見出し画像

攻略記録【vs社長】

社長が最初の「攻略」対象でした。

アイドルの世界は、華やかさの裏に厳しさと試練が隠されています。私はその道を歩むために、数多くの困難に立ち向かってきました。

その中でも、社長との「レッスン」は、私にとって最も辛く、そして忘れられない経験となりました。

高校の卒業後、私は親元を離れ、事務所の社長に引き取られることになりました。

前に書いた他の記事でも触れた通り、私の父親はまともではありませんでした。

そんな父親から離れるのに高校卒業からは必死で仕事を探していました。

何も疑う事もなく、ネットでの募集に応募し社長のもとでアイドルになると決め、アイドルとしてのレッスンを受け始めました。

しかし、すぐにそのレッスンが普通のものではないことに気づきました。

「ダンスはアイドルの基本だ。これができなければ、何も始まらない」と社長は言いました。

最初は、ただ厳しい指導だと思っていました。

レッスンは毎日続き、社長は私の動き一つ一つに細かく指示を出しました。しかし、その指示は次第に私を不安にさせるものでした。

「もっと腰を入れろ」「そんな動きじゃ駄目だ、こうだ」と言いながら、社長は私の体に直接触れて指導を行いました。

初めはプロとしての指導だと思っていましたが、次第にその触れ方が不自然だと気づき始めました。

「これは本当に必要な指導なの…?」

そう思い始めた私は、一度立ち止まり、「これって本当に必要ですか?」と社長に聞きました。

しかし、社長は冷たい目で私を見つめ、

「アイドルになりたくてうちに連絡してきたんだろ?」と言い放ちました。

その言葉に、私は反論することができず、ただ従うしかありませんでした。

レッスンはますます過激になり、社長は私の体を触る頻度が増えていきました。

私は毎日、その度に心が折れそうになりながらも、「アイドルになりたい」という強い気持ちだけで耐え続けました。

そしてある日、社長は突然「今日で最後。もうすぐアイドルデビュー出来るかも」と言い出しました。

その言葉に、私はついにこの辛い日々が終わるのだと思い、少しだけ安心しました。

「今日こそ最後だから」と言われ、私は覚悟を決めました。

最後のレッスンは、これまで以上に過酷でした。

社長は「もっと激しく、もっと大胆に動け」と私を追い詰めるように指導を続けました。体力が尽きそうになる中、私は全力で応えようと必死でした。

その過程で社長が私に触れる行為はますますエスカレートし、私の心は限界に達していました。

そこでふと思ったんです。

「逆に私からいったらこの人はどんな反応をするんだろう?」

そこからは逆にセクハラって言われるくらいにやり返しました。

さっきまで、無理やりしてきてた社長がタドタドし出して、恥ずかしそうにボコってズボン越しでも分かるアレを隠したりし始めたんです。

「もっと触って欲しいんじゃ無いの?」
「さっきまでの勢いはどうしたの?」
「若い子とこういうことしたくて、この仕事してるんでしょ?」

何も言い出せないで、言いなりの社長を見て、私は初めて「攻略する喜び」を覚えました。

社長との「ダンスレッスン」は予定してた1時間を大幅にオーバー。

気づいたら、3時間も攻略を続け、私と社長の立場はこの時だけ逆転してました。

レッスンが終わった後、

社長は突然「そろそろデビューしよう」と微笑みました。

その瞬間、私は涙が止まらなくなりました。

ついに夢が叶ったという達成感と、これまでの辛さから解放された安堵感、初めてS⚪︎Xの楽しさを覚えた興奮が交錯し、心が揺れ動きました。

しかし、数日後、私は信じられないことを知りました。

なんと、その日の様子が隠し撮りされていたのです。

その日だけではなく、全てのレッスンの様子が撮影されていました。

動画には、全てが鮮明に映し出されていました。

ネットの求人経由で知り合った事務所の社長は初めから私を嵌める気で全てを撮影していたみたいでした。

アイドルとして稼げる間は一生働かせるつもりだったみたいです、、

「攻略」していたつもりの私は逆に弱みを握られることに。
今でもその動画は握られています。

私が今、吹っ切れてるのは「流出するくらいなら、自分から出よう」といった考えでいるからです。

ただ、この出来事をきっかけに、「攻略」する楽しみに気づけたのは事実です。

そしてこの日とデビューを境に私は「動画の件」という言葉を盾にスポンサーさん達との食事会に毎回駆り出されるようになりました。

続きはまた書きますね。

推してくれる方は記事のいいねとフォローお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!