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なんでみんな「ぷにぷに電機」を知らずに生きてるの?絶対に聴いてほしい曲5選

 怒りのあまり若干ぷにぷに電機さん(以下、敬称略)に失礼なタイトルな点はご容赦いただきたい。みんななにやってるの?


ぷにぷに電機とは

 改めて、「ぷにぷに電機」というシンガーをご存知だろうか? 今流行りのcitypopや邦R&B・soulなどに詳しい方ならご存知の方も多いと思うが、個人的にはもっと評価されるべき次世代アーティストである。

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 いわゆる今流行りのcitypopなど、「オシャレな邦楽」が好きな人にはたまらない曲をたくさんリリースしている。

 しかし、irikiki vivi lilyをドヤ顔で聴いておきながら、ぷにぷに電機を知らない人は多い。お前は何をやってるんだと言いたい。ぶっ飛ばすぞ。

ぷにぷに電機
 PARKよりリリースしたシングル『君はQueen』『Neon Ocean』『ラスト・サマー』『残照』が各配信プラットフォームのプレイリスト/チャートを賑わせている注目のシンガー兼音楽プロデューサー。インターネットを中心に活動し、JazzやBossa nova、Latinをルーツとしたプライベートな楽曲を製作する一方、様々なアーティストとのコラボレーションにより、シティポップ、Future Funk、Future Bass、FunkotやBreak Coreなどジャンルを越えた音楽を生み出している。
https://www.punipunidenki.com/

 まあ正直プロフィールはどうでもいいので、まずは曲を聞いてほしい。


①君はQueen

 ぷにぷに電機の代表曲(だと私が勝手に思っている)。ちなみに私が初めてぷにぷに電機を知った曲だが、同様にこれから入った人も多いのではないだろうか。

 曲のテーマは”夜のルーフトップ・グルーブ”。

 曲が始まるや否や「これはずるい!」と思わざるを得なかった。寂しげなピアノ洒落た詞、そして何よりもスモーキーで官能的な声。引き込まれないわけがない。もし自分がギャルなら、エモみで死んでいる。ぷに電しか勝たん。

 流石にずるくない?、と思っていたら本人も自覚があったのか、最近曲のタイトルになっていた。

②ずるくない?

 Kan Sanoとのコラボレーション曲。
 曲のテーマは”隠れ家BARでのクールな駆け引き”。

 これがたったの6万再生とかどういうこと...?(2021/6/18時点)

③empties

 Shin Sakiuraとのコラボ曲。
 曲のテーマは”真夏の夜の嫉妬と妄想”。
 サビ終わりに差し込まれる爽快なギターフレーズがたまらん。

④透明人間・オン・ザ・ビーチ

 PARKGOLFとのコラボ曲。
 曲のテーマは”おひとりさまの素敵な週末”。

⑤NAMELESS

 この曲はwaiaiの楽曲への客演という形で、作詞と歌唱を担当。
 曲のテーマは”名もなき都市の横顔”。

 正直他にも紹介したい曲はたくさんあるが、グッと我慢してここまでにする。


おまけ

 どの曲も、聴いて納得なオシャレなテーマがあるのがニクい。

 また最近はこういったcitypopの曲を多くリリースしているが、手掛けてきた楽曲は実に幅広い。活動初期から、電子音を前面に押し出したいわゆるサブカルチックな楽曲も多く手掛けている。

 ちなみにそういった楽曲の際には、上記のような曲とはうってかわって可愛らしい少女的な声で歌いあげていたりと、彼女のシンガーとしてのジャンルレスな歌唱力が伺える。


 …と、ちょっとそれっぽいことを書いてみたが、音楽の専門家ではないのでこの辺にしておく。なんですごいのか、みたいなところはちゃんとしたライターさんが記事を書いてくれているので、興味がある人は読んでみよう。

・君は“ぷにぷに電機”を知っているか
https://qjweb.jp/music/888/
・ぷにぷに電機 インタビュー 〜コラボにより進化させる楽曲作りの秘けつに迫る
https://www.snrec.jp/entry/interview/punipunidenki_denshi-disco-mitsurin


 いま世間的にはcity popをはじめとする「オシャレでエモい音楽」がみんな好きで、そういった音楽を知っていることそれ自体がオシャレの尺度になりつつある。そんな中、ぷにぷに電機は間違いなく他人に自慢できる一張羅だと思う。


SIRUPNulbarichをドヤ顔で聴くのもいいが、今後はぷにぷに電機にも是非注目して欲しい。


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