今後せんとすること
先月、西嶋咲紀個人企画 酔ひどれ船 企み事其之弐『エゴ/エバ』の関係者との精算会を終え、今度こそみんなとしばしのお別れ。
今後やってみたいことや今取り組んでいることについてのやりとりをたくさんして、楽しかった(*´꒳`*)
実は同じ場所で7月に顔合わせしたのだけど。
この6人で始まった今回の企みが、精算会来てくれた方々だけでなく多くのスタッフ陣、そしてお客さまに支えてもらって終えられたこと。
そして、その「輪」によってできたご縁を今回の公演を通して少しでも広げられたことが、本当に幸せなことだなぁと、思っています。
そんな「終わったんだなぁ」感を感じる間もなく、助成金の実績報告を完了し、先日アーツカウンシル東京にも伺って面談も済ませました。
提出書類の審査が即終わったので。笑
たくさん振り返りのお話する時間をいただけて。
人に自分の脳内で考えていることを言語化して話すって難しいし苦手だけど、拙いながらもご質問いただきながらつらつら話すうち、だんだん明確になるものもあって。
中長期的なビジョンを話したら新たな人とのご縁が生まれそうなきっかけもいただけて。
その場では助成金をいただけたメリットとして直接的なこと(そのお金によってこんなことができた)をメインにお話したけれど、たくさんの演劇に関する団体・個人とやりとりされている方と今後についてお話しできて、その方の知っている情報を元にした今後に向けたアドバイス(アドバイスというとなんか違うのですが・・「あなたのやりたいこういうことを既にこういう手段でされてる方がいましたよ」とかそういうきっかけの提供みたいなこと)をいただけたのが、一番今回ありがたかったなぁと、とてもとても、思うところであります。
舞台のご感想もいただけて、(初日に来ていただいたんですが)終演してのカーテンコールの西嶋の表情に感動したって言われたのも、なんか嬉しかったなぁ。
そんな実績報告を終えて、今、思うこと。考えていること。
「酔ひどれ船は劇団化・団体化しないんですか?」というのはたまに聞かれる話。
まぁ決めるのも動かすのも責任負うのも一人って結構孤独だし不安ではある、それは確かなのだけれど。。
でも、たぶん、今後も酔ひどれ船は劇団(グループ)化することなく個人企画のままなんだと思う。
それは私が酔ひどれ船でやりたい「社会の当たり前とされる枠組みに囚われることなく進む」「演劇以外に人生のコアを持っている人たちと『今の全力で芝居をする』」ということを実現し続けていくためには確定要素はなるべく排除した方がいいと思うから。
この頻度で、この地域周辺で、この人たちと、やら「ねばならない」となったとき、私が芝居をあくまで趣味としてやり続けている意味が、なくなる。
一方で集団化するということはある程度の規則とか縛りとかが必要になってくるわけで。それはそれで(集団の組織運営として)大事なことではあるけれど。
やりたいことの基準で天秤にかけたときに、たぶんそっちに傾くことはほぼないんだろうなぁと、現状思っている。うむ。
今後も「この人とやりたい」「この場所でやりたい」「この作品をやりたい」そんな西嶋のその時々の思いを核にして、それに共感してくれた人をその都度集めて航海していけたら、そんな風に思っている。
そうそう、全然関係ない(全然でもない?)話なのですが、先日オリジナルラベルのチロルチョコ作れるらしいというのでやってみて。
『エゴ/エバ』でもグッズ作りたいなーと思いつつ結局やめちゃったから、せっかくだしと精算会でお渡ししたの。
そしたら「ロゴは『酔いどれ』なんですね」ってコメントもらって。
それまで全然気付いてなかったのです!!!
「ひ」が正しい!直します!!!
いやー、販売グッズ作る前で本当によかった。
なんでも試験的にやってみるもんですね。笑
というわけで、そのうちしれっとロゴの「い」は「ひ
」に変わる予定です。あははーσ(^_^;)