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本を読みはじめました
こんにちは、咲です🌸
最近、本を読み始めました📕
実は私は昔から読書が大の苦手でした。
苦手科目は国語と社会、最も憂鬱な宿題は読書感想文、マンガも自分からは読まなかった私。
母に書店に連れて行ってもらった時にまっすぐ向かうのは、参考書・問題集のコーナー、あとはクロスワードやお絵かきロジックなんかのパズル系。
図鑑も結構好きでしたね。
今振り返ると、ちょっと変わった子だったのかなと思います😅
大人になってからも、ふらっと書店に立ち寄った時に行くのは基本的に趣味・実用書のコーナーや旅行雑誌なんかのコーナー。
文字ばかりの本を読むことはまずありません😅
そんな私が最近読み始めたその本は、専門看護師になった頃から持っていた家族支援の実践に役立つ本です。
当時途中まで読んでいましたが、現場から離れてしまってからは開かなくなっていました。
普段の生活には必要なかったので仕方ありません。
しかし、改めて「家族に悩む方やそのご家族のサポートをしたい」と考え始めた今、またこの本を必要とする時が来ました。
私は今、その本と、先日新たに購入した本の2冊を手に取っています。
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右の本が新たに購入したものです📕
今回は、この2冊の本の紹介をしてみようと思います。
ただ、先日買った方はまだ目次にしか目を通しておりません😅
レビューではありませんので、そこはご了承下さい。
1冊目は患者(利用者)家族に関わる職種の方向け、2冊目は全ての方向けの本になっています。
1. 以前から持っていて読み直し始めた書籍
渡辺式家族アセスメントモデルで事例を解く
こちらは出版は2007年とだいぶ前のものですが、この「渡辺式家族アセスメントモデル」は現在も進化を遂げて家族のアセスメントツールのひとつとして様々な場面で活用されています。
このアセスメントモデルの開発の中心となった渡辺裕子先生著の書籍です。
渡辺式家族アセスメントモデル
この書籍以降、渡辺式家族アセスメントモデルは進化をして「渡辺式家族アセスメント/支援モデル」に名称変更されています。
(そちらに関する本も見てみないと💦)
この書籍にある時点のものは、家族に起こっている問題とその背景を理解し、客観的に分析して、どのような働きかけが必要かを判断するのに役立つものです。
そして、次の4つの段階から成り立っています。
問題の明確化
援助方針の明確化
援助目標の明確化
ニーズと援助のポイントの明確化
書籍の内容
渡辺式家族アセスメントモデルについての説明に始まり、15の様々な家族事例の展開が続きます。
いずれの事例も、患者・家族に関わる看護師が対応や働きかけに悩んでいる、というものであり、その内容は慢性疾患・精神疾患・終末期、患者の治療を家族が拒絶するケースや、家族からの攻撃的な言動、など様々。
それぞれの事例について家族の描写や情報、アセスメントの思考過程が丁寧に書かれています。
2. 新たに購入した書籍
子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本
帯にも書いてありますが、この本は2024年の年間ベストセラートップ10入りしたようなので、ご存知の方もおられるかもしれません。
「何か勉強になる本はないかなぁ」と探していた時に、目立つところに並んでいたので目に入りました。
なんだかドキッとするタイトルが気になり、怖いもの見たさのような感覚も感じながら手に取ってみたのですが、目次を読んだだけで「これ買おう!」と決めました💡
イギリスの心理学者フィリッパ・ペリーさんが書かれた「The Book You Wish Your Parents Had Read」の日本語訳だそうです。
書籍の内容
まず前書きとして「この本は子育てマニュアルではない」ということが書かれています。
では何か。
親子の関係の築き方、もっと言うと、
✅親から受けた子育ては自分の子への子育てにどう影響するのか
✅どんな間違いを犯し、その中でも最悪の間違いはどれであり、どう対処したら良いのか
そんな事が書かれているようです。
内容は、次の6つの章で構成されています。
子育ての遺産は連鎖する
子どもの環境を見直す
感情に向きあう
親になるための土台をつくる 妊娠と出産
心の健康を育む
行動を変える すべての行動はメッセージ
それぞれの章の中の見出しも気になるものが沢山あります。
過去は私たち(と、子どもたち)を攻撃する
大事なのは家族構成ではなく、どう暮らしているか
子どもの感情を無視すると、どうなるか
コントロールせず、共感する
親にだってサポートは必要
コミュニケーションは「ギブ・アンド・テイク」
なぜ子どもは親にくっつきたがるのか
などなど。
まだ読んでいませんが、絶賛子育て中の方はもちろん、これから親になる方、親になりたい方、子どもの頃に辛い思いをした方…様々な方がそれぞれの立場で色んなことを感じる本だろうなと思っています。
私は家族の悩みを抱える方のサポートをする身として、親子関係の構築に関するこの本は絶対役立つと思いました。
加えて絶賛育児中でもあるので、公私共に役立てられそうなので読むのが楽しみです。
ただ、350ページあるので読み終わるのにちょっと時間はかかりそうです💦
ちなみにこの書籍は世界46か国で200万部売れているんだとか!
親子関係の問題や親から受けた育児に関する問題はどの国にも共通しているのかもしれませんね。
ここまで読んでいただきありがとうございました🍀