伝わるかな?~英訳は難しい
明日からまたお仕事。と思うと、17時くらいからサザエさんシンドローム気味です。
平日はなかなかちゃんとお酒をいただきにくいので、明日から頑張るためのエネルギーを注入。今日の相方は、こちらです。
島根県出雲市の酒蔵「板倉酒造」さんの天穏(無濾過純米酒)です。
Welcome to the wonder world of the multiple parallel fermentation.
ようこそ!平行複発酵の世界へ!!(平行複発酵は「アルコール」を作る1つの方法です。ワインは単発酵です。ここもまた大変面白い過程です)
裏ラベルにこのお酒の裏タイトルとして
「まるく やさしく 強くありたい」
とありました。 心に染みます。そうありたいと。。
しかしこの言葉、、英語にすると何がしっくりくるのでしょうか?
丸い。。からRoundly?なんとなく違和感です。
ぱっと浮かんだ言葉はこちら
Be gentle, be friendly, and be strong.
この「まろやかに やさしく 強くありたい」って、単に優しい。。。っということではなくて、芯のある穏やかでしなやかな強さかなと思うんですが、、、
「gentle」でいいのでニュアンスがよいのか?
この言葉の含意が、「誰かを 何かを 自分を 疑わない。 あるがままを受け入れてしなやかに前へ」ということが前提にある気がします。
日本語の感覚で伝えられてもこれを他言語でどう伝えたらいいのだろう。。。
しなやかな強さ、、、"Graceful"?
なんだかちょっと単語がゴージャス。
なれない言葉ですが、"Resilient"という言葉を見つけました。
"Resilient"は「めげても、残念なことがあっても、すぐに元に戻れる、またはそれを糧にいい方向へ持っていける」っという意味があるようです。
回復力?というよりは、、、なんだか弾力性があることという感じがします。
知らなかったけれど、この"Resilient"に「まるく やさしく 強くありたい」は収斂されrているように思えます。
だって、自分の置かれた環境を受け入れ、つらくても理解し、自分を次のポジションに持っていけるということは、そもそも「強く」ないとできませんから。
なんとなく、、水墨画の仙厓を彷彿と。
「ほこっとこころに余裕を生んでくれるまるさとやさしさ」
ここに、なんだか「あー負けた!」という強さを感じます。
この感覚を表す単語「Resilient」でよいのか、、、ご存じの方は是非ご教示いただきたいです。
反対語?は"vulnerable"(脆弱な)のようです。なんとなく、、、vulnerableは傷つきやすいから、内に内にこもって堅牢の自分のお城を築くイメージがあります。
今日の結論としては、
「まろやかに やさしく 強くありたい」=Be Resilient
となりました。が、、、きっともっと素敵な言葉があるはず。。。
これからも探していきます。
ニュアンスを伝えるというのはなんて難しいのでしょう
だからこそ
言葉ってこれだからおもしろい。。。