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お酒が飲めない私が、入会初月から日本酒コミュニティを歩きやすくしてみた

こんにちは。日本酒コミュニティ酒小町 メンバーのさおりんです。

突然ですが、新しく入ったコミュニティに馴染むってどうしたらいいんでしょうか?

私は2024年12月で酒小町へ入会して4ヶ月経つのですが、入会初月から酒小町のコミュニティ運営をより良くするプロジェクトチーム、通称「歩きやすくする会」に参加させていただいています。

入会間もない私がなぜここまで入り込めたのか、4ヶ月でコミュニティのどんなことを改善したのかなど取り組んだことを振り返りたいと思います。

「いざコミュニティに入ったけど、どうしたらいいか分からない!」という方や、新規メンバーの巻き込み方に悩むコミュニティ運営の方にもシェアできたら嬉しいです。

コミュニティメンバーの多様性に受け入れられお酒が激弱な私が日本酒コミュニティに入会

「酒小町という日本酒コミュニティに参加しています」とお話すると「お酒強いんですね!」と言われることが多いのですが、逆です。お酒弱いし、なんなら体調次第で飲めないこともあります

おまけに飲み会の喧騒のなかに長い時間いられないので、そもそも多くのメンバーのみなさんと違って圧倒的に酒小町に向いていない感じがしますよね、私もそう思います。

でも、酒小町には表面的に感じた向いていなさを超える魅力があって。それが「日本酒が好き」という気持ちと「共通の目的を持った人が集うサードプレイスに入りたい」というものでした。

飲めなくてもお酒が好き、居酒屋でワイワイできなくてもコミュニティが好き。興味を持った場所のテーマが「日本酒」だっただけで、私の希望を満たしてくれると感じたので迷いなく入会しました。

チーム発足のきっかけは入会時の体験時に「私もコミュニティをより良くすることに関わりたい!」と思ったから

通称歩きやすくする会、もともとは代表のりんさんが酒小町の広報戦略を考えていきたい!とメンバーのひーちゃんに相談したところから始まりました。その初回打ち合わせに興味を持って突撃参加した新規メンバーが私です(笑)

きっかけは、月に1回開催されているオンラインイベント「SNS広報会議」でした。その名の通り、この会議では酒小町のSNS運用について話し合われているのですが、そこに参加させていただいたときに「SNSには詳しくないけど、私も酒小町をより良くすることに関わりたい!」と思ったんですね。

そこで、酒小町に参加して思ったことや「もっとこうなっていると良さそう!」と感じたことをりんさんに提案したところ、ちょうど発足予定だった「歩きやすくする会」に入れていただきました。

代表×新規メンバーで共創コミュニティをやってみよう

入会後に知ったのですが、2024年の酒小町のテーマは代表のりんさんをはじめ運営とメンバーがともにつくる「共創コミュニティ」でした。今回ご縁あり、代表のりんさんと新規メンバーの私が“酒小町をより良くしたい”という気持ちを持って出会ったのだから、何かに挑戦したい。新規メンバーの私だからこそ感じられる体験や感情を、酒小町をより良くすることに使いたい。

たとえば、入会当初に事前案内メールや運営メンバーのアナウンスをチェックしたのですが、情報の掲示場所が集約されていなかったり、どんなメンバーがいるのか把握できなかったりして、酒小町の全体像をキャッチアップすることが難しかったんです。この体験や感情はきっと新規メンバーだから持つことができるし、新規メンバーが入りやすい環境を整えることで既存メンバーもさらに過ごしやすくなるはず。

歩きやすくする会のメンバーで話し合い“酒小町というコミュニティを歩きやすくするためのガイドを作る”というテーマを決定。120人を超える大規模なコミュニティになった今だからこそ必要な「組織の仕組み化」施策を考えるプロジェクトとして、2024年9月正式にチームを発足しました。

りんさん・ひーちゃん・さおりんの3人で始まり、つぶあんさんが合流して現在4名で進めています。

まず、100名以上のメンバーがお互いを知れる仕組みを

酒小町ではコミュニケーションツール としてSlackを利用しているのですが、新規入会した人はまず「自己紹介チャンネル」で自己紹介をすることから始まります。この自己紹介でメンバーを知ることはできるのですが、酒小町が利用しているSlackのプランでは一定期間以上の履歴が残らないため、過去に入会したメンバーの自己紹介を全て遡って見ることができません。

個人的には「酒小町にどのようなメンバーがいるのか知りたい!」と思って入ってきたので、自己紹介をどこかで見られるようにしたいと思い、Notionでメンバー紹介ページを作ることを提案しました!

完成したページの一部

また、チームに参加するきっかけとなったSNS広報会議で「オンラインで開催するイベントで使えるバーチャル背景を作成したい」という会話があったため、こちらも実現に向けオリジナルバーチャル背景をメンバー全員に配布できる仕組みづくりに取り組み始めました。

デザインについても話し合い「酒小町はオンラインイベントも毎月開催しているので、そういったメンバーが交流するときに会話のきっかけになるようなデザインにしたい」という会話をヒントに、自分の興味関心があることを短文でハッシュタグ化して入れることを提案!こちらが採用され、それぞれの個性を表すアイデアが形になりました!

実際の背景画像

既存メンバーにも順次バーチャル背景をお渡ししているので、プライベートのオンライン飲み会などでも使えるシーンがあればいいなと思います。

新規メンバーのキャッチアップしやすさを再検討

次に、新規メンバーがSlackに参加して最初に見るご案内「はじめに」を編集。

これまではチャットの使い方やルールをまとめたものだったのですが、酒小町のことが分かるnoteのリンクを添付し、酒小町の成り立ちや活動実績が分かる文章へブラッシュアップ。参考として添付するnoteは歩き方プロジェクトのメンバーでリストアップし、選定しました!

また、新規メンバーの入会理由を把握することができれば今後の活動やコミュニケーションに役立つのではないかということで、ひーちゃんを中心に申し込みフォームで入会理由をヒアリングするフローへ変更。11月から新たな運用を開始しています!

今後の歩きやすくする会にご期待ください

私は現在フリーランスですが前職は人事をしており、入社された方のオンボーディングなどを担当していたことから、新たなコミュニティに入って戸惑っている人へのアンテナが高いという特徴があります。そういった特徴を活かして「新規メンバーが戸惑ったり、困ったりしそうなポイント」を抽出し、対応できたのではないかと今回振り返って感じました。

求めることも現在地も違うメンバーが集うからこそ、酒小町という場所の“歩きやすさ”は重要。今後も初心者の感覚を忘れないでコミュニティにいることができたらいいなと思います。

小さな改革から大きな運用変更まで挑戦した4ヶ月。

歩きやすくする会で今後は新規メンバーに読んでほしいnoteの制作、日本酒を飲む機会が少ない20代の人でも楽しめるイベントを企画しています。今後もチーム酒小町の歩きやすくする会の活動をお楽しみに!

20代から30代の「お酒の場と、交流が好き」な人たちが集まる日本酒コミュニティ『酒小町』。

「日本酒好きのあそび場」をコンセプトに、年齢も職業もバラバラの個性豊かなメンバーが乾杯するだけでなく、自分たちであそびを企画したり、日本酒について学んだり......誰もがホッと一息ついて自分らしくたのしめるようなサードプレイスをつくっています。

『酒小町』は、毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。募集開始時にはLINEアカウントでお知らせをしているので、ぜひ登録して続報をお待ちください!

酒小町制作メンバー

執筆:星田 沙織(Xnote
企画:卯月 りん(XInstagramnote
編集:粒衣 杏(XInstagramnote

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