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SexyZone ChapterⅡ in DOMEのオーラスに行ってきた

12/26のChapterⅡ in DOMEの東京ドーム公演に行ってきたので、自分用の備忘録も兼ねて感想を残しておきます。曖昧な記憶で書いており、レポとしての正確性はあまりありませんので承知おきください。また、ドームのセトリだけでなく、アリーナのセトリ、コ。展の展示物の内容についても少し触れておりますのでその事についてもご承知おきください。

セトリ

オープニング映像
1.人生遊戯
2.Try This One More Time
3.麒麟の子
4.Freak your body
5.BUMP
6.RIGHT NEXT TO YOU
映像
7.君にHITOMEBORE
8.スキすぎて(コール)
映像
9.My World
10.ROSSO
11.THE FINEST
12.EXTACY LUV
13.LET'S MUSIC
14.再開の合図
15.ぎゅっと
MC
16.せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい
17.Cream
18.雨に唄えば
19.Turbulence
20.本音と建前
21.Purple Rain
22.メドレー
・Forever Gold
・恋がはじまるよーー!!!
・Lady ダイヤモンド
・ぶつかっちゃうよ
・ダンケ・シェーン
・男 never give up
・Money Money
・ゼンゼンカンケイナイ
・バィバィDuバィ 〜See you again〜
・ワィワィHaワィ(新曲)
・With You
23.Sexy Zone
挨拶
24.timeless
EC1.Sexy Summerに雪が降る
EC2.King & Queen & Joker
EC3.RUN
EC4.フィルター越しに見た空の青

全体を通しての感想

マリウスさんがライブを見に来ていたりRUNでスーパーふまけんタイムが発生していたりダブルアンコがあったり…。本当にすごいものを見たな、というのが率直な感想です。私また1年ほどしか彼らのことを見てきていないので、彼らとセクラバが12年間紡いできた歴史にほんの少し間借りさせて貰っているという感覚がずっとあります。けれど、私がこれまで生きてきた中でSexyZoneを好きになってからの1年間はかけがえのない、私の人生のハイライトであり、これからもそうであって欲しいなと願っています。そう願わずには居られない、そんなライブでした。本当に最高のライブだった。SexyZoneという名前でのラストライブ、大きな声でSexyZoneと叫ぶことが出来て本当に良かった。
あとはセトリについて言及すると、アリーナではアルバム収録曲が多めだったのに対しドームでは既存の知名度が高い曲を多くセトリに入れてたりコールなどの演出で直感的に盛り上がることのできる構成にしていたのかな〜などと思ったりしました。

オープニング映像〜RIGHT NEXT TO YOU

まずはオープニング映像、一貫して夜の街を逃げる4人が描かれていました。
最初は佐藤さん、棒付きのキャンディーを咥えながらクレーンゲームをしているシーンから始まります。いたずらっぽい表情で笑うのか本当に良すぎましたね…。レンズ部分の小さい黄色のカラーグラスをしていたのですが、グラスをズラす動作が綺麗だった。最後にチンピラとの喧嘩シーンでバットで相手を殴ったあと、スイッチ入れて電流ながす時の表情見ました?あまりにも良すぎる…。
次は松島さん、モフモフの衣装が可愛かったし真っ赤な唇が非常にセクシーでよかった。ハンバーガー(たしか)を頬張るところ可愛くてよかった。
続いて菊池さん、花魁とイチャコラしていましたね、大人の遊び…。途中花魁にデレッデレなところはちょっと面白かった。でも煙を吐き出すところと影越しにキスしてるところがセクシーで、会場から歓声が上がってたしめちゃくちゃ興奮した。
最後は中島さん、ロシアンルーレットで銃を頭に当ててこちらを真っ直ぐと見据えて引金を引くのがかっこよすぎて、この時の表情が頭を離れません…。
あとは最後に4人が朝日を見つめるシーンがあったのですが、アリーナの最後の曲の「Sad World」の歌詞の「朝日を見るために 走るWith U」という部分とリンクしているのでは?というレポを見てめちゃくちゃ衝撃を受けました。なるほど…4人で見つめるオレンジ色の朝焼け…。

OP映像が終わり1曲目は「人生遊戯」、アリーナツアーでも着ていた黄色に白と黒のブロックチェックの衣装を着ており、メンステから登場しました。最初のベースのスラップ音を聞いてこの曲から始まることを理解し、一気に盛り上がりました。初手でこの盛り上がりは最高すぎる。中島さんは茶髪のサラサラストレート、菊池さんは黒髪前髪分けサラサラストレートの美人風ヘア、佐藤さんは赤っぽい茶髪のふわふわヘア、松島さんはオレンジ髪のサラサラストレートでした。余談ですが12/24のときにケンティーが「メリークリスマスイブ」を早く言いたすぎてこの曲の冒頭(意味も 訳も知らぬままのところ)で無理やり入れてきてたらしくて、それを後のMCでメンバーにいじられててかなり面白かったです。「僕ら中島さんより先にメリークリスマスイブって言ったりしませんから」って菊池さんが言ってたのも本当に面白かった。義経と弁慶。

続いて「Try This One More Time」。クレーンに乗り天井席近くの高さまでせり上がり、間奏では各メンバーの煽りがありました。菊池さんの「Sexy Zoneって叫べるの最後だぞ」って煽りを聞いてこみ上げるものがありました。あと佐藤さんの煽り、確か去年のドームとかアリーナとかでも言っていた「最終確認です!」も良かった。これからも何度でも最終確認して欲しい。なんなら朝家を出る時に忘れ物がないかの最終確認をして欲しい。

3曲目はバクステで「麒麟の子」。個人的にこの曲が大好きなので生で見ることが出来て良かった。4人連なってたてがみを表現しているところがめちゃくちゃ好きなんですよね。

それから4、5曲目に「Freak your body」、「BUMP」と続きます。序盤からこんなに盛り上がらせていただいていいんですか!?の気持ちになりました。あとそれぞれメンバーごとに決め台詞の箇所がありますが、特に印象に残ったのは中島さんの「Do you wanna get  down?」。なんと発音しないスタイル!いつかの音楽番組でHey!Say!Jump!さんのウィークエンダーをカバーしていたのを思い出しました。最後の「君にやっと辿り着いたスウィートアンサー」の部分でアンサーの部分をあえて発音せず観客の想像力を掻き立てるという高等テクと同じ手法。凄い…。あと「BUMP」では炎の特攻が使われていたのですが、スタンド席でも結構熱かったからびっくりしました。アリーナ席の人たちや4人は熱くないんだろうか…。

映像が入る前のラストは「RIGHT NEXT TO YOU」。メンステでダンサーの方と一緒にバチバチに踊る4人が最高にかっこよかったのはもちろんのこと、レーザーでの演出がすごく綺麗で、この空間そのものがものすごく楽しいなぁと思いました。

君にHITOMENORE〜スキすぎて

続いてバラエティ映像です。OP映像の4人が追手から逃れるためにシソンヌ長谷川さん、ガンバレルーヤまひるさんよしこさんの3人が働いているキャバクラへやってきます。匿ってもらう代わりにキャバクラで働くことになり4人が女装していたのですが全員可愛かった…。黒髪ストレートに水色のドレスを身に纏った清楚系美少女のしょり子、金髪巻き髪に白の丈の短いドレスを見に纏い美脚を惜しげもなく曝け出すキャメロン、茶髪ストレートに緑のワンショルのドレスで肩周りがとても逞しいのり子、銀髪にツインのお団子、黒のドレスで小悪魔系美少女の松美。こんな美しい子たちが在籍しているキャバクラがあったらシャンパンをおろしまくっていた。本当に危なかった…。結果キャバ嬢ではなく黒服として働くことになる、というところで映像が終わり次曲に入ります。

バラエティ映像明けの1曲目は「君にHITOMEBORE」。黒服姿に各々掃除用のモップや氷やグラスなどの載ったお盆などを持っての登場です。女装してドレス姿に変身したダンサーの方たちとペアダンスなどをしていました。LOST MY WAYみたいな感じで途中佐藤さんがダンサーさんに担がれていたのがとても良かった。担がれながら歌えるの凄い。あと途中の中島さんの決め台詞は特にアレンジは無く「好きなんだよ、マジで」でした。びっくりマーク20個くらいついてるんじゃないかってくらい勢いと迫力がありました。

続いては「スキすぎて」。こちらは人生遊戯の特典映像で予習していたのでコールの存在と内容は把握していたのですが、映像で見るのと自分がコールに参加するのでは全然違いますね。めちゃくちゃ楽しかった。やはり声出しのライブは自分も彼らと一緒にライブに参加できているような感覚がありとても良いですね。しばらくちゅせよ〜が頭から離れなくなりました。途中の菊池さんの「俺にチューせよ」の時の表情がすごくよかった。というか黒服衣装は菊池さんの胸板の厚さと腰の細さがわかりやすくて最高だった。こういうシンプルな衣装は彼らのスタイルの良さがめちゃくちゃ伝わってくるのでかなりいいですね。

続いてまたバラエティ映像に戻り、いい感じにオチがついて終わります。たった2曲だけどインパクトがすごかった…。

My World〜ぎゅっと

ここからはソロ曲に入ります。最初は菊池さんのソロ曲「My World」。黒のタンクトップにデニム、そしてゴールドのアクセサリーを沢山身につけていました。炎の特攻の迫力が凄かった。王者の風格を感じる堂々たるパフォーマンスで、完全に菊池風磨の「My World」に惹き込まれました。そして、歌い終わるとメインステージで待機する中島さんと乾杯し、振り返ることなくステージを去っていきます。すごいふまけんを見た…。

続いて中島さんソロ曲の「ROSSO」。ネイビーのゆったりとしたシルエットのスーツに右手には赤い手袋を着用し、豪華な椅子に腰掛けた状態で登場しました。椅子に座ってるだけで覇王色放っているのか…?というくらい迫力がすごい。席が遠かったのでモニター越しにパフォーマンスを見ていたのですが、モニター越しにでも目が合ってるんじゃないかと思わせるくらい眼力がありました。凄すぎる。それと最後の口紅を塗った唇を指でなぞる仕草があまりにも妖艶すぎて見ていてクラクラしました。最高にセクシーだ…。

続いてメンバーそれぞれが花道でスタンバイし、「THE FINEST」に入ります。赤と黒を基調とした衣装で、菊池さんがかなりモフモフの上着を身にまとっていました。シルエットが可愛い。イントロがかかるまでの「次は何の曲が来るんだ…?」と期待を煽る感じがとても良かった。途中サビ前で音が止まり、もしかして音声トラブルかと不安になりましたがそうではなく演出でした。花道のモニターにスタンドマイクが映し出され、ステージ下からスタンドマイクマイクがパスされていました。何この演出、カッコよすぎ…?この曲のスタンドマイクでのパフォーマンス、かなりいいですよね。

続いてセンターステージで「EXRACY LUV」。センターステージには4面モニターがあったのですが、そこにメンバーの姿が映し出されることでどの角度の席からもメンバーの姿が見えるのがとても良いな〜と思いました。スマホの画面に映る彼らを拡大、縮小、スクロールするような演出もあり、すごい技術だ…とも思いました。あとこの曲がアルバムの中でとても好きだったので、セトリ入りしていて嬉しかったです。

続いてセンステからバクステに移動して「LET'S MUSIC」。ダンサーの方達が銀色の球体を被って踊っており、なんだあれは…?と思っていたのですがよくよく考えたらミラーボールですね。後、この曲の佐藤さんのジャケットプレイ、何度見てもカッコ良いなーと思いました。この曲も好きな曲だからセトリ入りすることが多くて嬉しい。

続いて「再会の合図」と「ぎゅっと」。アリーナをトロッコで移動し、ファンの近くで歌っていました。「ぎゅっと」はいつ聞いてもほっとするし、彼ららしい優しさに溢れた歌詞で本当に好きだなぁと改めて思いました。頑張りを認めてくれること、そして辛さを否定せずに肯定してくれること、そんな彼等の優しさがとても沁みました。

MC

大阪公演を行っていた際に開催されたクリスマス会についての話をしていました。プレゼント交換でそれぞれどんなプレゼントを用意したか、またどんなプレゼントを受け取ったか、という話題になります。途中メンバーにいじられて「クソが!」と言う佐藤さんかなり面白くて可愛かった。

せめて夢の中で〜Purple Rain

MC明け1曲目、「せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい」ではカラオケ採点にチャレンジするという演出でした。採点にガチになりすぎて観客に背を向けて歌っていたの面白かった。これまでは採点結果を見たところ表現力が課題だったのですが、最終日は表現力が平均値を上回り、これまでの公演の中で最高得点を記録することができました。最終日に最高得点出すの、ドラマみたいで凄いなぁと思いました。

続いて「Cream」。コーラス部分を観客側が歌うという演出があり、一体となって楽しむことができたので良かったです。椅子に座る振り付けのときにわちゃわちゃしてるのもめちゃくちゃ可愛い。

続いては再びソロ曲、ですがその前に間に菊池さんと中島さん、そしてダンサーの方のパフォーマンスが入ります。椅子に座るという単純な動作ひとつをとっても、観客の視線を惹きつけてやまない中島健人というアイドルの力を感じました。

そして佐藤さんのソロ曲「雨に唄えば」に入ります。動物の着ぐるみを着たダンサーたちが登場し、みんなでダンスを踊りますがセンターのライオンだけ上手くダンスを踊れません。あれよあれよと他の動物たちに取り囲まれて着ぐるみを脱がされてしまい、中から上下ブラウンのチェック柄のジャケットを身に付けた佐藤さんが登場し、曲が始まります。モニターに映し出された子供がクレヨンで描いたかのような可愛らしい絵を背景に、センターステージてスタンドマイクで歌います。とても優しくて、でもほんの少し切なさを感じる佐藤さんの歌声が本当に素晴らしかったです。あと、この曲は佐藤さんが自身で作詞されているのですが、本当に言葉選びが素敵だなぁと思いました。BillboardJapanさんのレポで佐藤さんのことを「永遠の少年性」と表現しており、なんて的確な表現なんだろう…!と思いました。今度の舞台でも13歳役を演じますからね…。

続いて松島さんのソロ曲「Turbulence」。赤のチェックシャツにデニムを身につけていました。この曲が始まるまでにモニターに「Penlight Off」と表示されており、ペンライトを全て消してて行う演出が想定されていたのですが、これまでの公演では上手くいかなかった為不安でした。しかしMCで松島さんが直接観客に演出への協力を仰いだこともあり、26日の公演では成功しました。真っ暗な会場の中で白いライトに照らされて、白と黒の世界で歌い踊る松島さん、とても綺麗でした。MCでもコ。展と世界観がリンクしていると話しておりなるほどなぁと思いました。それと、曲が終わったあとに観客が様々な色のペンライトの光を照らし始める様子がまたとても綺麗だと思いました。白の黒の2色の世界から色とりどりのペンライトの色に染まる会場を見て、コ。展の最後に展示されていた作品、「LUCAS」を思い出しました。

松島さんのソロ曲が終わり、続いては「本音と建前」。曲が始まる前の演出がめちゃくちゃ好きでした。中島さんの演奏するジャズピアノに菊池さんの英語のラップ、カードで勝負する佐藤さんに松島さんのキレキレのダンス、めちゃくちゃオシャレだ…。ラップ詞、「君と僕はいつまでこのゲームを続けるのかな〜」とかそんな感じのことを言ってた気がしますが正直言うとうろ覚えです。公式さんもう一度見たいので一刻も早く円盤をください…。あとこの演出、椎名林檎さんのファンの方が林檎さんの演出に対するリスペクトを感じる、と仰っているのを見かけてとても、こういうこだわりがとても良いな〜と思いました。いつか椎名林檎さんのライブ映像も見てみたいな…。あと衣装はアリーナでも着ていたゴールドのラメラメの衣装でした。去年のアリーナのドームで着ていてアクスタにもなったシルバーの衣装のゴールド版です。この衣装、布地が重くて下に引っ張られるからか体のラインが分かりやすくて、4人とも細いな〜スタイル良いな〜と思いながら見ていました。

続いては「Purple Rain」。「本音と建前」からこの曲が始まるまでの間でセンステからバクステまでの花道を4人で歩いていたのですが、強者感が凄かったし映画のワンシーンみたいでめちゃくちゃかっこよかったです。私の席からはあまり見えなかったのですが花道のモニターで4人が歩くのに合わせてレッドカーペットが投影されていたらしく、めちゃくちゃ上から見たかった…となりました。曲間の移動って演出上どうやって短くするかや観客に対して間を持たせるかって考えることが多いと思うんですが、移動そのものを演出として組み込むのがあまりにも天才の所業過ぎて頭を抱えました。あと冒頭で担がれる佐藤さん、何度観ても縁起が良くて良いですね。それと途中、中島さんがモニターに抜かれた時に推しの子の星野アイみたいな表情とポーズをしていてとても良かった。これぞ完璧で究極のアイドル。

メドレー

バクステで「Purple Rain」を歌い終わり、続いては「Forever Gold」。昨年のドームでセンステで肩を組んで満面の笑顔でこの曲を歌う4人を見てからこの曲が本当に大好きなので、今回のドームでも見ることが出来て本当に良かった。途中まで普通に歌っているかと思いきや、途中からに曲が「恋が始まるよーー!!!」に切り替わり、メドレーであることが分かりました。去年のドームのハイライトメドレーも大好きだったので、またメドレーを聞くことが出来て嬉しかったです。バクステから移動して4人がクレーンに乗り込みファンサしながらメドレー曲を歌っていました。「Money Money」のときにおもちゃの銃のようなもので札束をばら巻いていたのですが、お札をばらまく4人とそのお札を拾うべく奮闘するファンの姿、という構図が本当に凄かった…。なにかいけないものを見ているような気持ちになりました。あと、お札を拾えなくて諦めているファンたちを見て「諦めんなよ!」と叱咤している中島さんが面白かった。かなりスパルタだ…。あとはこれまでの定番の既存曲に紛れて「ワィワィHaワィ」という新曲が入っていたのがめちゃくちゃ面白かったし、即座にコーレスに対応してるセクラバもかなり面白かったです。天井に「aloha」の文字が沢山映し出されている、という話を聞き確認しようと思っていたのですが確認しそびれました。無念。そんなこんなで4人がメンステまで戻り「With You」に入ります。間奏の「Sexy Zone」コール、目一杯の大きな声で叫んできました。そしてまた「Forever Gold」に戻ります。メンステで4人で肩をくんでこの曲を歌う姿を見て、昨年のドームを思い出しました。

そして挨拶前最後の曲は「Sexy Zone」。メインステージのモニターにこれまでのライブなどの映像が流れていました。

挨拶

続いては挨拶です。順番は中島さん、佐藤さん、松島さん、菊池さんでした。
最初に中島さんの挨拶。「SexyZoneという名前が僕はとても好きだったので、別れはやはり寂しいです。」と涙ながらに語っていました。SexyZoneという名前を与えられて、セクシーサンキューを言い続けてセクシーキャラを定着させた。彼はセクシーに新しい意味をもたらしたと思っています。そこには12年分の努力の軌跡があるし、私には想像も出来ない程の寂しさがきっと彼にはあるのだろうと思います。そんな彼の寂しさの一端を共有して貰えた気がして、寂しさだけでなくどこか誇らしさがありました。そして、途中でメンバーの名前を1人ずつ読み上げていたのですが、菊池さんのことを「風磨」と読んだ瞬間に会場から歓声が上がっていました。そこには、「ただメンバーを下の名前で呼んでみただけ」では無い、大きな意味がありました。
続いて佐藤さん。涙ながらに声を詰まらせながらも懸命に思いを語ってくれました。瞳いっぱいに涙を貯めながら話すその姿を見て、胸が苦しくなりました。「ステージ上は4人だけど、5人の気持ちでたどりついたドームが誇らしい」と語り、いつでも5人にこだわり続けた佐藤さん。そんな真っ直ぐでグループに対する愛情深いところがとても好きだなと思いました。
続いて松島さん。涙ながらに真っ直ぐな思いを語ってくれるその姿に、思わず涙がこぼれました。こんなにも私たち観客に感情をありのままにさらけ出してくれるのかと、不安になるほどいつでも真っ直ぐに自分らしく、ありのままを見せてくれる松島さん。そんな彼が語る等身大の言葉は胸の奥にいつでも真っ直ぐ届いて、私を私らしく居させてくれます。本当にありがとう。彼の紡ぐ言葉を聞く度に、彼が彼らしくいられるような世界であって欲しいと、そう願わずにはいられません。
最後は菊池さん。挨拶の最後の一文、「永遠なんてないけど、永遠を信じられる僕たちでいられるように」。この言葉が忘れられません。私は今まで様々なコンテンツを好きになってきました。その中には、今も追いかけ続けているもの、そしてもう見なくなってしまったものもあります。見なくなったものの中には、たまに思い出して懐かしむものも、もう思い出したくもないくらい嫌な記憶として残ってしまっているものもあります。けれど、私はこれからもずっとSexyZoneのことを応援し続けていたいと思うし、もしいつか離れてしまう時が来たとしても、SexyZoneを応援してきた思い出が私の中に綺麗な記憶として永遠に残り続けていて欲しいと思いました。

timeless〜エンディング映像

菊池さんの挨拶が終わり、「timeless」のピアノのイントロが流れ始めました。それと同時に、自然と会場のペンライトの色がオレンジ色に染まります。松島さんの歌い出し、泣いてしまい歌うことが出来ずに崩れ落ちてしまいます。すると観客側から、自然とフォローするかのように歌声が聞こえてきます。そして目一杯大きな声で歌う、菊池さんの歌声も聞こえてきました。「ああこんなにも大切だったなんて」。「SexyZone」という名前も、この名前と歩んできた12年間もこんなにも大切な物だったんだと、メンバーとセクラバにとってかけがえのない大切なものだったのだと改めて思いました。途中のサプライズ映像を見て、佐藤さんが瞳いっぱいに涙を貯めた泣き笑いの表情で「サプライズだぁ」とこぼすのを見て、胸が一杯になりました。最後のラップパートでは、マリウスさんのラップ音声と映像がモニターに流れました。それを見てSexyZoneはこれからもずっと5人なんだと、そう思いました。

曲を歌い終わり4人がはけて、エンディング映像が流れます。8bitアレンジされたtimelessに合わせてドット絵のゲーム風のこれまでのライブのステージセットを5人が歩く映像でした。昨年のドーム公演、ザ・ハイライトのステージセットにたどり着くと5人のうち1人(おそらくマリウスさん)は歩みを止め、先に進む4人を手を振って見送ります。

アンコール

 アンコール1曲目は「Sexy  Summerに雪が降る」、続いて「King & Queen & Joker」。中島さんと松島さん、菊池さんと佐藤さんの2人ずつでフロートに乗っての登場です。サインボールを投げていたのですが、4人とも飛距離があまりなかったのが面白かった。あと松島さんのファンサの捌き方が本当にすごかった。目の前の松島担がみんななぎ倒されていく。これが噂の森林伐採ファンサか…。

そして3曲目は「RUN」。この曲の感想としてはふまけん。その一言に尽きます。曲中で背中合わせで歌う2人。いつもなら1フレーズ歌い終わったら離れるその背中が、今日は曲が終わるまでずっとくっついたまま。あまりにも長い間くっついたままだから、このまま離れなくなってしまうのでは無いかと思いました。中島さんの方を時折振り返り、照れたようにして笑う菊池さん。そして菊池さんの方を振り返ることなく全体重を相手に預け、まっすぐ前を見据えて歌う中島さん。菊池風磨と中島健人、ふまけんと言う入所直後から続くシンメ。私は2人が歩んできた道のりについてほんの少ししか知りません。それでも彼らのこれまでの道のりに思いを馳せずにはいられなかったし、まるでパズルのピースのようにピッタリと噛み合う2人の背中を見て、世界一美しいシンメの形だと思いました。なんて素敵な関係性なんだろう。

そしてアンコールが終わり4人がはけて行った直後、すぐさま「Sexy Zone」コールが始まりました。それとほぼ同時に規制退場のアナウンスが流れ始めていたのですが、そのアナウンスをかき消すほどの声量でした。そして粘り続け、メンステから4人が再登場しました。
菊池さんから、マリウスさんのが今日のライブを見にきていることが明かされ、モニターにマリウスさんが映し出されました。菊池さんの「マリウスの声聞く?」という提案があり、マリウスさんが大きな声で「We are」と叫び、会場にいる全員で「Sexy Zone」と続けました。初めて生でマリウスさんを見ることができました。卒業したメンバーに会うことができて、しかも声を聞くことが出来るなんて思ってもいなかった。例えようもないほどに嬉しかったです。

そしてメンステへ移動し、「フィルター越しに見た空の青」を歌います。4人で向かい合って歌うその姿が本当に美しかった。そして歌い終わって、4人でマリウスさんのいる観客席の方を指さしていました。「Stay Together」、SexyZoneはずっと5人。心の底からそう思えました。

最後に

マリウスさんが卒業して1年が経とうとしている今でも、叶わなかった沢山のことを思って胸が苦しくなります。5人で活動するSexy Zoneを5日間だけでなくもっと長い間リアルタイムで追っていたかったとか、5人でのライブを生で見てみたかったとか、5人のアクスタを並べて飾りたかったとか、「麒麟の子」のたてがみの振り付けを5人連なって踊るのが見たかったとか。様々な願いがありました。でもそれはマリウスさんの夢を阻んでまで叶えたい願いでは無かったし、私は何より5人に自分らしく、幸せでいて欲しいと思いました。だから、5人での最後の5日間思い切り泣いて、きれいさっぱりお別れしようと思いました。けれど、この1年間、4人は至る所でマリウスさんの名前を出すし、果ては海の向こうからはるばるライブを見に来てくれて。私は初めて、彼の姿を見て、直接声を聞くことが出来ました。本当に嬉しかった。月並みな表現だけれど、これを奇跡と呼ぶのだと思いました。
このドームがSexy Zoneという名前で行う最後のライブだと聞いて、やはり寂しくなりました。でも、今回のライブは思い切りメンバーとセクラバで、これまでの名前との別れを思い切り寂しがらせてくれました。思い切り別れを惜しんで、名前を叫ぶことが出来ました。とても寂しいけれど、彼らのそんな優しさがとても大好きだなぁと改めて実感しました。
さようなら。そして今までありがとう、SexyZone。1ファンとして、5人のこれからに幸多からんことを願っております。

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