【アンケート結果発表】「#この夏酒がうまい 」
梅雨開けも近づき、今年も暑い夏が来ようとしています。
冬が旬と思われている日本酒ですが「夏酒」というジャンルもあります。
しかし、実はこの「夏酒」は明確に定義されたものではなく、2007年ごろに生まれたもの。
「夏酒」が生まれた背景には夏の日本酒需要の伸び悩みがあります。やはり夏といえばビールなんて思ってる方もいますが、夏酒という呼び方によって「夏にも日本酒がおいしく飲める」ということを知ってもらおうとしたのです。
そんな「夏酒」について、SAKETIMES編集部ではこの夏おすすめのお酒をハッシュタグ「#この夏酒がうまい」で募集しました。
その結果、夏らしい涼しげなデザインのお酒が多く寄せられました。今回は集まった回答の中からいくつかご紹介します。
夏酒には涼やかなボトルがたくさん!
最初に紹介するのはこちら!ラベルのうぐいすが通常の緑色から水色になっていて綺麗ですね。
「庭のうぐいす 特別純米 なつがこい」(山口酒造場/福岡県)
透明感のある瓶に綺麗なラベルが夏を感じさせます。
「やまとしずく 純米酒 夏のヤマト」(秋田清酒/秋田県)
ラベルが絵画を見てるようでお酒にもボトルにも引き込まれそうです。
「くどき上手Jr.の愛山33 純米大吟醸」(亀の井酒造/山形県)
飲み終わったあとに水差しにしたいくらいシンプルで綺麗です。
「Ohmine 3grain 大嶺3粒 夏純かすみ生酒 山田錦」(大嶺酒造/山口県)
透明感のある色合いも良いですが、青字に赤色も夏を感じさせます。
「流輝 純米 生原酒 夏囲い おりがらみ」(松屋酒造/群馬県)
並んだ杉玉が水玉模様に見えて、お祭りを思い出させるようなデザインです。
「杜の蔵 二の矢夏生 夢一献」(杜の蔵/福岡県)
夏の風物詩を描いたラベルも
夏といえばかぶとむし!大人になった今、なかなか昆虫採集とはなりませんが、これなら家にいながら楽しむことが出来ますね。
「仙禽 かぶとむし」(せんきん/栃木県)
怪談もやはり定番ですよね。思い切りお酒を冷やして、怪談を聞いて、身も心も涼しくなっちゃいましょう。
「玉旭 夏のどろどろ濁り酒」(玉旭酒造/富山県)
大きくて美味しそうなスイカですが、このスイカは割ってはいけません!
「天吹 夏に恋する 特別純米 生」(天吹酒造/佐賀県)
小学生のころ夏休みに育てた人も多いであろうアサガオ。ボトルを眺めて童心に帰るのもお酒の楽しみ方のひとつですね。
「別誂・雅山流 純米吟醸 あさがお」(新藤酒造店/山形県)
今回、大人気だったのがこちらのお酒。夏らしくロックでぐいっと飲んじゃいましょう!
「Ice Breaker アイス ブレーカー 純米吟醸 無濾過生原酒」(木下酒造/京都府)
日本酒には夏酒のほかにも秋に美味しいお酒の「ひやおろし」、春らしいデザインや味わいの「春酒」もあります。
食材もそうですが、日本酒も四季の移ろいに合わせて飲んでみるともっと楽しくなっていきますね。
引き続き、ハッシュタグ「#この夏酒がうまい」をつけた投稿も募集しています!