【アンケート結果】2020年最高の日本酒を聞いてみた
予想だにしない出来事が起きた2020年も残りわずか。
今年はどんな日本酒に出会いましたか?
SAKETIMESでは、2020年を締めくくる企画として、Twitterで #2020年最高の日本酒 を募集しました。
美味しかった、プレゼントで貰った、造り手の思いに共感したなど、さまざまな"最高"の日本酒が約250銘柄集まったなかで、「最多得票」「編集部ピックアップ」「地域ごとの注目銘柄」を抜粋してご紹介します。
もっとも多くの人に選ばれたのは……
「シン・ツチダ」(土田酒造/群馬県)でした!
醸造元の土田酒造は無添加の酒造りにこだわる、大注目の酒蔵です。
酵母や乳酸を添加せず、精米歩合90%の食用米を用いて醸されたこのお酒は、まさに土田酒造の真骨頂といえるでしょう!
土田酒造はほかにも、「全国新酒鑑評会入賞酒」や「研究醸造シリーズ」も票を獲得していました。
※なお、「十四代」や「作」、「風の森」など日本酒ファンなら誰もが知っているお酒も複数人から回答がありましたが、今回は同一ブランドでもスペック違いは分けてカウントしました。
編集部注目の銘柄・酒蔵5選!
今年誕生した銘柄や取材した酒蔵など、SAKETIMES編集部が独断と偏見で選んだツイートを紹介します!
「上川大雪酒造」(北海道)
2017年、三重県にあった休眠蔵の酒造免許を移転するという前例のない方法で、北海道上川郡上川町に誕生した「上川大雪酒造」。
企業や自治体と連携する「地方創生蔵」としての活動内容が注目されている、新進気鋭の酒蔵です。
今年は、「上川大雪酒造が帯広畜産大学に酒蔵を設立する」というニュースが話題になりました!
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「天美」(長州酒造/山口県)
今年、山口県で復活を果たした長州酒造。女性杜氏の藤岡美樹さんが醸す「天美」は、注目度の高さもさることながら、その美味しさからあっという間に評判になりました。
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「木花之醸造所」(東京都)
こちらも今年、東京の浅草に誕生したばかりの「木花之醸造所」。
清酒製造免許をもっていないため、「その他の醸造酒免許」を利用したどぶろくなどのお酒を醸していますが、初代醸造長の岡住修兵さんは、新政酒造の製麹を担当していたこともある実力派です。
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「光栄菊酒造」(佐賀県)
復活してから2シーズン目の造りにも関わらず、多くの方から評価を受けたのが「光栄菊」。
もともと前任の酒蔵でも、「酸のある味わいのしっかりとした酒を醸す杜氏」として評判だった山本杜氏は、光栄菊でも得意とする「酸と旨味があって、最後に口の中ですっと切れる食事に合わせる酒」を目指して醸しているそうです。
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「宝船 浪の音 ヒトメボレ90」(佐々木酒造店/宮城県)
日本酒を醸す全ての蔵をめぐる旅を行いながら、SAKETIMESライターとしても活躍中の立川哲之さん。
東日本大震災による被害から復興した宮城県の佐々木酒造店で、冬場に働き責任仕込みを行ったのが「宝船 浪の音 ヒトメボレ90」です。
昨今の情勢を鑑みて全蔵めぐりは一時中断し、来年からは福島県に新しくできる醸造所「haccoba」で酒造りを行うそうです。
他にもこんなお酒がありました!
北海道・東北地方
関東地方
中部地方
関西地方
中国・四国地方
九州・沖縄地方
海外
ご参加いただきありがとうございました!
アンケートにご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
紹介しきれなかったツイートはまだまだありますので、ぜひTwitterで #2020年最高の日本酒 を検索してみてください!
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2021年も皆さまが素敵な日本酒と巡り会えることを願っています。