『サケニサカナ』と『サケとサカナ』
宮城の日本酒と「食」のおいしい食べ合わせを、全国にお届けするために活動する「サケニサカナ」。
今回は、プロジェクト名の由来にもなっている「サカナ」という言葉に注目してみました!
「魚」じゃなくて「肴」だよ
「肴(さかな)」という言葉を知っているでしょうか。もともとは「酒菜」と書き、文字通りお酒と一緒に食べる料理やおつまみのことを指します。実は、だれもが知っているあの「魚」という漢字の読み方も、元をたどれば、この「酒菜(肴)」が由来とのこと。
さて、私たちが大好きな宮城県には、三陸の海が育んだおいしい魚や海産物、豊かな自然と東北の気候が生み出す野菜や果物、お肉にお米など、おいしいものがたくさんあります!
「食材王国」ともいわれる宮城の豊富な「食」とともに、お酒もおいしく進化し続けてきました。
ほかにもたくさんある宮城のお酒の「おいしいの理由」は、これからの連載で少しずつ紐解くとして、とにかく私たちは、宮城の「お酒(日本酒)」と「肴(食)」の食べ合わせをもっと多くの人に知ってもらい、楽しんでもらいたいと強く願っています。
サケとサカナのおいしい関係を知る・楽しむ・研究する
このnoteでは、一言では語れない宮城の日本酒と食の魅力を様々な企画や連載記事で紹介していきます。
■今後予定している連載企画
この他にも、
サケニサカナ的おすすめの食べ合わせを実践・研究する企画
宮城の酒蔵を訪ねて酒造りの秘密に迫る酒蔵ツアー
全国を訪ねて宮城の日本酒の魅力をPRするリアルイベント
など、盛りだくさん!
宮城にゆかりがある人もそうでない人も、読んで楽しい、そして気づいたら日本酒がもっと好きになっているような記事をお届けします。
「食」が人と地域と未来を“良く”する
毎日、当たり前に繰り返している「食べる」という行為。
産地や原材料に気を配るように、その1回1回の食事を楽しむための「食べ合わせ」に目を向けてみると、そこにはちょっと感動するような体験が待っていると、私たちは信じています。そして、そうした食体験の積み重ねが、その地域や食文化を想い・守ろうとする力となり、未来につながると。
少し壮大な話になってしまいましたが、「食」という漢字に「人」と「良」という要素が含まれているように、食を通じて人をつなぎ、地域のより良い未来をつくる、そんな活動をこれからも続けていきます!