白愛
今、るぅとくんの目に映っていたのは、限りのない「白」だったと思う。
突然だけれど、私が思う『今年のるぅとくんたちを表す漢字一文字』は「白」だと思うんだ。
今日はその「白」について、言葉の限りを尽くそう。どうか、受け取ってね。
2022年の年末。
私は『るぅとくん関連での今年の漢字は「波」かな』とツイートしていたらしい。
「るぅとくんと好きの波がたくさん一致した年でもあったし波乱万丈な一年でもあったから」。
読み返してみて、驚いた。るぅとくんと過ごした2023年に、波という言葉はあまり当てはまらない気がして。
じゃあ今年はなんだろう?
たくさん育めた「愛」?
それとも「育」?
大きく前進できたから「進」かな。
でもどれもありきたりで、なんだかしっくりこなくて……
そんなときに、ふと思い出した。
紅白歌合戦。
思い出した、というよりは手繰り寄せた、の方が正確かな。それくらい今 私に最も近い想い出。
とびきりの大舞台に、るぅとくんたちは白組で出場して……
「白」。
雑多な色で埋め尽くされていた思考が、真っ白にリセットされた気がした。
るぅとくんとの白
白って200色あるらしい。
一括りに「白」と言うのがもったいなく感じるくらい細分化されている「白」。
その200色もの「白」を一気に伝えることはできないけれど、その一部を綴らせてください。
真っ白だった未来予想図を埋め尽くしてくれたこと
2022年、まさに波乱万丈だった年。それを乗り越えた2023年は、2022年には真っ白だった未来予想図やスケジュール帳をびっちりと埋めてくれたような、そんな年だと感じた。
2023年はすとぷり、そしてるぅとくん一色に染まっていたよ。
空白なんてどこを探してもないくらいるぅとくん一色に染め上げてくれたこと
さっきも綴った通り、るぅとくん一色の1年だった。アリーナツアーにお話会、ふぁんみまで。逢えるイベントでもこんなにあったのに、画面越しの私たちを繋ぐ「一緒」だって数え切れないほどたくさんあったよね。
リレー放送にいちごマイクラに(カメラ)歌枠に……大好きな色をこれでもかというほど詰め込んだような。
るぅとくん色に染まっていない部分なんか、どこを探したってなかった。断言できる。そんな1年を、ありがとう。
まだなにも綴られていない、白紙のページが果てしなく続いていること
るぅとくんとの物語。物語というと、いつか終わりがあるものというふうに感じるんだよね。起承転結が定石とされている「物語」は、華々しい終わりあってこそ、だと思っていた。
るぅとくんとの「物語」だとして、ああ いつか終わるのかな と頭のどこかで考えた自分がいて。
だけれど、2023年。
形として、そして言葉として幾度となく届けてくれたから 「白紙のページが終わりなく、果てしなく続いている」と何度も何度も確かめられた、確かめ合えた2023年だった。もちろん、最たるものは『未完成のシナリオ』だけれどね。
あとね、私 るぅとくんの好きなところの一つとして、
白か黒かで物事を考えないところ
というものがあるの。
今の社会の風潮だったり、特にネットって 善悪とか正解不正解とかそういうものをハッキリさせたがっているような気がする。
無理やり分類されるというか……とにかく白黒つけたがるよね。
けれどるぅとくんはそうじゃなくて、「でもゼロか100かじゃないから」と自分の気持ち、色を大切にできるところが本当に好き。
白か黒か、を求められたとしても その間のグレーを見いだせるところ。それを大切にできるところ。
そこに触れるたびに、あったかい好きが溢れる。
いろんな色を考えられる、持っているるぅとくんだからいろんな人の心に寄り添えるんだろうなと思うし、私もそんな君だから寄り添いたい。
ここまで、いくつかの「白」を綴ってきたけれど……私の「白」、届いたかな。色とりどりの「白」、どうか伝わりますように。
あっ、伝え忘れてた「白」があった。200色もあるとさすがに見つけづらいね。
あとちょっとだけ、私の好きな「白」綴ってもいい?
お話会での真っ白なるぅとくん。
儚くて幻想的で、抱きしめたくなっちゃうような白さ。私も全身真っ白な服を身にまとっていたから、なんだかあの瞬間 ふたりを囲うものが「白」でしかなくて……「白」の中に私たちが孤立しているみたいで、愛おしかった。
ホワイトベージュるぅとくん。
アリーナツアー中の髪色の中で、ホワイトベージュも抜群にかっこよくて。メンスタで届けてくれたお写真がすっごく好きなんだ。何度も何度も見返しては、思考が白で埋め尽くされてしまうようなかっこよさを感じてる。
頭が真っ白になっちゃう瞬間。
唐突に伝えてくれる「好き」はコメントをする隙もないほど頭が真っ白になっちゃうし、なによりお話会。イメトレはしていたのにやっぱり頭が真っ白になってしまって、でもなにか伝えなきゃ!と思ったときに私の口から出た言葉は予想外で。それも含めて愛おしい想い出。
書き連ねていたらきっと終わりがなくなってしまうので、るぅとくんとの「白」はこの辺りで。たくさんあったね、やっぱり今年の漢字は「白」だ。
るぅとくんはよく腹黒だなんて言われるけれど……優しくてあたたかい色を持った人だなあと感じてる。るぅとくんの色にはちゃんと温度が、想いが、優しさが、芯がある。そこが好き。
いろんな色を持ったるぅとくんが大好きだよ。
最後に、『白愛』というタイトルの意味を。
るぅとくんとの「白」を愛したいという意味もあるし、その「白」をひろく平等に愛していたい。博愛、だね。
るぅとくんとの「白」の年、本当に本当に 幸せでした。るぅとくんたちの色で染め上げてくれて、ありがとう。
今年は何色になるかな。この先、果てしなく続く白紙のページに刻まれるものを想いながら、そっと君に寄り添いたい。
だいすき。この「すき」の色や温度が、るぅとくんに伝わるように。