大会合(土星-木星)@ヘリオセントリック・チャート
ジオセントリック・チャートでは、2020年冬至を迎えてすぐに、土星と木星が宝瓶宮で合0°となります。
2020年冬至@ジオセントリック・チャート
※太陽が人馬宮29°59'59"となってますが、国立天文台-暦要項に表記された時刻に合わせました。以下、二十四節気のチャートは同様です。
2020年大会合@ジオセントリック・チャート
木星:0°Aqu.29'17"
土星:0°Aqu.29'13"
通常はこうなります。
さてそれでは、冬至のチャートをヘリオセントリックに変更してみます。
すると、次の図になります。木星が土星より3°先に進んでいます。
2020年冬至@ヘリオセントリック・チャート
木星:6°Aqu.1' 9"
土星:3°Aqu.18'52"
ヘリオセントリックをそのまま、ジオセントリックのようにリーディングできるかというと正直よくわからないのですが、たぶんやってはいけないような気がします。
ヘリオセントリック・チャートを天界のエネルギーの反映として考え、天界の精妙なエネルギーを、波動の粗い地上で活動する通常の意識状態でそのまま知覚すると、霊界と現象界の反転を考慮しないため、相当ひどいことになりかねません。
”宇宙の秩序としての永続する均衡のミニマムな表現”であるカルデアンかるたの天使暦スプレッドはこの反転を取り込んで構築された体系なので、天界と現象界を媒介する概念となりえます。
”宇宙の秩序としての永続する均衡のミニマムな表現”とは、惑星かるた及びカルデアンかるたによる曜日の無限循環構造に基づいたトーラスモデルのプロセス化のことです。詳細は、拙著『カルデア配列と時間の質 ―時間の虚構性を可視化するTips』や『2π=420°=♡ vol.1: 曜日の無限循環ゲーム』をご参照ください。
具体的には、ヘリオセントリック・チャートの天体の位置を、420°に度数変換し、各天体が属するデーカンの天使がLord(主)となります。
それについて、解釈はせず、ただ、天使の名前とそのゲマトリア数を意識化し、カルデアンかるたの天使暦スプレッドにおいて操作を行います。
ヘリオセントリックでは、天体は逆行しません。
天界のエネルギーが現象界において映し出された結果をジオセントリックとすると、現象に注意を向けることで波動が同調し反応を引き起こすよりも、光源としてのヘリオセントリックを意識化することで、現象界の粗い波動の影響に呑み込まれることなく、現象に覆われている隠された真実に気付きやすくなるのではないかと思います。
カルデアンかるたの天使暦スプレッドは、中心から全体を見渡す視点=真我と直結する経路を開くサポートをするための無意識の整理棚ですから、現象に右往左往せずに本質をつかむためのツールとしてご活用ください。
さて、タイトルの大会合(土星-木星)@ヘリオセントリック・チャートは、11月3日になります。米国大統領選挙が実施された日というのも面白いです。
2020年大会合@ヘリオセントリック・チャート
420°変換表
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度数変換した天体を2π=420°=♡チャートに配置するとこのようになります。
土星(合)木星:1°Aqu.49'46"
420°に変換すると
↓
352°
対応する天使は、双魚宮Ⅲ Esheliah Mayahel です。
עשל, Esheliah, PisⅢD ”世界を変える”
30+300+70=400: 2×2×2×2×5×5
Esheliahは、他者を赦すためのレッスンをサポートする天使です。貴重な学びの体験を経て、世界全体に大きな幸福がもたらされます。
מיה, Mayahel, PisⅢN ”統一”
5+10+40=55: 5×11
Mayahelは、幻惑と迷いを除去し、安全な道へとガイドする天使です。妄想による恐怖や怒りに対処できます。