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#020.エンジョイ②

前回の続き。楽しみは自ら作り出す話。

我が家にやってきたくんせい用の土鍋、その名を「いぶしぎん」。商品名は前回記事で紹介した元コピーライターの命名だ(リンクしたページにパンフのpdfがあるのでぜひご一読を)。

色は重厚感のある焦げ茶色、形はポテッとしてかわいらしい。少しぼこぼこした手触りも好みだ。サイズは3種類あったが、妻と相談し一番小さいミニを選んだ。妻は収納の観点から、せっかちな私はできあがりのスピードが早い、というのが決め手だった。

早速、くんせい作りに着手。アルミホイルを敷きサクラのチップを大さじ一杯。さらに食材の水分を受けるアルミホイルをかぶせる。

食材を一口サイズに切り、網に並べる。エビ、タコ、ホタテ、かまぼこチーズにプチトマト…。初回だけに、何が旨いか試したくて色々な食材を購入。ちとテンションあがりすぎたか(笑)

ガス火にかけ、しばし待つ。小さな白い煙の筋がゆらゆら。蓋をしてさらに待つ。ここからが大事なポイントだ。蓋の周囲に水を張る。煙を漏らさないためのシーリングだ。密閉性が高まり、あっという間に燻製ができる。

蓋を開けると、そこには薄茶色にいぶされた食材たちがおいしそうに並んでいる。香ばしい煙の中にほんのり甘さが漂い、食欲をそそる。待ちきれずに一口。鼻に燻香が抜ける。焦げや煙の成分は、旨味に変わり最高の調味料と化している。

合わせる日本酒は、舞鶴は池田酒造のCASARECCIO (カサレッチョ)。白ワインライクで低アルコール。甘酸っぱくて飲みやすく、海鮮のくんせいにぴったりだ。

嗚呼、シアワセ。。。。

息苦しくて先が見えない、しっちゃかめっちゃかな時代でも、望めば楽しみや喜びは見つけられる。できることをやればいい。何もやる気が起きないなら、ただただ休んでもいい。

自分の機嫌は、自分でとろう。

連休中に何か自分に楽しいこと、しましたか?してない人は、この土日に思いっきり自分を甘やかしてみては。

ほな、また。

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Journelist nobu3
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