勇気か恐怖か
恐怖は実在しない。
ひとつの純粋意識のみが実在する。
意識が特定の想念形態内に囚われたとき実在と切り離され、その状態を自己と認識することで、恐怖を存在させる。
想念形態に囚われた意識による分離の錯覚を現実と認識し、その錯覚の中に生きる偽りの自己が恐怖を存在させている。
同じ恐怖の波動を持つ者同士が引き寄せられる。
意識が特定の想念形態から解放され錯覚の中に生きる自己が存在する余地のないことを認識すると、偽りの自己は消滅し、真実が明らかになる。
このまま錯覚の中に居たい、偽りの自己を失いたくない。
それが恐怖の正体。
その恐怖の中に飛び込んで偽りの自己を消滅させること。
それが勇気。
勇気によって、真実は明らかになる。
真実が明らかになることで、傷つく自己は偽りである。