日本とNIPPON:国家における錬金術

おもてなしは脅迫の洗練された表現形態のひとつであることを、昨日LIVE: G20 Summit in Osaka – Day 1-YouTube-Ruptlyを観て納得させられた。

戦争は始める前にすでに決着がついています。
事前に練られた計画に従って進行させると混沌が発生することは不可避です。
それを最小限に収めるための儀式として、首脳が集まって晩餐を催すなどしてエーテル体のテンプレートを共有するのです。

国家の政(まつりごと)というのは、生贄を捧げる場の実演であり、いかに効率よく光を留めるための舞台装置を機能させるかの算段を練ります。

光を留めるための媒体が生贄の心臓です。
カバラ生命の樹の中心に据えられたティファレト(太陽:ハート)が相応します。

国家における錬金術は、魔術と奇跡を融合するアートです。
王冠の三角形を形成するケテル、コクマー、ビナーのスフィアが、基底部のマルクト(王国)にまっすぐ接続されていることが、本来の「美しい国」です。

それを示す領域がティファレトであり、現象界のタイムラインにおいて追体験するテンプレートを作るのが生贄の心臓の役割です。

そのテンプレートを現象界に転写するのが聖杯としての無垢な月です。
月は現象化の装置であり、文字による架空の概念の刻印(国家)が実効力を留めることを可能にします。

しかし先進国においては、資本主義による実験的近代国家を検証中なので、もはや王族はお呼びではなく、マルクト(王国)にまっすぐ接続させずにあえて歪ませることで増幅するフォースのシェア争いにかまけています。

聖杯は日本(にほん)の管理下にありましたが、無条件降伏によって無制限に解放され、現代のNIPPONは現象化をマネタイズすることで世界に波及させる変換装置として機能しています。


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