2019 #プリンスリーグ九州 第9節 日章学園高校 vs #ロアッソ熊本ユース
高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ 2019 九州
第9節 2019/07/06(土)@日章学園グラウンド
日章学園高校 1-1 #ロアッソ熊本ユース
前半 0-0
後半 1-1:片桐 羽馬人(←吉井 凌雅)
順位表
順位 チーム名 勝点 勝 引 敗 得点 失点 得失点
---------------------------------------------------
4(-) ロアッソ熊本ユース(熊本県) 13 3 4 2 14 11 +3
レビュー
プリンスリーグ九州も半分を折り返し、前半戦の最後の一戦。4位につけるロアッソ熊本ユースはアウェイで日章学園と対戦し、相手に何もさせない試合展開も終了間際に追いつかれて1-1のドロー。悔しい勝ち点1となりました。しかし全国レベルの強豪校との5連戦を負けなしで終え、4位キープで後半戦に臨みます。
前半
勝利した前節とメンバー変更はなしでスタートした前半。ロアッソ熊本ユースは今までの戦い方を少し変えて縦パスが目立つ立ち上がりになりました。攻撃時のフォーメーションも変更しているため中々パスが繋がりませんが、ゴールに直結するパスのため相手への揺さぶりにはなっていました。
対する日章学園は今までの高校チームとは違い、しっかり繋いでくるサッカーをしてきました。途中ずっと相手にボールを保持される時間帯もありましたが守備陣が身体を張って防いでいました。ロアッソはチームとして守備意識が高く、ネガティブトランジションが早いのでしっかりとブロックを作ってほとんど危ないシーンまではさせません。
前半はやや相手にボールを保持させつつ、カウンターでゴール機会を伺うという展開になりましたがラストパスが合わずに0-0で折り返します。
後半
後半早々にゴールが決まります。3DF吉井凌雅(りょうが)選手のコーナーキックからニアでフリーの5DF片桐羽馬人(はまと)選手が頭で合わせて先制。吉井選手はこれで2試合連続アシスト。精度の高いボールが蹴れるサイドバックとして攻守に貢献しています。センターバックながらフリーになった片桐選手の動きも良かったです。
得点を決めてからはこちらがボールを保持できるようになり、守備では相手に何もさせない強固な守りを見せていました。攻撃でも再三チャンスを作りますが追加点が遠い。この追加点が取れなかったことが響いたかもしれません。
負傷交代でセンターバックが変わる難しい状況の中でもロングボールに裏抜けにと相手の攻撃を跳ね返し続けました。しかし終了間際、ただひとつのプレー、相手のロングフィードに半身抜け出されたところで相手を倒してしまいエリア目の前でフリーキック。これを直接決められてしまい同点。フリーキックを直接決めるキッカーが素晴らしかったのは間違いないですが、不要なファールで非常にもったいない失点でした。
アディショナルタイムは猛攻を見せましたが勝ち越しならずドローとなりました。
試合終了
終了間際に同点にしたにも関わらず、負けたような表情を見せていた日章学園のメンバーが物語るように、ほとんどロアッソ側が圧倒した試合内容でした。それでも1つのミスで勝ちきれないのがサッカーです。しかし90分間完璧に跳ね返し続けたのも事実。勝ち切るのに必要なこと、あと1歩上のステージに行くためには。できていたこともたくさんあります。うまく整理して次の試合に挑めればと思います。
次の対戦は前半戦無敗の”最強”サガン鳥栖U-18です。恐らく今年で一番厳しい試合展開になると思います。しかしプレミアリーグに行くためには避けては通れない相手。むしろプレミアリーグに定着するためには勝たなければならない相手でもあります。好ゲームを期待しています。
試合情報
高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ 2019 九州
第10節 vsサガン鳥栖U-18
2019/07/13(土)10:00キックオフ
益城町総合運動公園陸上競技場
2ndチームも続けて行われます。
高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2019 熊本 2部
第10節 vs鹿本高校
2019/07/13(土)13:00キックオフ
益城町総合運動公園陸上競技場
応援よろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?