ドラキチ合宿(真紅の契り)in note place
こんにちは。Team UNITE所属の森山です。
今回note株式会社様にご支援いただく形で開催されたドラキチ合宿(イニストラード:真紅の契り)に参加しました。その様子を記事にまとめましたのでぜひご覧ください。
会場案内
会場は東京・青山、最寄り駅は外苑前です。駅に降り立つとこんなステッカーが!
そうです。野球ファンや東京在住の方ならご存じだと思いますが、外苑前は、学生野球の聖地でありプロ野球・東京ヤクルトスワローズの本拠地でもある明治神宮球場の最寄り駅でもあるのです。
駅を出るとお馴染みの燕戦士達がお出迎え!
開店前でしたがスワローズのオフィシャルショップもすぐ近くに
野球観戦で通い慣れた道を辿ると明治神宮球場が!
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危なかったです。今日は野球観戦でなくドラフトをしに来たのをすっかり忘れていました。
久しぶりの紙マジックにワクワクして早起き、早めの行動をしていたことが功を奏し、無事に集合時間には余裕を持って間に合いました。
そして、今回も会場はnoteさんのイベントスペース「note place」です!
前回・真夜中の狩りドラフトに続いて、綺麗で広い会場をお貸しいただきありがとうございます。
(写真はnote place公式サイトより引用)
ドラフトパート
少し前置きが長くなりましたがここからは本題です。
一つ前のセット・真夜中の狩りのドラキチ合宿は自身過去最高の12-6の好成績。
これがまぐれでなかったことを証明すべく今回も勝ちを積み重ねたいところですが、世界王者、MPL・MRLメンバー、PTチャンプ、GPチャンプがゴロゴロしているハイレベルな場。
身の程をわきまえて二日間を通して一度も「0-3をしない」を目標に臨みます。
1回目
初回は自分自身大好きなカラーでもあり、前回の真夜中の狩りドラフトに比べると格段に強化された赤緑。
インパクトのある重たいクリーチャーはいるものの、炎恵みの稲妻、削剝といった赤の軽量火力や緑の格闘除去がない、低マナ域を狼・狼男で固められていないなど不安が大きいデッキとなりました。
結果は1-2
1勝1敗で迎え勝ち越しをと臨んだ第3ラウンドはくどこーさんに堕落産みの蜘蛛を2体並べられ、最終的には27体の蜘蛛に盤面を埋め尽くされ敗北しました。
負けはしたものの、なかなかお目にかかれない光景で二人で笑いながら楽しくマジックができました。
2回目
2回目は白緑。MTGアリーナでの練習段階から上手く組めず勝率が出せなかったカラーリング。訓練の悠長さと除去の少なさが気になっていて積極的にはやりたくないアーキタイプという認識でした。
更にその中でも完成度は低いように思え、全敗を覚悟しましたが歓迎する吸血鬼の活躍もあり何とか最終戦の0-2対決(通称ヴァルハラ)を制して1-2。0-3をせずに終えるという目標達成に望みを繋ぎました。
3回目
※画像の選択ミスではありません。
ドラキチでは人数の都合から、各回で抽選を行いリミテッドGPチャンピオンでもあるさまらん(辻川大河)さんのカードを引いたプレイヤーがお休みになります。
3回目は抽選に外れたため解説席に回り、他の参加者のピック、対戦の模様を勉強していました。
特にフィーチャープレイヤーとなった上でしっかり3-0された瀧村さんのピック、構築、プレイは非常に参考になりました。
note ゲームさんのチャンネルでアーカイブを視聴可能ですのでぜひチェックしてみてください(高評価、チャンネル登録も是非お願いします)!
参考:【MTG】イニストラード:真紅の契り 1日目 ドラフト合宿 ドラキチ in note place【11月20日(土)】
https://www.youtube.com/watch?v=J-o0zxoQj0s&t=23131s
4回目
1-1でボムレア・蝕むもの、トクスリルを引き当てるロケットスタート。
そこからは前日の瀧村さんのピックを参考に、切り札・トクスリルを活かすためにそれまで場を持たせることを意識してピック。
3-0も狙える構成でしたが決勝では惜しくも伊藤(ブラマス)さんに敗れ2-1。
魅惑する求婚者の変身から最速4ターン目にオリヴィアの付き人へ繋ぐ動きがとにかく強力で完敗でした。
5回目
さきほどの青黒と比べるとトクスリルのようなデッキの核になるカードがありません。濫用とカウンターでごまかしごまかし戦うも1-2。
なんとかここまでは0-3は一度もなし。最終ドラフトに臨みます。
6回目
なんかすごくバランスの悪いデッキができました...
群れの仔からスタートして赤緑路線を進むも、2-1でボムレアの戦慄宴の悪魔がこんにちは。
緑中心で悪魔も群れの子も使う方針で進めて花の織り手などマナサポートカードを優先してピックしていくと軽い除去や2マナのクリーチャーを集めきれず低マナ域ががスカスカに。
かなりの不安はありますが、後半まで凌げば悪魔や恐怖のドールハウスで勝つ可能性は高まります。
1回戦 VS赤黒
軽量除去や低マナのクリーチャーが不足していることが災いして序盤から軽量の吸血鬼たちに押し込まれます。
ドールハウスでなんとか耐えようとしますがそこには削剥のアーティファクト破壊モード。
まずはあっさり0-1
2回戦 VS青黒
こちらが序盤からクリーチャーでプレッシャーをかけられることができないため相手にカウンターを構えさせる余裕が生まれます。
カウンターと除去で捌かれた後は不笑のソリンで差を付けられ完敗。
0-2
3回戦 VS緑白
まずい!気を取り直して3回戦
お互い1ゲームずつを取り合って勝負の3ゲーム目。
3ゲーム目前のサイドボーディングで対戦相手は大幅に入れ替えをしており何やら嫌な予感が...
先手1ターン目に出てきたのは狼!
後続も狼!バウッ!バウッ!
中盤に出したブロッカーもしっかりどかされ私自身が狼の餌食になってしまいました。
こちらに軽いカードがあまり入っていないことを見逃さない相手にアグロプランで攻め立てられ痛恨の0-3
最後の最後でやらかしてしまいました
まとめ
トータルの成績は5-10
好調だった前回の勝ち負けをひっくり返したような酷い成績でフィニッシュしました。
今回のドラキチでの学びは次のとおり
・強いレアはしっかり使おう
今回の真紅の契りドラフトは一部レアのカードパワーが抜けており、それに触ることができる除去も限られることから一枚でゲームを決めることが多くあります。そのパワーを最大限に発揮できるデッキ構築、プレイを心がけましょう。
・低マナ域のカードで序盤の主導権を握ろう
強いレアがゲームを決めるとはいえ、多くはマナコストが重く後半に出てくるものカードです。
序盤からクリーチャーを展開しライフを攻めることで、相手に余裕を持った状態で重たい強カードをキャストさせることを防げますし、自分がボムを使う側であっても相手の攻勢を止めて時間を稼ぐ、クリーチャーで攻めることで相手にカウンターを構える余裕を与えないといった効果が見込めます。
また、参考までに今回のドラキチ合宿では赤白デッキの3-0回数が多く、ボムレア環境だからこそゲームレンジを短くできるアグロデッキが活躍している様子でした。
・血は実質1マナ1ドローと強力
血は今セットの新ギミックで1マナ払って生贄に捧げると手札を交換できるアーティファクト。アリーナ実装前の段階ではどの程度の強さか見極めができていませんでしたが、現在ではほぼ1マナで1ドローできるトークンという感覚です。
序盤こそ使いにくさはありますが、後半では無駄になった土地を捨て引き直すことができるため手札を捨てるというコストに関してはほぼ無視できます。
さらに赤と黒には血を参照するカードが多くあり、シナジーが見込めるため価値が大きく、その二色のリミテッドでの高評価に直結しています。
また、真紅の契りのリミテッドは血のおかげで他セットに比べてマナフラッドしにくくなっており、ストレス少なくゲームができる印象です。私のような元来構築フォーマットが好きでリミテッドに苦手意識があるプレイヤーにもおすすめです。
・紙マジックは最高!!
もっともお伝えしたいのはこれです。
新型コロナウイルスの流行以降、テーブルトップのマジックをする機会が少なくなりましたがやはり顔を合わせ、会話をしながらするマジックは楽しかったです。
好プレー、珍プレーを対戦相手やギャラリーと共に分かち合えるのは(チャット、エモート機能はありますが)MOやアリーナではあまりできない、紙特有の魅力だと思っています。
コロナの収束が第一ですが、少しでも早くGP等テーブルトップの大型イベントが復活してくれることを願っています。
おわりに
今回のドラキチ合宿はnote株式会社の須山様を初め、BOXを提供いただいた東京MTG様、BIG MAGIC様、スリーブを提供いただいたSekappyの高桑様、運営に携わっていただいた河浜さん、はまさん、MOパンダさん、実況として盛り上げていただいた石川さん他皆さんのご尽力のおかげで開催され、非常に学びの多い場となりました。
改めてお礼を申し上げます。
おわりのおわりに(お知らせ)
私森山は週5回程度YouTubeでMTGの配信をしていますので、興味のある方は是非遊びに来てください!
(たまに野球の話題など脱線していることもありますので予めご了承ください)
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCn4XtJM3IP_U3SNE5ICU_Og
Twitter
https://twitter.com/SakeIzumo
最後まで読んでいただきまして本当にありがとうございました。
それではまた次回の記事をお楽しみに!