親知らず3本抜歯して安静中に観た作品とその感想
はじめに
こんにちは。サウナふわっと(サウナハット)のふらふらです。
普段は、サウナハット売りの少女をしております。(サウナハット、マット、肩パッド等を販売したり製造する仕事です)
このたび親知らずを3本同時に全身麻酔で抜歯しました。
2泊3日の入院&安静があり約7日間ほど仕事のペースを緩めていました。
今回のnoteはその期間に観たものの感想を垂れ流していこうと思います。
観た作品
本が3冊、ドラマ3本、映画1本です。一応観た順番に並んでます。
(『0ベース思考』→『美しい彼』→『美しい彼 シーズン2』→『みなと商事コインランドリー』→『彼女の好きなものは』→『学校では教えてくれない地政学の授業』→『汝、星のごとく』)
『0ベース思考』(本)
日頃仕事するにあたり、いや、生活をするにあたり何度も問題に直面すると思います。問題に直面すると皆さんはまずどう考えますか?私は「あ、もう無理だ、やめるしかない」と思ってしまいます。しかも結構頻繁に。破滅思考で頭が固すぎななのです。そんな頭固すぎの私と真逆な思考が「0ベース思考」でした。まずはいったん0にして考える。こうじゃなきゃ!!とかそういうのなしにして、問題をみる。問題をどうとらえるかで解決方法なんて数多あるんだなって思いました。問題の言い換えも大事。
例えば、「友達3人いてクッキーが2枚しかなかったらどのように分けるか。」
私だったら、クッキーは1枚もなかったことにする(見なかったことにする)。だって「そのままの状態で」3人で分けるなんて無理!!!
でも、別に割っちゃダメって言われてないし、分けることが目的なのだったら別に割ってもいいよね。というお話。
なにが目的かを見極める思考回路でいようと思いました。
『美しい彼』(ドラマ)
ひっさびさにドンピシャでハマるBL作品を観ました。BL実写ドラマってなんかぞわっとしそうで避けてきていたのだけど、原作があまりにも人気だから観てみるか~と思いネットフリックスで鑑賞。1日で全部観ました。
まず、俳優さんが美しい。『美しい彼』というタイトルにぴったりな清居役の八木さんがかわいくてきれいすぎた・・・。俺様な清居がカースト底辺の平良に熱い視線を向けられすぎて混乱する姿がたまらん。こんな乙女でかわいい俺様しらん。かわいい。胸が張り詰められるような演技にも惹きつけられる。EDが清居の狂愛を表現していてそれを聴いているだけでにやけるようになってしまった。
『美しい彼 シーズン2』(ドラマ)
このシーズン2を観るためだけにHulu入会。
清居がどんどん乙女になっているのがかわいい。平良が鈍感すぎて「清居がかわいそうだよ~~~」と何度思ったことか。
平良のほうが清居に執着しているのかと思ったら、その何倍も清居のほうが平良に執着していて堪らん。
映画も4月に上映していたようで早く配信されないかなぁと待ち遠しい。映画みてないのにビジュアルブック購入してネタバレされたけどそれはそれでいい。かわいいので大丈夫です。
『みなと商事コインランドリー』(ドラマ)
Huluにせっかく加入したので、と思い他のドラマも鑑賞。視聴履歴からおすすめが表示されるのだけど、もうBLものしか出てこないようになってました。
みなと商事コインランドリーは本屋でも前の方に出てたから知ってはいたので期待。可愛い男の子たちがわちゃわちゃしてるドマラでした。演技へ…あまり上手くないので心に余裕があるときに観るのがいいかと。BLあるあるだけど、部活とか勉強とかくっつく為の潤滑油みたいなものだからその結果がどうなったとか全然書かれてないんだよね。いいんだけどね。別に。2人が幸せならね。
なんだかんだ言いながら、最終回は尊すぎて泣きました。
今年7月5日からシーズン2が始まってるようでそちらもTVerで観ました。演技力はあまり変わっていなかったけど、また可愛い男の子たちが観られると思うと嬉しい。
『彼女が好きなものは』(映画)
こちらはネトフリで鑑賞。気持ちがBL作品に持ってかれてるから、観てみるか〜と軽い気持ちで見たら号泣。まず、当たり前だけど皆様演技がお上手で安心しました。登場人物もそこまで多くなく観やすかったのがよかったです。
私も腐女子だから勝手に同性愛に理解があると思っいまひた(多分いまも思ってる)。でも実際に身近な人で同性愛者の人をみたことがないし、実際のところは話したことないからわからない。もう社会人だから「へ~そうなんだね」って感じになるとは思うけど、高校生までだったらわからないよね。小さいコミュニティの中でしか生活できないから、受け入れるのに時間がかかっちゃうかもしれない。三浦さんの「全人類の男が全員ゲイだったらいいのに。でもたった1人を除いて。自分の好きな人を除いて。でも、その人がゲイでした」という言葉がリアルで重かった。実際に存在するのはしっているけど、自分の周りはいない。って勝手に思ってたのかもしれない。
「自分だって結婚もしたいし、子供のほしい。親に安心もさせたい。でも男が好きだから・・・」というセリフを聞いたときに、『ふがいない僕は空を見た』を思い出した。あの本は同性愛ではなかったけど、自分ではどうしようもないことを強いられる感覚は似ているのかな、と。
『学校では教えてくれない地政学の授業』(本)
この本は地政学から世界状況や歴史をみるという本。
そもそも地政学とは・・・?
「地政学」について解説すると、 国が戦略的に地形や政治的に重要な地点や道をうまく活用し、効率的に支配するための学問。
(引用元:初心者向け|地政学とはどんな学問?知れば世界の動きが全て解る! - LIFENOTE (note-of-life.com)
国の場所が変わらなければ、同じこと(歴史)は繰り返されるのだなと思った。そのくらい今まで起こったことすべて位置が関係している。
ポッドキャストのコテンラジオが好きでよく聴いているので、本の内容が頭に入りやすかった。学校の授業では「なぜその出来事がおこったのか」の根本理由を説明することは少ないので、ただの暗記科目になって今ではほとんど思い出せない歴史上の出来事が、起こった理由がわかり、理解することができた。これは何年たっても忘れないと思う。
・コテンラジオ
COTEN RADIO | 歴史を面白く学ぶコテンラジオ | 株式会社COTEN
『汝、星のごとく』(本)
『美しい彼』原作を購入しようとしたら売り切れていたので同じ作家のこちらを購入。買ってきたその日に一気読みしてしまった。本屋大賞を受賞していた作品だったよう。
主人公2人の年齢が自分と重なっていて、なんともいえない辛さがあった。
最近はこういう系統の話がブームなのかなと思っている。こういう系統とは以下のようなことだと思う。(うまく表現できてないけど・・・)
・男女格差をなくそうと言われてるけどまだなんとなく残っている社会における男女格差に違和感を覚える女性
・親からの過干渉又はネグレクトで逃げられなくなった子供が大人になる
・友人のお嫁さん志望の圧に違和感を感じる女性
櫂が生活・仕事両方で急降下していくのと反比例してどんどんたくましくなっていく暁海。
私の母親は私が小さいころから働いていて、保育園か小学生くらいのときには自分の事務所を持って仕事をしていた。父親は単身赴任。多分だけど、私の母親のほうが父親より稼ぎがいいと思ってる。そんな母親から「女だって仕事ができないと、旦那の稼ぎをあてにして顔色ばっか窺うような生活になるから、そんな風になるな。自分で生きていけるようになりな。」とずっと言われて育ってきた。ずっとそうだと思って育ってきて私の周りの友達もそういう思考なのかと思っていた。でも、それが違ったことに気づいたのは社会人2年目くらいになってから。
私は中高一貫の女子校でいわゆるお嬢様学校だったので、周りはほとんど専業主婦の家庭だった。そういう家の女の子として育つと「お嫁さん思考」の人が多い。結婚して、会社は退職して、子供産んで・・・みたいな。でもそれが悪いとは全く思ってないし、何を目指すかって人それぞれだからいい。
私がむかついてるのは、「今の彼氏好きなんだけど、稼ぎがあまりよくなくてこのまま結婚すると今(実家)のような生活はできないからどうしようかなぁって思うんだよね・・・結婚したら仕事やめて専業主婦になりたいし」とわたしに言ってくるところ。彼氏の稼ぎが少ないと思うんだったら自分がバリバリ働けばいいのでは?!彼氏より稼げばいいのでは?!と思う。だいたい、旦那さんだけの収入で生きようとしたら自分が嫌だ!逃げ出したい!って思ったときに逃げ出せなくなるのでは・・・と思ってる。この逃げ出せない現象が、この本の暁海の母親なのではないのか?と思った。
自分で稼いで自立していきたい。とわたしは思う。
おわりに
こんな感じで7つ観ました。そのあとにも、凪良 ゆう の『美しい庭』を読みました。なんだか、大好きなお酒が飲めないことで本ばかり読んでるようになりました。健康的です。でもお酒がないとなんとなく生活に色がないような気がするので早くお酒は飲みたいです。ビールを喉をならしながら飲みたい。そんな願望が頭の9割を占めています。残りの1割は「あ~仕事したくないなぁ」って気持ちです。嘘です。仕事します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。