しい、天使じゃぁん👼』とか思っていました。次の言葉を聞くまでは……。
今日は3回リハビリしましょうね🤗
『うちの病院、入院と外来で療法士が変わるんですよ。外来担当の人が今日いるので、今日は3回リハビリしましょうね🤗』
…………………なんやて………………
午前のリハビリとつい今さっきで、もう既に2回もトイレまで歩いたのに、まだ歩くんか………
私まだ術後2日目やぞ……………鬼かっ!!!!!
……おにぃぃいいいいい!
とか言う勇気は実際は持ち合わせていないので『……はぁい😂』と応えましたw
満身創痍の3回目
もうね、既にね、疲れ果ててますよ。w
夕方、本日3回目のリハビリ。
筋肉をほぐしてもらい、可動域を広げてもらうところから、立ち上がってもう1つ遠い方のトイレの手前まで歩き(5mぐらいかな?)、Uターンして帰り、座って、ベッドになんとか這い上がり、また筋肉をほぐして頂く……
初めましての外来担当の療法士さんも丁寧で優しくてとても良い方でした😌
しかも同い年!!!世話する人間と世話される人間が同い年。正直言うとちょっとメンタルにこたえるものがあります。19歳で白血病になったころは周りは看護師さんも年上ばかりでしたが、私も今は28歳。そうなれば年下や同い年の看護師さんや療法士さんもいるわな……と自分に言い聞かせました。こういう地味なメンタルパンチは出来たら避けたいけれど、そうもいかないのが病人のさがです。
『これは何歳になったら割り切れるようになるんやろか……』そう思いながら談笑しつつ、ほぐしてもらってると何かを悟られたのか『あんまり若い人はつけないようにしますね』と。そんな話はしてなかったのに心を読まれたのか?!とちょっと焦り『え、いや、大丈夫ですよ😅』と応えましたが、『いやぁ…任せて下さい☺️』と言って下さり……『あー、このホスピタリティには本当に頭が下がるなぁ』と思いました😌
沢山の患者さんと接してこられてるから、何か感じ取られたのかもしれません。看護師さんや理学療法士さんの人間関係を観察しながら、私もきっちり観察されているんやなぁと思いました。
だからってわけではないですが、いつ見られても、いつ聞かれても、美しく楽しい言葉や態度を心がけようとより一層の思った今日この頃です☺️
と、今日はこんな感じの1日でしたっ!
動く心と動かない身体はなんと相性の悪いことか。でも、だからこそ私には出来ることがきっとあるはず、と信じて明日も頑張ります💪
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございましたっ!皆さん良い夢を✨
また明日、更新出来たら更新します☺️
おやすみなさーい!
髙道屋 沙姫
白血病の私はコロナや特発性大腿骨頭壊死症などで働くことが難しいのが現状です。頂いたサポートは医療費や生活費として大事に使わせて頂きます。私の経験がお役にたてば、応援して頂けると幸いです😌