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2025.02.23 関内寄席 立川志の輔独演会


■電車遅延

この日は田町で線路に人が立ち入って、駅員さんが確保に追跡なんてことがあり、新宿駅で山手線運転見合わせ~京浜東北線遅延と電車遅延。
開場1時間前に関内について、伊勢佐木町をぶらぶらしようと思っていたのに、到着は13時(;・∀・)崎陽軒で小腹満たすためのしうまい饅を買って、そのまま関内ホールへ。
横浜在住の友達も遅延に巻き込まれてぎりぎり到着。
そんなだから、開演後に入場するお客様多発…。

■シークレットゲストあり!!
ちらしがヒントになっているというね~。

■開演前

PARCOで売っていた青と赤の手ぬぐい物販中。
今年富山では売っていなかったんだよなあ~。
あと1枚青買おうかな~と悩みつつ、物販へ。
顔見知りになったスタッフさんに、在庫と今後の販売情報を確認して、青を1枚追加購入したのでした。

20分前に着席したら三味線の音が!

■開口一番:立川志の大「新聞記事」

志の大さんは安心して聴ける~。
志の大さんの与太郎かわいいんだよなあ(^▽^)とニヤニヤしてしまう。
同行者も二つ目さんなのに、レベル高いね!と絶賛。

■一席目「三方一両損」


着物は定番の柿色の長着に袴姿。袴だからこれは、ちょっと偉い人が出てくる噺かな…などと推測。

記憶力が無くなって、いつ関内寄席に呼ばれたのか忘れてしまいましたねーなどいいつつ、今日の志の輔さんはお顔がシュッとしていてイケオジですやん。(^^♪良き。

雪が2cmも降ると大変なことになる東京近郊ですが、このお天気はいいですなあ。こんないいお天気の日にこんな薄暗いところにお集まりいただきありがとうございます。連休なんでしょう?これがなければゆっくり休めたのに~。

先々週、紀伊国屋に同郷の仲間の舞台を見に行った時に、裏の階段から行けばタクシー捕まえるの楽かと思って階段を降りて行ったら、足元が暗くて、あと1段あるつもりが、なくてそのまま前にごろりと転倒して、今もあちこちにあざがありますが。
18まで富山にいて、どんな積雪の時も、革靴を履いていようが、滑ったことがないのが自慢だったのに。このざまかとショックを受けていたら、背後から若い男性に「大丈夫ですか、おじいさん!」と言われて、ショックでしたなあ。
まあ黒いコートに帽子を被っていたので、転んでいるのなんておじいさんしかいませんでしょうなあ。
「ああ、俺はおじいさんなんだ…」っていうのがとてもショックでした。寄る年波というのでしょうかねえ…(としみじみする志の輔さん)

嬉しいこともありましたな。
ニューヨークタイムズが選んだ今年行っておきたい都市に富山市が選ばれました。私は富山に私専用の小屋があって、そこで毎月昼夜2公演を行っているので、富山にずっと住んでいる人間より富山を外から見ることが出来ると思ってます。
私は富山県出身です。皆さん富山県をご存じですか。
県民の半分がほたるいかで、半分がしろえびです。とここから富山をアピールする志の輔さん。
観光冊子のトップが滅多に見られない蜃気楼と季節ごとの保護色で見られたとしても見つけられない雷鳥はいかがなものかと。
名水100選のうち3つが富山県にある。
それから富山はとてもガラス工芸が発展している、それは、昔富山の薬売りが薬をいれるのにセルロイドではなく、ガラス瓶に入れるために、富山では特にガラスが早くから発展していたんですよ。

富山には最近東京からの落語家が頻繁に来て落語をやっています。
私が落語家になった頃には考えられなかったことです。
これも私が40年やってきた成果です。いや本当なんですよ、私が落語家になった頃は、私も落語ができていない、お客さんも落語を聴いたことがないから、横を見て笑っているのを確認してから、笑うからテンポがずれる…そんなこともありましたが、あれから40年経って、今では一番いいお客さんになったと思っていますよ。(関東で富山のお客様自慢しちゃう志の輔さん!)
富山のお客さんは割とベタな笑いが好きですねえ~

そして、三方一両損へ…2/8の富山公演と演目は同じなんだけど、二ヶ所違うところがあって、ああ志の輔さんは侮れんって感じました。
で、私は富山と関内とも違うバージョンも聴いているので、おそらく4パターンあるんだと思う。
お客さんの雰囲気を見て変えているんだろうけれども…いつまでもワンパターンに留まらない志の輔さん凄い。

~仲入り~
関内ホールは2階3階の踊り場にお手洗いがあるんだけど、凄い行列でびっくりしました。

■シークレットゲスト:テツandトモ

生で見るのは3回目くらいかな?安定の誰も傷つけない笑いって感じなので、安心して見れる~。
今回はテツさんが顎に脚立を乗せるという野毛大道芸か!!っていう技と、実はお笑い芸人ではなくて、歌手を目指していたということで、本当に販売している歌をお披露目されてました。

でも、このほやほやした雰囲気で落語に突入するの???

■シークレットゲスト:松永鉄九郎(長唄三味線)

場内が暗くなり、ドンドンと太鼓の音だけが鳴る中を三味線を片手に鉄九郎師匠登場。

出囃子を弾くのは聴いていたけれど、高座にでるかどうかは志の輔さん次第ということだったので、出るのかどうかーというところでしたが、出てきたー!(キャーキャーと心の中で叫ぶ🐰)
先ほどまでの客席の空気が一転する。

志の輔さんの追っかけをしていたら、いつの間にか舞台に上がるようになりました…なんて言ってますけど、長唄三味線の凄い方なんですよ…。
・越後獅子
・多摩川
2曲を弾いて舞台を降りて、袖に入って、2,3音チューニングしたところで、中の松で志の輔さん登場…となるのでした。
登場から退場まで、めちゃくちゃかっこよかった!

■二席目「メルシーひな祭り」


着物は、薄灰ブルーの羽織+薄黄色の長着+紺の半衿

落語に漫才に長唄三味線と幅広い演芸を受け入れてくれるお客様でとても嬉しいと。
なかなかないでしょう。きっと日本だけではないかと思いますが、私は外国に行ったことがないのでわかりません。
外国ではニューイヤーコンサートで厳粛に始まるのに、日本だけですよ正月から初笑いって笑ってるのなんてねえ、と豆撒きや恵方巻のお話をしつつ、メルシーひな祭りへ。
いつも思うんだけど、枕から本題への入りがするっと滑り込むように入っていくのが気持ちいい。

■カーテンコール


なにか話したいことがあったわけじゃなく…すぐに立てないから(幕を)上げてみました。

昨年、Youtubeを整理して、1本だけにしました。
誰が公開したんだというものが上がっていたのを、全部整理して、私が認めたものだけをあげています。
去年は柳田格之進の映画を見て私自身柳田格之進を公開したいと思って公開しいていましたが、そろそろ他の動画をあげていく予定です。
Youtubeを見たからどうってこともないんですが、今後は色々動画をあげていく予定です。

志の輔さん、一昨年の10月の富山公演から、ずっとYoutubeの違法アップロードについて、憤り、心痛めていらっしゃったので、この宣言に本当に感無量…!


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酒呑兎
また遊びに来てな~(・∀・) 待っとるちゃ。