2.わかりやすい鑑定文の基本のキ「質問の答えは最初に述べる」
占い師でライターの沙木貴咲です。
この「2」は「1」の続きになります。
(まだ読んでいない方は「1.メール鑑定は「手紙を書くイメージ」で書く」を読んでいただければ幸いです)
占い鑑定をご依頼される方は不安や迷いを抱えていて、不安の度合いは鑑定料が高額になるほど高まります。
無料鑑定やワンコイン鑑定には「なんとなく」「試しに占ってみた」という方が集まりますが、相応の鑑定料をいただく場合は相応に悩んでいる方がいらっしゃいます。
(とあるメディアの占い記事の監修をするお仕事をした時(監修=別のライターさんが執筆した記事の確認)、「ショッピングのついでに占う」という文章があったんですが、「横浜や沖縄など、占いが有名な観光地でもない限り、何かのついでに占うなんて殆どないよなぁ」と指摘させていただいた次第です。。。(^-^; )
なので、占い師としては、自分のお客さんはメンタルが弱っている状態にあると、まず把握しておくことが大事です。
またそれを踏まえて、心許ない状態でも読みやすい鑑定文を書くことを心がけます。
質問に対する答えを最初に述べる
たとえば。ご相談者さんが、悩みの経緯を紆余曲折語ったあと「元彼と復縁できるかどうか知りたいです」と質問したとします。
それに対する鑑定文としては、最初に「復縁できるorできない」を書きます。
……当たり前じゃない、と呆れた方もいるかもしれませんが、そういう占い師さんは鑑定文の冒頭でご相談者さんの心はしっかりつかんでいるはずです。
聞かれたことに答えるのが当たり前ではあるんですが、でも意外や意外。これができていないケースが多いんです。
ベテラン占い師さんでもできていない方が結構いらっしゃいます。
書き出しがいきなり「あなたは〇〇な性格で~」と推明(命占)的な分析を始めたり、「あなたと元彼は~」と相性を書いたりする方がいるのですが、元彼と復縁できるかどうかを知りたいと聞かれたなら、その答えをまず述べるようにしましょう。
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