「若い」というエネルギーと自由
インドネシアで私は本物の「若もの」と出会った気がした
満ち溢れるエネルギー
どんなにくだらないことも、どんなに無謀なこともチャレンジできる自由
そして自分たちがこの社会の、この国の未来を作っていくという自覚と責任感
インドネシア・ロンボク島の若者たちは自分たちの村を持続可能な形で発展させていこうと切磋琢磨している。その姿はキラキラしていて輝かしかった。
彼らと一緒にいるととにかく楽しい。ジョークを言って、いたずらして、ゲラゲラ笑って、歌って、ふざけて、とにかくじっとしていない。彼らのエネルギーは満ち溢れている。
チャレンジをするフィールドは、自分たちの家であり、森であり、田んぼであり、川である。彼らの先生は、家族であり、友人であり、ご近所さんであり、子どもであり、時には持っているスマートフォンを手にGoogleやYouTube、SNSの力を借りる。
この村の文化を守るんだ。この美しい自然を残すんだ。自分がこの社会の未来の担い手であることを自覚している。
ふざけてばかりいる彼らの内側に見え隠れする未来への責任感は並大抵のものではない。
彼らをみている「若いっていいな」って思う。
彼らを見ていると、地球が「無限に広がる可能性を秘めた大きな舞台」のように思えてくる。
日本に暮らす私は、気づけば、自分が「若い」っていうことさえ忘れてしまっていた。
高校卒業したら大学に行って、就活をして卒論を書いて、大学を卒業したら働いて。なんとなく共通の人生の流れがあってそれに向かって定められた道を一歩づつ進んでゆく。
ロンボク島の若者たちにとって、今自分が立っているこの地点から先の道は前にも後ろにも360度広がってるような気がした。もちろん経済的にも社会的にも様々な制約がありながらも、それでも若いことの自由を謳歌している姿は見ていてスカッと晴れやかだった。
若いってもっと自由なんだ!
私の中に大人しく眠っているエネルギーよ爆発しておくれ。
忘れてかけていた自分の中の「若さ」を目覚めさせる。まずはここから。
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