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2023.7.17 第10回・桂枝太郎まつり
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開演時10席くらい空席…。
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●枝太郎さんによるオープニングトーク
10回目なのに初めての人が!とか今日初めて枝太郎さんを見る人!とか…すいません、両方該当しておりました💦
今回一番遠方からいらっしゃったのは北海道からのお客様だった!!凄い!北海道からのおじさまには枝太郎さんから記念の手ぬぐいが贈られていました。
そして狂言の三宅右近さんが暑さで体調不良になって病院に運ばれたため、三宅右近さんは出演しませんとの驚きのアナウンス。それが判明したの開場15分前で、バタバタしまくっていたそうな(;・∀・)ありゃまー。
でも、大丈夫ということで、ひと安心。
●桂枝太郎さん<狐裁き>
昔は「桂花丸」という名前で、追っかけがいたんですよ!大好き!一生ついていきます!ってファンレターも貰ったんですよ…あの頃はここまで髪あったんですよ!皆さんの疑いの目が凄いですけど…あの人たち死んじゃったのかなあー。
10年やりました。10年出来たのは私のおかげ…いやいや10年出来たのは皆さんのおかげです。野毛シャーレから芸能ホールに(ためらっていた時に)後押ししてくれた西野さんと…
今回の出演について、凄く尊敬している志の輔さんに相談したら、私にできることなら~と言ってくださったので、今日は二人を呼べて本当にうれしいです。
歌丸が30代のころにやっていた、新作落語をやります。
(その美少年だった花丸さん時代の写真を検索したけれど…探せなかったー💦)
●三宅狂言会
枝太郎さんと三宅近成さんによる前説
本当は右近さんと二人で呂蓮を演じる予定でしたが、いないので、ちょうど横浜能楽堂で三宅狂言会が公演をしていたので、出演しないものを連れてきて、鐘の音(かねのね)という話を行います。
主人は元服する息子のために黄金作りの太刀を贈りたいので、家来の太郎冠者に「鎌倉に行ってかねのね(金の値)を聴いてきてくれ。色々な場所でねが違うだろうから、色々聴いてきてくれ」と依頼。
依頼された太郎冠者、鎌倉の寺の鐘の音を聴いて回り、主人に報告。
主人…こいつだらけ?ほんまにだらやちゃー!!と怒り心頭。
太郎冠者、自分の失態を歌って踊って誤魔化しまくるというオチのない話…。(富山弁ではやってません…)
そしてこのタイミングでわらわらと入場する方々…
●立川志の輔さん<親の顔>
扇子を高く上げて、狂言の歩きかたで登場…お茶目すぎる!!
こんなに暑い中、良く皆さん来ましたねえ。私もですが。
もう来ただけでいいでしょう。
もう何もなくてもいいじゃないですかって気になりますよねえ。
今日は多治見65.8度で…(ええー!って客席がどよめく)焼き物が焼きあがるようなことがありましてねー。
相変わらず、しれっと客をだましてくる志の輔さん。
今日はブルーの羽織と長着で、夏だわー(*'▽')
西野君からプペルの話を貰って、でも私は声優のまねごとをしたこともないし、絵に声を合わせることなんてしたこともないし、と悩んでいるところで、枝太郎はずっと横で「大丈夫!師匠なら大丈夫!大丈夫!」ってずっと言ってて、ああ枝太郎って軽いやつなんだなあって思った。
チャットGPTの話から落語は裏切ることで人を笑わせる。チャットGPTは人に沿う回答をするから、まだ落語は大丈夫だと、更に裏切りまくる志の輔さん(ここだけだと、どんな悪人なんだ志の輔さん!!)
標準語での「親の顔」は、まくらでは野毛の喫茶店で小学生を見たとざわつき、動物園は「上野動物園」となる。
富山での「親の顔」は動物園は「ファミリーパーク」となる。他の地方はどうなるんだろうなんて思いながら、噺の流れもどこで爆笑となるかわかっている噺なので、なかなか見たことない位置からの眺めだったので、志の輔さんの表情の付け方や所作などを堪能。
~仲入り~
●対談
枝太郎さんと西野亮廣さん
※対談内容は意訳です。ご本人の言葉遣いと異なる部分あり※
西野さんの人生の分岐点となった人が2人いて、そのうちの1人が志の輔さんだったと。
行き詰っている時にガラガラと志の輔らくごに出会って~と志の輔さんトーク山盛り。
余りに好きすぎて志の輔さんにこことこことここが好き!!ってファンレターを出しまくって、そこから飲み友達になったらしい(笑)でもお仕事の話をガチするのは…ってことで、枝太郎さんに相談。
でも、枝太郎さんも凄い先輩の師匠なので直接電話できるような間柄ではないので、どうしようってって志の八さん(志の輔さんの二番弟子の立川志の八さん)に相談して、そこからつなげていって、やっと志の輔さん本人に西野さんが~ということで、電話をした時に志の輔さんが「寿司がいいかなあ、うなぎがいいかなあ」って言われて、そんなのきっとどっちでもいいですよ!って言ったんですけど、その後折り返しで電話が来て「うなぎにしよう!」ってことに決まって、でもそんな私たち下なんですから、磯丸水産とかでも全然いいんですよ、でもちゃんと考えてくださって、赤坂のうなぎ屋さんで会うことが決まって、もうそりゃ私は志の輔師匠と飲むなんてことはもうってことで、ちゃんとスーツで行ったんですよ。で、失礼があってはいけないと思って、ちゃんと迎えなきゃって思って、お店の前で直立不動で待っていたんですよ!それなのに西野さんはハーフパンツにビーチサンダルできたんですよおおお!!!と白熱する枝太郎さん。
そして飲み会が始まるのものの、全然西野さん喋らない、酒ばかり飲んでどんどん無口になっていく、枝太郎さんは師匠と何話していいかわらなくて、そもそもこの飲み会なんの集まりなのって空気になって来て…
西野さん…緊張しちゃって喋れなくなって、もうこれは飲んで酔った勢いで言わなきゃって感じになってて
枝太郎さん…告白かよ!!
西野さん…で、志の輔師匠に人生の分岐点になったことや、それまでの思いのたけを伝えて、プペルの声優をやっていただけませんかって、言ったら師匠はなーんだそんなことかって感じで受け止めていただいて、僕はもっと西野君に怒られるのかと思ったよって言ってくださって、で、志の輔師匠がそのあと言ってくださった頃が本当にかっこよくて「やるけれど、ひとつ約束をして欲しい。僕は声優をやったことがないからきっとだめなところもあるだろう、わからないこともあるだろう、その時に西野君は僕に言いにくいかもしれないが、ちゃんとダメな時にはダメだと伝えて欲しい。それを含められるならOKだ」と。
この時の話で、西野さんはInstagramで志の輔さんと二人でと紹介していたらしい…。
記憶の中から枝太郎さん消失(笑)
この写真は見た記憶があるんだけど、その時は西野さんと志の輔さんのツーショットだった🤣
カットされていたとは!
四年前。西野さんが「プペルの声優を志の輔師匠にお願いしたいから」って、3人で飲ませていただいて。当たり前だけど、御二人は段違いだなぁ。自分は場違いだなぁと思って。まさか自分の会にお呼び出来るとは夢にも思わず。この御二人に三宅右近先生。
— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) July 16, 2023
明日のテーマは「憧れるのはやめましょう」だ。 pic.twitter.com/xr0BOQwGHE
他にもいろいろなお話がありましたが(略)また気が向いたら追記します。
志の輔さん本人が出てこないとがんばらないのです…。
あ、ちなみにテレビを見ない、お笑いに興味がないので、西野さんのこと知りませんでしたー💦
キングコングのギャグというのも、知らないので、へーって感じで、凄く人気があったという事も知らなかったので、へーって💦髭のイケメンですねっていう記憶が残ったのみ(笑)
そして、志の輔さん前のタイミングで入ってきた方が、ここでまた退場…。お目当てしか見ないタイプですな(;・∀・)
●桂枝太郎さん<芝浜>
この芝浜は花緑さんから教わって、花緑さんは談志師匠から教わったと聴いているので、私の芝浜は談志師匠のだと私は思っています。(花緑と聴こえたけれどあってる?)
最後は西野さんと志の輔さん呼びこまれて、ステージ上で記念撮影。普段は色紙プレゼントをしているそうですが、今回のメンバーの場合権利関係が難しいんだそうです。
最後は志の輔さんの発声での三本締め。「私もまだまだ精進します」と…。そんな志の輔さんは、藍染めっぽい長めのジャケットに同系色のインナーに薄グレーのパンツ姿で、とてもダンディでした♥
志の輔さん「あの芝浜が談志のだったとはー」と。
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●三宅狂言会
<記念品>
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そして差し入れ遠慮の代わりにグッズのTシャツを購入してくださいってあったけれど…うーん…手ぬぐいなら気軽に買えるんだけどなあと何も買わずに帰途。Tシャツ買っても、着ないから…3000円の雑巾になっちゃうのよ…。
<余談>
2階から見ていますとね、舞台と楽屋を仕切る黒いカーテンが中途半端に開いていたので、本番中に日常のバタバタが見えているのですよ。
お囃子の人のためにカーテン開いているのだとしても、もう少し見え方を考慮していただきたかったなと。非日常空間を楽しみに来ているので、日常は見たくないです。
アクシデントがあってバタバタしていたようなので仕方ないかなーとは思うものの…。
アンケートがあったのですが、アンケート回収箱も見当たらないし、スタッフの方も回収している感じもなかったので、別にいいかなってことで、そのまま紙は持ち帰って来てこのnoteのネタとなる…。
このアンケートペン付いてないし、貸出もなかったので常にペンを持ち歩いている人ではないと書けないのも残念かと。
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