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【1/30大阪十三】アルセウスダダリン【シティ優勝】

あなたの心にルナティックトランサー
始めまして、あぶり鮭太郎です。

 シティリーグシーズン5で優勝したアルセウスダダリンについて書きます。
拙い&メモレベルの文章で恐縮ですが、草タイプ使いの参考になれば幸いです。

●デッキについて

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 デッキ選択については趣味です。もともとモクナシをずっと使っていました。しかし、モクナシのスタン落ちで草タイプの強力なエネ加速手段であるゴリランダーの早期着地ができなくなりました。そこにアルセウスVstarが降臨しました。当初はスターバースでふしぎなあめをサーチしゴリランダーを立てるプランを考えていましたが、ダブルターボの登場によりそれすら不要となりました。

 メインプランはアルセウスVstarのトリニティノヴァを最速で打ちながらダダリンVMAXを育成、240点(ベルト込み270、シューター込み290)のダイアンカーでワンパンを狙ったり、90~120点のブンブンチェーンでベンチのシステムを狙撃したりしながら畳みかけます。

●デッキの強み

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 ダダリンVMAXはベンチ狙撃と240点という高打点を使い分けられる強みがあります。

 これまでのデッキ(モクナシダダリン)ではゴリランダー(ボルテージビート)でエネルギーを供給することでブンブンチェーンを強くしていました。

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 しかし、デッキの都合上後攻を取ることやタッグチームからスタートすることでサイドレースを追いかける形になること、デッキ内のエネルギーや進化ポケモンの枚数が多いこと、サイド事故で機能不全に陥ることなどの課題がありました。

 今回アルセウスVstarの登場により、①先行 と ②エネ加速 を両立させることができたのが一番の追い風です。アルセウスVstarで相手のアタッカーを先に倒しながら後続のダダリンVMAXを育てることで圧をかけ、早期決着に持ち込めます。

 ダダリンVMAXの魅力はベンチのシステムポケモンを倒せるだけでなく、240点の高打点で弱らせたVMAXがベンチに逃げたとしても次のターンには90点の追い打ちができるので、ボスの指令を節約することができます。(逆もしかり)
 また、現環境ではこだわりベルトとクイックシューターを活用することで290点まで一撃で出せるのでアルセウスを倒しながらVMAXの高HPで1回は攻撃を耐えられるのも大きな魅力です。

 さらに、ダダリンVMAXは特性を持たないポケモンかつ、リーフィアVMAXのガラル鉱山のように特定のスタジアムを必要とすることもないので、スターバースの使用後は頂の雪道を無理なく張ることができます。
この点は昨今の白馬アルセウスと同様ですね。
 今回のシティではれんげきカラマネロの2試合を除きすべての試合で雪道を張り、クリティカルに刺さりました。
副次効果としてガラルサンダーVを止め、カウンターを受ける機会を減らせるのも強みです。

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●理想的な動き

◎基本的な序盤の動きは裏工作型のアルセウスと同じです。

スタート:メッソン最優先
 メッソンからスタートすると後攻の場合、デッキタイプが特定できないのでいいですね。また、ミュウ対面は後1からこちらのVポケモンが倒される可能性が高いのでなるべくメッソンを盾にしておきたいです。

1ターン目:アルセウス手張り、ダダリンは見せない
 先2トリニティのための準備をします。
後攻の場合はどんどんよぶでメッソンを並べます。

2ターン目:トリニティノヴァでサイドを取る
 アルセウスを進化させ、スターバースで技を打つ準備をしましょう。
後攻でメッソンが倒されている場合はアルセウスをバトル場に出しキバナを打てば即攻撃ができます。
後続は手札や相手をみて相談

 ※スターバースでもってきたいカード
 ①エネルギー(ダブルターボ、基本エネ):攻撃のための必要数
 ②ダダリンV、アルセウスV:後続のポケモン、持ってくる手段がないなら
 ③ボスの指令、こだわりベルト、頂への雪道、裏工作ライン:
  相手のアタッカーを先に倒すための準備、もしくは機能停止させる

3ターン目以降:相手に合わせて攻撃の打ちわけ
 相手の一番倒されたくなさそうなポケモンを狙っていきましょう
アルセウスが無傷ならそのまま攻撃を続ける選択もアリ
アルセウスが倒されそうならチェレンや逃げで後続のアルセウスやダダリンで攻撃をしましょう。

●採用不採用について

ネオラントV
 当初はクロバットVを入れていました。
しかし、手札があまり減らない&出すタイミングは少ないことから変更
ご存知、後1の安定が強い

ザルードV(ジャングルライズ)

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 モクナシの頃のなごり、ダダリンを回復して…のつもりが草エネルギーを絞っているので一度も活躍せず
ジャングルレイジの方は魅力的ですがHP的に負け筋になりそう…
最後のひと押しならシェイミV1枚採用もありかも?

セイボリー
 後攻1ターン目やボスを打たないターンで手札が順調の時に使えるサポートがなかったので採用
クリティカルに刺さったのは1回だけながらも環境には刺さっている1枚

リーフィアV(不採用)

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 りょくかさいぼうをつかえると手張りこみで強いアルセウスが作れたり、ほかのポケモンにエネルギーを回せたりするのが強みですが後半は置物になるのでボスからの負け筋になるのがつらいです
不採用のお陰で先1雪道が躊躇なく置けます

●採用枚数について

クイック3・レベル4・ハイパー2・お香2
 裏工作でクイック・ハイパー(お香)は拾えるので少なめ、逆にメッソンorジメレオンに変わるレベルボールは4枚採用

博士の研究2・マリィ1
 同様に裏工作で使うタイミングで拾うので大幅カット

アルセウスライン3-3
 当初はスタート重視の4-2でした。
アルセウスで戦うプランを厚く取り3-3へ
2枚サイド落ちは起こります(ゴリランダーの悪夢)

ダダリンライン 2‐2
 モクナシの頃は1枚採用だったので正直1枚でも回ると思いながらも練習が多く取れなかったこともあり保険の2枚目投入
ダダリンが強い試合といても変わらないだろう試合があるのでサイド落ちは割り切りかなと思います
 ちなみに、ダダリンVのいかりのイカリは1エネ最大120点出せますが、今回の構築だと条件達成が厳しいので基本はVMAX前提、それ以外は大人しくアルセウスV star立てた方が強いと思います


●入れたいカード

ふつうのつりざお
 エネ消費が激しい(自分のプレイングもある)のとダダリンvmaxがゲームの序盤で全部トラッシュに行ってしまった際のリカバリ用に

ボスの指令(3枚目)
 おそらく必須、これがあれば楽な試合がいくつかありました

シェイミV

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 即出し&キバナ手張りで攻撃可能な点がザルードとの違い
相手サイド残り2枚で220(ベルト込み250)1枚で260(290)出せます
初手スタートは割り切り

(番外編)ポケモン通信
 当時はあまり好きではなかったけど裏工作ラインを使うと欲しくなります笑


●当日マッチとプレイングで意識したこと(メモ)

★試合展開に関して、若干うろ覚えの部分があるため参考程度とお考え下さい

①れんげきカラマネロ(初戦)
 個人的にイカは無視してテッポウオ・オクタンを取ることに重きを置きます。ボスやブンチェを駆使して相手のリソース源から潰したいです。

ちなみに、シロナの覇気など相手のリソース回復が強いのでダダリンvmaxも不意にやられる可能性もあるので油断できません

②アルセウスブラッキー
 序盤でアルセウスが来ずグダったのでハッタリ雪道でブラッキーを牽制
 途中お相手が雪道を忘れるミスでなんとかリードするも詰め盤面でチェレンに胡座を描き相手の穴抜けで出すカード選択にミスし敗北…

③ミュウ(3戦目)
 雪道が無限に偉いマッチです。
お相手が雪道をはがせず止まっている間に倒し切り

④ミュウ(4戦目)
 メロディアスエコーでリードを取られるもやはり雪道
正直雪道対策をしっかりされたらお祈りしかないと思います…

⑤ムゲンダイナ
 お互い事故で2ターンぐらい準備、雪道を悪の塔で返される。
トリニティノヴァでムゲンダイナにダメージを与えながらダダリンVMAXを準備、ボスの指令でブラッキーVMAXを呼び弱点を突いて気絶、先にダメージを与えていたダイナを倒して勝ち

トナメ①アルセウス白馬 先行
 ダダリンスタート、手札にVMAXがいたので先2ブンチェ60点でベンチのメッソンを狙撃するプランでごまかす。サイドからメッソン
3ターン目手張り出来なかったので新しく出てきたメッソンを狙撃。サイドからメッソン…
4ターン目苦渋のダブルターボ手張り、ボスの指令で前のターンに出てきたエネルギーがついたバドレックスVを取る、雪道セットで相手のアルセウスを牽制
5ターン目インテレオン→入れ替え回収ネットでダイアンカーリセット&ボスで勝ち

準決勝 れんげきカラマネロ 先行
 初戦と同じく先2でテッポウオをボスで呼び出し倒す
再度ベンチを並べられた後にセイボリー、セイボリーが強く刺さった唯一の試合。
その後、マリィでお相手の手札が完全に止まってくれたので逃げ切り。
こればかりは運がよかったです。

決勝 ミュウVMAX 先行
 初手ドローで雪道を引いたのでドヤ顔で張りターンを返す(笑)
返しでバケッチャに雪道を割られたので、2ターン目にスターバースで雪道を再度張りつつミュウVを取る。3ターン目も裏工作からボスで新しく出てきたミュウVを取る。
ここでボスを使い切ったが、雪道2枚目を返されず止まっていたので逃げ切り。

●まとめ

 ここまで読んでいただきありがとうございました。
 今回の優勝については当日の運がめちゃくちゃ向いていたことも要因の一つかなと思います。
 ダダリンVMAXはブンブンチェーンという唯一性があるので使っていて楽しいです。また、大好きな草タイプで結果を残しせたのがとても嬉しいです。

 ミュウVMAXのデッキには3回当たりましたが、どの試合でも雪道のおかげで相手を機能不全に持ち込み、その間にミュウVやゲノセクトVを倒し切るという強い動きが通せたのがよかったです。
 今後バケッチャやその他スタジアム、プレイングなどで雪道をしっかり対策されてしまうのが怖いなといった感想です。

 また、今回のシティ2回戦においてトリニティノヴァで相手のポケモンが気絶していたにもかかわらずサイドを取り損ね、警告をもらうシーンがありました。その後の試合展開に支障はなかったとはいえ対戦相手の方にも迷惑をかけてしまったのでここで謝罪させていただきます。

 最後になりますが、今回シティを運営してくださった竜星の嵐十三店さん、ジャッジの皆さん、対戦相手の皆さん、本当にありがとうございました。
 また、いつも遊んでくれているみんな、調整メンのみんな、ジムバトルなどでお相手してくださる皆さん、カトリーヌ、本当にありがとうございます。

 これからもあぶり鮭太郎をどうぞよろしくお願いいたします。(笑)
投げ銭していただくと、水を得た鰯のように喜ぶのでよろしくお願いします(笑)

●おまけ

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お昼ご飯、アサリラーメン(めちゃくちゃおいしかった)
イノチ感じたのでフルパワー出せました。

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