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「思」「想」「念」をおもう

さて「念を入れて仕事するぞ。」と思った矢先、「念」ていう漢字は「今」の下に「心」なんだな、ふむふむと新たな脱線キーワードを発見。英語の接頭語・接尾語も面白いですが、最近漢字 あらためて興味深いなぁと思うようになりました。それぞれの「おもう」についてみていきたいと思います。

「思う」

「田」に「心」で思。いつも「私こう思ったんだけど」というときに使うのは「思う」です。

「思」の田の部分は「田んぼ」の田ではなく、凶に上一本線が旧字で、人の脳みその形を表したものだそうです。頭で考えたり、心で感じること(つまりは脳で感じる)ことを表すのが「思」の漢字のようです。思考、意思、思料・・・頭で考えることが主です。

「想う」

「木」に「目」に「心」で想。「想いが届きますように」等で使うのは「思う」ではなくて「想う」。より感情を込めた表現で使います。

「木」を「目」でみることを表していますが、単純に目に写すということではなく、「目」というフィルターを通して心でその姿をとらえるという印象があります。頭に画像・映像として「思い描く、何かにおもいをはせる、心を働かせる」、、想像、空想、回想、幻想、、、思い描いてます。

「念う」

「今」に「心」で念。「今」の部分は、古い文字で「瓶の栓」ふたの形です。「心」にふたをしてじっと心の中で思うことを意味しているそうです。観念、疑念、懸念、、、ぐぐっと深く深く思い詰めています。

ですが、単純に「いま」に「心」として、自分の目の前にある 為すべきことをする、「今を大事にする心のこと」も「念う」の別の意味としてもよいのでは。

「今」を大事にすること、「今」を深く思うこと、「念ずれば花開く」。

今の心で、さて何を念いましょうか。

と思っていたら、上司がたいやきを差し入れてくれました。母校の近くの老舗たいやき屋さんのたいやきに、大学時代の想い出が。

今日もおもうことで大忙し

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