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3か月でイギリス大学院に出願→合格するまで⑤推薦状とIELTS

イギリスの大学院出願準備の書類についてシリーズでご紹介してきました。最終回の今回は推薦状IELTSスコアの提出に関して、私の経験をお伝えします。

再掲ですが、私の綱渡り型 出願スケジュール全体は以下の通りです。

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1.推薦書 、誰に頼む?

わけとばが出願した大学は、1~2通の推薦書の提出が必要でした。

さて、誰にお願いしようか。。

学問の道への推薦書なのだから、順当にいくと学部の担当教授です。しかし、大学を卒業してはや10年。卒業以来全く交流もなく、また口が裂けても「優秀」とは言えない学生であった私が、当時の教授にお願いをするのは無理があるな、、と悩みました。

そこでエージェントに相談すると、私のように職歴がある場合(※)は、会社の上司などでも良いとのアドバイスを頂き、前職(メーカー)と前々職(アパレル)の上司に相談してみることを決めました。

※ 学校によっては、学部卒3年以内の場合は、大学教授の推薦書が必須などの制約がある場合もあります


 2.推薦書の依頼のステップ

推薦書の準備の方法は人それぞれですが、私の方法は以下のような方の参考になると思います。

・ 推薦人としばらく会っていない、自分の大学院受験をまだ伝えていない

・推薦人はとっても忙しい、または、推薦書や英語に不慣れ


① 推薦人の打診

推薦人になってほしい、と思った元上司2人にコンタクトしました。メールアドレスを知っていたので、以下をお伝えしました。

 ・大学院受験を考えていること

 ・出願のための推薦人になってほしいこと

 ・仮に受けていただける場合にご対応頂くこと

幸いお二人とも快く引き受けてくれました。突然のお願いにも関わらず、温かい激励の言葉をかけてもらったことで、「後には引けない!」という覚悟が決まり、IELTSの勉強にも力が入るようになりました。笑


② 推薦書の推敲

推薦人を引き受けてくれた二人は大変お忙しく、また推薦書の作成経験はない方だったので、以下の手順で進めました。

 ・私の強みや、評価などについてコメントをもらう。参考になるように私のCV、PRしたい点も併せて共有する。

 ・推薦人に頂いた私の評価を基に、推薦書の様式でドラフトを作成する(フォーマットはネット、自分に合いそうな雛形を2パターン選び、それにあてはめて作成しました)

 ・推薦人に内容を確認頂きOKであれあば、エージェントに無料校正を依頼し、文法的な誤りなどを修正してもらう。

・推薦人に会社のレターヘッドを付けて印刷、署名を頂いて完成

推薦書はA41枚で分量も多くありませんが、多忙な推薦人にサポートしてもらうことになるので、時間にはゆとりをもっておく必要があります。

私の場合も、コロナ禍で推薦人が出社制限されている状況だったので、推薦書を会社のロゴ付きで印刷、署名を完了頂くまでに少し時間がかかりました。


③推薦書のアップロード

推薦書は、さけとばが大学に提出するのではなく、推薦人から大学に提出をしてもらう必要があります。ステップは以下の通りです。

・さけとばが大学へ出願するときに、推薦人のメールアドレスを記入する

・出願が受理されると大学のシステムから、推薦人のメールアドレスに推薦書のアップロード依頼メールが届く

・推薦人が、大学のシステムに推薦書をアップロードする

出願が完了したら「そろそろ大学から推薦書のアップロード依頼が来ますよ」とリマインドをしておくと、安心です。


3.IELTSは出願時には提出しませんでした

さて、最後の提出書類はIELTSの証明書です。

IELTSの要求スコアをクリアしている場合は、出願時にスコア証明書を提出することになります。

残念ながら 私は、出願時には要件未達(基準7.0に対して6.0)だったため、IELTSのスコア無しで出願しました。

IELTSのスコアがないと選考が不利なのか、私には明確なことは分かりません。少なくとも「条件付き合格」という制度があるイギリスでは、「スコアが未達だから出願を諦める」という必要はない、と思います。

ただ、入学までに基準をクリアしないといけないことに変わりません。私とIELTSの死闘については次からの記事でご紹介していきたいと思います。

今日もお付き合い頂きありがとうございました!


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