見出し画像

ピュアな心で感性を磨く



電車の長いシートは7人掛け。
既に端に1人、反対の端に2人組が
座っていたので、ホームで先頭に
並んでいた私は
矢印の場所に座りました。

⬛︎ ⬛︎ ⬜︎ ⬜︎ 🟥 ⬜︎ ⬛︎
      ⇧ココ

早めに仕事をあがっていたので
ちょうど学生の帰宅時間。
一駅進んだところで
男子高校生3人組が乗車。

自分が1つ隣にずれたら
「すいません、ありがとうございます。」
と爽やかに、しかも3人とも言ってくれて
(素敵な子たちだなぁ。
でっかい荷物すげぇ重そうだなぁ。)
と思っていたら。


どうやら彼らは受験生。
しかも今は中間試験期間。
華のセブンティーンは悩みも多い様子。

そうしたらなぜか会話の話題はサザンに。

A : 桑田ってカッケェよな。
     真夏の果実好きなんだよ。
     なんか好きな曲ある?

B : 奇跡の地球とかいいよな。
     お前は?

C : おれ福山派なんだよね。

あまり聞き耳を立てては
いけないと思いながら、
ちょっと気になったので
その2曲をYouTubeで視聴。
(おすすめされた曲や
気になったBGMは
必ず1回はフルで聴くタイプです。)

どちらとも90年代の曲。
令和の高校生がいつどこで
この曲に出会ったのだろうか。
私が母の影響でユーミンの曲
ほとんど歌えるみたいな感じかな。
Cの彼は福山雅治のなんの曲が
好きなのだろう。

ぜひそれも聴いてみたかったけど
この話題はそこまでは進まず、
3人組は私の目的地よりも手前で下車。


四六時中も好きと言って
夢の中へ連れて行って


砂に書いた名前消して
波はどこへ帰るのか


めまいがしそうな真夏の果実は
今でも心に咲いている



少年たち、なかなか好みが渋い。
しかも乗っていた電車が走っている
ここは海なし県。
砂に名前を書く経験をしに行くには
なかなかの距離である。

大人になるってけっこう楽しいよと
言ってあげたいのに
世の中の状況が良くないのが悲しいけど、
その素敵な感性を忘れずに
いつかあなたの大切な人と
茅ヶ崎に行ってね。

桑田と福山の良さがわかる
君たちもかっこいいぞ!
お姉さんは応援しています。
がんばれ。

いいなと思ったら応援しよう!