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英語+雑記:other points of effectuation

Effectuationの一つの原則・マインドとして先日Lemonadeをあげました。

このEffectuationは、最初にゴールを設定するのではなく、「今ある手段から新しい可能性を創造していく問題解決アプローチ」です。

Lemonadeは、「粗悪なものなら、それを利用して何か作っちゃえ」というものでした。他の4つについてもご紹介したいと思います。

Bird in Hand:今手元にあるリソースから始める

日本語ですとそのまま、「手の中の鳥」です。

とかく何かをしようとすると、まず目標を設定してそのために必要な手段を集めていくことをしがちです。しかしこの考え方は、そうえはなくて、まずは今手元にあるリソースを使って始めよう!というものです。

手元にあるリソースとは「あなた自身の特徴や能力 (Who you are)?」、「あなたが知っている知識や経験(What you know?)、「あなたが知っている人脈(Who you know?)」で、ここからアイディアを生み出して、行動していくことからはじめます。

例でいうとAirbnbががいとうします。当時創設者のひとりが家賃を支払うための収入源として自分のアパートのリビングの一角を貸し出すアイディアから始まったのですが、まさに"bird in hand"といえます。

Affordable Loss:許容可能な損失の設定

企業ではどれだけ売上やリターンが得られるかを計算することにとらわれがちですが、予測不可能な世界においては、そのような数字はほとんど意味がありません。かわりに必要なのは、「ダウンサイド」どれくらいなら損してもOKとするかです。損してもOKな金額を上回らないように、リスクレベルを設定し、その範囲で積極的に行動する、、という考え方です。

Crazy Quilt:協力してくれる人を増やしていく

クレイジーキルトとは、大きさや生地の異なる布を不規則に繋ぎ合わせて作る”パッチワーク”のことです。
Effectuationでは「行動していく中で得られた協力者とのコラボレーション」を意味しています。予測不能な時代ではマーケットや競合はどんどん変わってしまいます。出会いを通じて、”ポテンシャル・ユーザ”を見つけ商品やサービスの”試作版”を提供してみることが大切です。それを続けていくことで、徐々に賛同者や協力者が現れ、結果的に、彼らが次の新しいリソースやゴールを与えてくれることになるというものです。

試行錯誤しながらキルト(事業)を作る中での新しい出会い、そしてその出会いをまた紡いで次の出会いを作るということが重要ということですね。

最後は、Pilot in the Plane:コントロールできることに集中

「飛行機の操縦士」のように、不測の事態に備えながらコントロールできる部分に集中し、実際に得られた結果から次の行動につなげていくことです。

新しい手段やゴールを発見したらそこで終わらせるのではなく、また新たなサイクルを回していくことで、チャンスの輪を広げていくことができます。

予測不可能な未来を「予測」することに集中するのではなく、未来を自分で作っていく、築き上げていくというマインドが大事ということですね。

以上Effectuationは起業家的発想での問題解決アプローチでしたが、企業マインドに限らず、生きていく上でも大事なマインドです。

自分は自分がつくるもの 

自分の将来も 自分の生きざまも すべては自分がつくるもの

レモネードのおかげで、思いもせぬ知識の拾いものができました。

しかし、、、この理論を作ったサラスバシー教授、、、なんてユーモア、センスのある方なんでしょう。英語だからかもしれませんが、いくら格言があるとはいえ「レモネード」って名付けるなんて。。。

だれか日本人の教授で「草団子」とかそういう理論を名付けてくれる人がでてこないかな・・・

#英語 #雑記 #日記 #Effectuation #問題解決アプローチ #イノベーション


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