【派遣の小話】適性も人柄も、画面上の数字にはときに負けてしまうことがあるという話。

４月から求人が増えてゆくとよく聞きますが、そんなの待ってられない切羽詰まり具合で日々派遣会社の求人エントリーをしている昨今。
しかしあまりに求人募集ページの書き換え間違いを発見するため（特技：検品）、過去勤めたインターネット販売会社で商品ページの作成において正確性と速さが過去一すごいと褒められた思い出を胸に、上記派遣会社の求人ページ作成の求人募集を見つけてコンチキショウー！ と、やけ気味に応募してみた結果。

案の定、普通に落ちました（笑）

受かったら儲けもの、まあ年齢で多分落とされるだろうな……と思いながら応募したのでそれはいいんですが、きちんと再チェックしてないなと容易に予想がつくぐらい求人ページの打ち間違い＆消し忘れが多く、見つけるたび、日々、oh……って顔で遠い目をしてます。

過去に楽天とAmazon、Q10、Yahoo!！の商品ページの打ち直しをしていたことがあるので、派遣の求人ページもおそらく元となる雛形のページ、もしくは似た求人ページから引っ張ってき、必要なところだけを書き換え＆削除してからサイトにアップしているのだろうとは思うのですが（最近はAIに任せるシステムも出てきたのを見かけたので、いずれそちらに移行してゆく業務かもしれませんが）……本当にもどかしくなるぐらいちょいちょい間違いがあり、かるく職業病が発症してしまう始末。（めっちゃ気になる）

ダブルチェックは必須事項。
を、できるだけ心がけている自分としては、一度打ち直したページはざっと頭から下まで再チェックしてからアップしたほうがいいのでは……と思うばかりです。それだけで大分変わると思うので……（誤字脱字はまだ仕方ないにしても、限定社名公開してます！ってところで確実に削除忘れをしている要項を見つけたときには思わず問い合わせで教えようかと思いましたが、面倒な派遣登録者だと思われたら困るので「余計なお世話はせまい……」と、そっ閉じして何も見なかったことにしました……）
ちなみに一つの求人をかさましで３つ分ページを作成してるのも確認済です。
先生、そういうの、ほんとよくないと思います（特技：検品）

そんな登録してる派遣会社の記事はこちら↓↓↓（遠慮なく）
せっかくなので初めての自分noteのリンクなど置いてみます。

こちら登録して2か月ほど経ちましたが、本当に氷河期世代には厳しいなと感じる日々です。この記事でも書いてますが、事務系が本当にまったくもって受からない。ただのデータ打ちですら普通に落とされる。（一応それなりに打てる経験者なんですが……）
基本自己肯定感の低い人間なので特に高望みはせず、自分にできるなと判断できたものしか応募はしていないのですが……今のところ受かったのは軽作業の名を借りた体力勝負の肉体労働の職場のみ。

一回り下の子が筋肉痛がしんどい、と一週間ほどでアッサリ辞めていったのに困惑しながら、自分は筋肉痛ぐらいならそのうち慣れるだろうし、普段動かさない筋肉を動かせて健康にはよさそうと思えたのでそのままがんばって最終日まで働かせてもらいましたが……。
若い子は本当に判断が容赦なく早くて吃驚しました。（びびる速さで消えてしまわれた）

その職場は文字通りアットホームで、他人の悪口を言うひとも怒鳴り声を発する人もおらず、常にこちらの身体を気遣ってくれる穏やかなところだったので、ブラック続きでメンタル焼き切れ気味だった自分には「うわ。めっちゃホワイト！！！」と声を上げて褒め称えたいぐらいには、もはや感動レベルの職場でした。だって誰も怒鳴り声をあげていないのである。

むしろ正社員の方ではなく、同じ業務に入っている他会社の派遣社員さんのほうがちょくちょくチクチク言葉を放ってき、ううーん……意地が悪い、と苦笑いをする感じでした。びっくりした。
言い返したら確実に場の空気が悪くなるし、社員さんの見てないところで問題も起こしたくないしで適当にスルーしましたが、そういえばこういう人……たまにいるなあと、久々に他人と仕事する上で覚えのあるストレスを思い出し、内心で溜め息を吐いてたりしてました。
どうも気が弱そうにみえるらしいので何を言ってもいいと思っているところとか、人間社会の闇深いあるあるなんでしょうね……道徳をやり直すべく、時代劇を見てほしい（令和の「暴れん坊将軍」面白かったです）

そんな感じで勤めた短期派遣も期限まで無事済ませたのち、1月からデスクワークの求人にひたすら応募している昨今ですが、前述通り、ただただ全滅です。まさに圧倒的敗北。厳しさの雨あられ。
でも求人は毎日過剰なほど送られてきます。
送ってくるなら……！　一回受からせて……！ 損はさせないから！ orz

世間では人手が足りないとよく聞きますが、できるものを選んで応募していても、正直ここまで落とされると、タイトル通りタイミングや運に恵まれなければどれだけ適性があり、どんなに真面目に生きてようとも、ミドル世代以上での転職で救われるのは本当にごくごく一部の人なんだろうなと思わされます。
正直年齢という自らが生きてきた「数字」が、今や大きな枷となって立ちはだかっているのを感じずにはいられません。

氷河期時代によく言われた『選ばなければ仕事はある』は確かにそうなのでしょうが、今はその時代ではないし、そう言われ続けた氷河期世代だからこそ、できる範囲のなかで少し上を向くことぐらいは許されて欲しいなと思う今日この頃です。
諦めたくないのはどの世代だっておなじ。
自分の人生を諦めたくないから、皆、どんなに苦しくても、せちがらい世の中でも、精一杯頑張って生きようとしてるんだと思います。

最後になりましたが、自分も含め、そんな頑張るひとが報われる世界でありますように。本当に心から。
外国人労働者もいいけど（本音はあまりよくない）、自国で働きたい自国民をまず救ってからあれこれ政策してほしいものです。

（ そんなボヤキをあげつつ、さすがに受からなさ過ぎて目下来月の生活費がやばく、タイミーとか早い者勝ちでいけるところも検討するべきかと思い始めてます。人生が！ しんどい！  たすけて！）