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メール鑑定を始める前に

こんにちは。沙木貴咲です。
私を何となくご存じの方も、まったく知らない方もどうぞよろしくお願いします!
(こちらの記事は無料でどなたでも読めるようになっています。記事の最下部に「ここから有料」というアナウンスが入りますが、それ以上は何も書いてありませんので、ご購入されませんようお願いいたします)

私はココナラやSTORESでメール鑑定をしていますが、ananさんやぎゅってwebさんなどwebメディアで占い記事を書いたりもしています。
「占い師」より「ライター」というイメージをお持ちの方がいるかもしれません。

確かに、私の活動の半分はライティングで鑑定ではないんですね。
鑑定実績だけで言うと、ウン万件とかお客様を見ている先生がゴマンといらっしゃいます。

でも、私は占いを必要とする方の傾向やバックグラウンドをかなり詳しく分析できている自負があります。
それは、私が占い師やライターだけでなく、「占いをどう商品化してお客様に届けるか?」という仕事も長年してきたからです。
2017年末まで10数年、占いアプリや占いに関するサービスを制作する企業に勤めていたんです。

そして、会社員時代は占いのサービスを制作するために、「商品を必要とするユーザー様を知る」をまず知っておかなければなりませんでした。
そういった感覚の積み重ねが“沙木貴咲のメール鑑定”の土台を作っているんですね。

自分になかで自然と培われた「占いのお客さまが求めているのはこういうことだよね」という感覚が、今、メール鑑定を依頼くださるご相談者さまとの間にラポール(調和した関係・心が通い合う関係)を作り出しています。

独立して占い師として活動を始めたとき、意外とそれができていない占い師さんがいるんだなと感じたんです。

ちなみに…私は占い師ではありますが、悩み相談のほとんどは心理学や科学で解決すると思っています。
でも、そうした学問がどれだけ進化しても占いは絶対に必要なんです。

心理学といえばメンタリストDaiGoさんがいらっしゃいますが、コロナ禍中の質疑応答動画で印象的なやり取りがありました。
高校生の息子を持つお母さんからの質問があったんです。

「全寮制の高校に進学させた息子がコロナ休校で家に帰ってきましたが、私と顔を合わせようとしません。昼間は部屋から出てこなくなったので大丈夫なのか心配です」と。

一言一句その通りではないですが、そんな内容でした。DaiGoさんは「勉強さえしていれば大丈夫じゃないですか? 思春期だし。男の子であれば普通です」とお返事されていました。

確かに、思春期の息子を持つ母親の悩みとしては“あるある”ですよね。

でも、そのやり取りを聞いて私は「お母さんが聞きたい『大丈夫』はそこじゃない」と思ったんです。
息子が勉強しているかどうかを心配したんじゃない。お母さんは息子を15~16歳という幼い年齢から全寮制の高校に入れたことが大丈夫だったのか?と不安に思っていたんだろうと。

さらに言うと、悩みの本質は息子を全寮制の高校に入学させたことへの後悔でもありません。お母さんが本当に解決したいのは「息子が私と顔を合わせたがらなくて寂しい」です。

解決したいというより、「共感してほしい」「元気づけてほしい」という感覚が正しいでしょう。
おそらく、お母さん自身も、自分の本音がそこにあるとは気づいていなかったと思います。

…これが、どんなに心理学や科学が進化しても占いが必要な理由です。
お母さんの心理が汲めなかったDaiGoさんがどうこうではなく、そのお母さんがヘルプを出すべきは占い師でメンタリストではなかった、マッチングがズレていたというだけです。

もし、このお母さんから占い鑑定を頼まれたら、私はタロットで息子さんの気持ちを読み、占星術と数秘で息子さんの性格を見た上で現在の運勢から心理状況を読みます。

「今、息子さんはこんな気持ちで、今こういう運勢がめぐっているから、親と距離をおきたくなっている。だからお母さんとしてはこんな態度で接するといい」

そう伝えれば、お母さんはたとえその後も息子さんと顔を合わせなくても、そこまで不安にはならないでしょう。息子にどういう態度を取ればいいかわかるだけで気持ちはかなりラクになるはずです。

占い鑑定を依頼するお客様の心理はとても複雑で、このお母さんのように、本人自身も悩みの本質が把握できていないケースは少なくありません。

メール鑑定でもっとも大切なのは鑑定そのものではなく、ご相談者さんの声をどこまで拾えるかです。

霊視ができる方なら、文字数が少ない相談文でも色々と感じ取るかもしれませんが、私のように占術で鑑定する人は「できるだけ詳しくお悩みを教えてください。長くなっても構いません」とお伝えすることが大事です。

このマガジンでは、メール鑑定において大事なアレコレをまとめていきます。
一生懸命鑑定するのにうまくいかない、メール鑑定をやりたいけれどどうすればいいかわからない、という方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

沙木貴咲

※こちらは全文すべて無料公開しておりますので、↓以下に文章はありません。ご購入されませんようお気をつけてください。


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