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【#3】手術かも?!…経験者が語る生理トラブル②【子宮内膜症】

読了目安時間:約7分

★子宮内膜症とは ★手術かも?!経験者が語る子宮内膜症のリアル           

こんにちは!

今回は「今こそ考えたい女性の健康」第3回として、治療が必要な生理トラブルの中でも

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)


について書いていきます!

今回は子宮内膜症治療歴半年の筆者本人がリアルな情報をお届けします!

第1回、第2回ははこちら↓↓

子宮内膜症とは

子宮内膜症とは、子宮内にあるはず子宮内膜(粘膜)が子宮外部(骨盤や卵巣など)に発生する病気。月経のたびに出血、炎症、癒着を繰り返し増殖・進行。妊娠経験がない人に多く、生殖年齢の10人に1人ほどが罹患しているともいわれている。腹痛、腰痛、排便痛、性交痛などが起きる。不妊の一因とも。

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かなりざっくりいうと、本来生理で剥離、出血するはずの子宮内膜が別の場所にできるので、生理のたびに不適切に内膜がたまって大きくなって痛みを起こす病気!そして、生理のある生殖年齢であればだれでもかかる可能性があります!!

具体的なイメージがわかない方もいると思うので、筆者のここ1年の経験をお話しします!!!

筆者:執筆時点で23歳、昨年の12月に子宮内膜症(卵巣が肥大するチョコレート嚢胞)が見つかり、治療中。

手術かも?!経験者が語る子宮内膜症のリアル

※あくまで「筆者」の場合です!Q&A方式で書いていきます! 

■判明前にどんな症状があったのか?

大学院に入ってから生理痛と量が露骨に悪化して頻繁に生理休暇を使ってバイトを休んで寝込むようになったけど、研究ストレスからだと思って放置。だんだん、生理以外でも腰痛などあり。学部時代に病院に行ったとき異常がなかったからまあいっかと放置

(今思うと相当放置しすぎ当てはまる人は即効病院行ってくださいまじで泣)

■なぜ婦人科に行ったの?

2020年秋ー冬にかけてはちょうど就活中だったけど、面接中に腰痛とお尻を下から奥まで無理やり突き刺すような痛みがずっとあって座ってられないことが多くなったので(お尻を付けず中腰で面接受ける日もあった笑)

病院では、すぐに超音波検査をしました!

★超音波検査については第2回を見てください!!


■婦人科で言われたことは?

「右卵巣の腫瘍です。直径約5センチ(正常は2.5-4)です。6センチ近いし手術も視野に入るんだけど、、、、」


「なんでもっと早めに来なかったの、だいぶ進行してる」

「子宮内膜症の卵巣嚢腫なので将来的な不妊の可能性があるので、今からしっかり治療しましょう


・・・手術?不妊?どうやらめんどくさい病気っぽい?想像以上に大きな問題になってるし、なんで早く病院行っておかなかったんだろうという後悔とショック で結構最悪の年越しをしました(笑) 

そしてこの思いをできるだけ多くの人に体験してほしくないので、何か伝えられることはないのか考えるようになりました。(この記事もある意味その一環)

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■その後の治療は?副作用ってあるの?

年齢的にも薬の治療をおすすめされて、卵巣にメスを入れる抵抗がめっちゃあったので、筆者は薬物療法を選択!

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★低用量ピルの一種(LEP製剤)を1月から服用して経過観察!

・3か月後:大きさはあんまり変わらず、、、ピルによる出血はあるものの、生理痛や月経量はもともとの半分以下になった。生理休暇からの解放。

6か月後:卵巣の大きさが4.2 センチ(ほぼ正常サイズ)まで縮小!!!!ただし、再発の可能性が高いので、服薬は続行。

結論:ちゃんと治療受ければ改善する。ピルすごい。

先生によれば、筆者のように薬で改善することも結構あるらしいので、早期発見早期治療開始が超絶大事らしい(これを一番伝えたかった(笑)


※副作用について:偽妊娠状態のため、全体的に体温が上がった。更年期みたいに火照りも時々あるし普通にピルの副作用はある。(生理痛やほかの痛みに耐えるよりはましだと思う)


まとめ


■子宮内膜症は放置するとどんどん悪化し、手術の可能性も出てきて危険

薬選びや治療は長期戦のため、できるだけ早期受診をしましょう

■治療については投薬と手術があるが、ピルによって改善されることもある

※今回の例はあくまで筆者の場合のため、治療方法や症状については個人差があります。


いかがでしたか?第2回第3回と実際の病気のリアルを掘り下げました。とくに、自然治癒はなく、放置すると悪化するというところがとても厄介でだからこそ、ただ痛みと正しく向き合う必要がありそうです。

「毎月生理と向き合うわたしたちマジでみんなすごい、でも病気は我慢で治らないからつらいときは我慢しすぎないで」

と思います。

ここで皆さんが気になるのは

とはいえ、普段は何に気を付けたらいいの?

実際はどういうときに病院行けばいい????


ではありませんか!?

そこで、次回は「「女性の健康」のためにわたしたちが今からできること~婦人科の先生にガチで聞き込みしてきた~」と題し、

「受診の目安や普段から気を付けるポイント」


を取り上げます!!!!

いよいよ婦人科の先生(プロ)登場👏

最終回もお楽しみに✨

ここまで読んでくださりありがとうございました



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