ウイスキー好きが踏み込んだ場所 〜はじめに〜
皆さん、お酒飲んでますか?
できれば、週五日は飲みたいと思っている、酒好き大学生の酒人と申します。
私にとってお酒は、仕事終わりの一杯や、良いことが会った時、嫌なことを忘れたい時など色んな感情に寄り添ってくれる存在だと思っています。
そんな存在をより良いものにするために一歩踏み込んでみました。
飲酒をしていて、ふと気になったことがあるけど、確かめるか、気にしないようにするか、、、
良い機会だったので大学の卒業研究で比較実験をしてみました笑
ガチガチの実験じゃなくて、自己満やんわり実験です。
大学の卒業研究でこの内容は如何なものかと思う方もいると思いますが、
やりたかったのでやりました笑
何事も自分で確かめることが大切ですよね。
上の写真が気になる。って思う人、これは私の机の下です。
椅子をしまうとガチャガチャ音が鳴る騒がしい机となっております笑
酒好きあるあるだと思いますが、空き瓶はゴミではなくコレクションになりがちですよね笑
2022年10月25日にウイスキー検定3級を取得しました!👏
そのくらいウイスキーに魅力を感じている酒好き大学生です。
現在、二級取得に向けて勉強をしたりしなかったり、、、
皆さん、至福の時はありますか?私はお酒を飲んでいる時です。
特にウイスキー。琥珀色で香りが良いって「飲んでる俺カッケェ」なんてことは思って無いですけど笑
飲めば飲むほど、その魅力に沼の如くハマっていることを実感しますし、私にいつも至福の時を与えてくれます。
このページはハッキリ言って面白さはあまりないと思います。建前で話すべきことが書いてあるだけなので、読まなくても支障はないです。
まぁ、暇つぶし程度で見てください。
飛ばしたい人へ、
▼ウイスキー好きが踏み込んだ場所 〜試飲実験〜
https://note.com/saketo0920/n/nb790efcd4621
私のちょっとした記録も良かったら見に来てください。
ウイスキーだけでなくお酒に関わることを記録しています。
▼酒人のInstagram
https://www.instagram.com/sakenchu__/
写真を投稿するとすごい速さで「いいね」されるので、お酒というコミュニティの広さにはいつも驚かされます。
はじめに
きっかけ
はじめに、何故この研究を行うことを考えたのかというと、一人のウイスキー愛飲家としての探究心がきっかけ。ウイスキーにはご存知の方もいると思いますが、主に3種類の飲み方、「ロック」、「ハイボール」、「ストレート」があります。そのうちの一つ、「ストレート」で飲む際に使うべきグラスはどんなものがいいのか、、、
普段のウイスキーの楽しみ方は食中酒として、ハイボールをステンレスタンブラーで飲んでますが、ストレートを楽しむ際のグラスを気にすることもなければ、購入を考えることもありませんでした。
いざ購入しようと考えた時にさまざまな素材形状でグラスがあって、どれを購入すれば良いのか迷ったと同時に「何が違うの」と率直に思ってしまいました。
じゃあ、どうやって違いを知るか考えた時に、調べればわかることかもしれないが、私自身の至高の時間に関わるものを誰かの意見で片付けて良いのか、、、
「ダメでしょ!」一番信じられるのは「実体験」だと思ったことがきっかけで、「自分自身が納得すること」を目標とし、実験を行いました。
実験対象は私自身なので、あくまでも個人の感想です。味覚は十人十色違います。この実験の結果が第三者に大きな変化をもたらすわけでもなければ、他者の意見が結果を動かすことありません。
得られたこと
この実験を行って、グラスの形状は香りに変化を与えることを確信しました。
この確信が何を意味するのか、それは、「グラスによって香り方が違うのであれば、複数の酒を飲み比べる際に同じグラスを使用しなければ正確に違いを感じることができない」という根拠になり、今後の飲酒に一つの確定事項ができる。
読んでくださる皆さんに大きな影響はないかもしれませんが、グラス選びの参考やウイスキーで至高の時間を楽しんでもらえる人が増えてもらえたら嬉しいです。
目的
この実験は、
・ウイスキーをストレートで飲む際に気分などで使い分けができる
ようになる
・好みを感じやすいグラスを特定する
・グラスごとの違いを理解する
・なぜ変化が起きたのかを考察し、理解する
以上のことを目的として進めていきます。
実験に移る前に、ウイスキーやグラスに全く興味を持たない方もいると思うので、そこら辺も触れていきたいと思います。
ウイスキーってなに?
ウイスキーは世界中で造られています。そのため、ウイスキーの定義は各国によって違いますが、一般的には次の3つの条件をクリアしていればウイスキーと定義できます。
条件1:穀物を原料としていること
原料は大麦、ライ麦、小麦、オート麦、トウモ ロコシなどの穀物である。
条件2:糖化・発酵・蒸留を行っていること
穀類を麦芽などで糖化させ、発酵によってアルコールを生じさせる。そして、そのアルコールを含んだ溶液を蒸留した蒸留酒である。
条件3:木樽熟成をしていること
蒸留して得られた液体ニュースピリッツ(new spirits)を木製の樽に貯蔵し熱成させる。ウイスキーの琥珀色は樽材成分が溶出したもので、ジンやウォッカなどホワイトスピリッツに対して、ウイスキーは“ブラウンスピリッツ、とも呼ばれる。以上の条件から、ジンやウォッカは蒸留酒ですが、木樽で熟成させないのでウイスキーとは呼べません。同様に、ブランデーは木樽で熟成させますが、原料が果実(ブドウ)であるためウイスキーには該当しないということになります。
(ウイスキー検定 公式テキスト 土屋守 2021 p.8,p.9)
蒸留酒って何?となる方もいると思うので軽く説明すると、
お酒は三つの分類があって、
醸造酒:ビール、日本酒、ワイン
果実や製物をそのまま、または糖化させた後に、自然界に存在する酵母の働きによってアルコール発酵させた酒類。発酵酒ともいいます。その歴史は古く、人類が切めて出会った酒が醸造酒です。なお、酵母はアルコール度数が高くなりすぎると活動ができなくなるため、醸造酒の度数は5~十数%のものが多くなっています。清酒(日本酒)も醸造酒で、多くは15~16%程度です。
蒸留酒:ウイスキー、焼酎、テキーラ
アルコール発酵後、さらに蒸留して造る酒のことです。簡単にいえば、ワインをお留したものがブランデーで、ビールを蒸留したものがウイスキーとなります。醸造酒との一番の違いは、アルコールを含んだ溶液を蒸留することでアルコール度数が高くなる点で、50%を超えるものもあります。アルコール度数5~十数の酸造酒に比べて格段に強い酒であることから、酒精・スピリッツ(spirits)とも呼ばれてきました。発祥の地については諸説あり、中近東・ペルシヤ地域から中国西部にかけてといわれています。その後、製造法がヨーロッパに伝わり、錬金術と併せて流行し、発達しました。また、インド、東南アジアへも伝播して、アラック、泡盛、焼酎へと進化したのです。アルコール度数が高いということは、腐敗防止、少量で陶解できる運搬効率が向上するといったメリットがあります。蒸留方法には、モロミ(発酵液)をそのつど交換する単式蒸留と、連続投入する連続式蒸留があります。また、保存方法もさまざまです。木樽などに詰めて熟成させるものもあれば、そのまま製品化するものもあります。
混成酒:梅酒、カクテル、みりん
醸造酒や蒸留酒に、植物などの香味や糖分を添加した酒類。または、それらを混合したもの。代表的なものにリキュール類があり、種子や草木、果実、果皮をアルコールに混ぜて蒸留するか、アルコールに浸演させて香味を移すといった方法で、おもにつくられています。日本の伝統調味料「みりん」、梅酒のように果実酒に一定量以上の糖分・ブランデーなどを加えた「甘味果実酒」、アルコール・焼酎・ブドウ糖などの原料を混和させてつくる「合成清酒」のほか、薬用酒などの「雑酒」も混成酒です。
それぞれ特徴があって面白いですよね。
よく、「ビールは太る」とか「ハイボールは太らない」なんて聞く方もいると思いますが、それも醸造酒と蒸留酒の違いで「糖化」しているかどうかの違いで言えることなんです。
アルコールが入ると食欲も増しますから、太る太らないの要因はお酒だけでは無いんですけど、蒸留酒の方が罪悪感が少ないかもしれませんね笑
ガラスって?
はじめに、「ガラスとは何だろう?」 ガラスという光を透過して屈折させる不思議な物質と係わって、人類はすでに四千年を遙かに超える歴史を持っている。けれども「ガラスとは何か?」という問いに対して明確に答えることは難しい。17世紀初期(1612年)アントニオ=ネリは、「ガラスは炎の芸術が作り出した真なる果実である。あらゆる工芸品のなかで、ガラスほど鉱物に似ているものはほかにない。ガラスほど金属に似ているものはない。何故なら、ガラスは日に融け、火に耐え、完成された金のような輝きを得るからである」と著書の中で記している。これはルネッサンス初期の錬金術師達の見解であった。今日のガラスはあまりにも日常的であるためその不可思議な本質を忘れがちであるが、遙かな昔に作り出されたこの人工の物質が、今日の科学技術をもってしてもなお明確に定義できないのである。その原因は、ガラスは結晶質ではないため原子構造が一定ではなく、まるで絡み合った小宇宙の集合体であり、宇宙さながらに混沌としているからだという。ガラスにはこの未解決な分野が残されているだけに、かえってこれからの可能性が期待されるのである。ガラスはこれからの人類の未来に大きな変革をもたらし、新たな豊かさを約束するものであるといえよう。
日本のガラスの歴史は縄文時代までさかのぼる。日本最古と思われるガラス小玉が縄文晩期の亀ヶ岡遺跡から出土している。また弥生時代になるとおびただしい量の玉類が出現してくる。その後、正倉院に多数伝存されている大量のガラス玉からして奈良時代にはガラスの製造がかなりの活力を持っていたことがわかる。
http://www.takizawashoten.jp/14542923078252
こんな感じでウイスキーとグラスについて触れていきましたが、ここの知識がこの後の実験に関わるわけではないです。
面白さは無いのに、ちゃんと読んでくださった方お疲れ様です。
実験と考察はまた、別のページでお話ししていきたいと思います。そっちがメインなので、見ていただけたら嬉しいです。
▼ウイスキー好きが踏み込んだ場所 〜試飲実験〜
https://note.com/saketo0920/n/nb790efcd4621