6と7をつなぐ反転と420°の円
360度の円は、一年および一日の24分割、6×4のリズムで一定方向に回転しています。
これを、6のサイクルとします。
420度の円は、一週間7日×2(昼・夜)、相反する要素がパラレルに進行し無限に循環しています。
これを、7のサイクルとします。
360よりも420の方が大きい数字なので、7のサイクルである一週間は、一年や一日の6のサイクルを内包します。
一定方向に進行する6のサイクルに浸りきっている通常の意識状態では、無限循環構造の7のサイクルには地続きでアクセスできません。
6から7へのシフトには、飛躍が必要です。
それは、鈴木三重吉(著)『星の女』でいうところの、「鍵」に相応します。
開けることを禁じられて託された鍵は、閉ざす方向でのみ使われていました。
鍵を閉めるときと開けるときでは、回転方向が逆になります。
この反転によって、飛躍が可能になります。
反転を視覚化したものが、420度の円でハート形を作るプロセスです。動画『世界初公開 420度の円がある図形に変身する』で解説しています。
ハートの中心の0は、中心が「ある」のではなく、「ない」が中心ということです。それは、至るところに中心があるトーラス構造です。
一つしか中心がない360度の円は、一定方向に進行する時間の概念です。
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