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直径◯メートル!? 木戸泉の巨大酒林を作る会 日本酒ライフ 2024【11月】

11月23日、千葉県いすみ市にある木戸泉酒造で巨大酒林(杉玉)を作る会に今年も参加してきました。毎年有志を募って、巨大酒林を作っています。私は昨年から参加しており、今回で2回目となります。
蔵元兼杜氏の荘司さんも一緒に参加され、酒造りやブランディングなどなどのお話も聞けました。

今年から気持ち新たなリブランディング

木戸泉酒造は今年リブランディングを行い、「K(ケー)」という新しいブランドが誕生しました。
この「K」には木戸泉に関わる多くの要素が含まれていて、木戸泉の頭文字Kのみならず、アルファベットの11番目ということで11は新しい始まりを表し、まさに木戸泉の新たなブランドの始まりも表現しています。
代わってこれからは「初しぼり」やカラー別ラベル、ピュアシリーズなどの米別のしぼりたてシリーズも作らないそうです。(木戸泉 Instagramより)

酒林作り

往復4時間の道のり

自宅から木戸泉酒造の最寄駅・大原までは鉄道で約2時間半かかります。9時集合なので朝5時に起きて6時過ぎの電車に乗りました。普段の起床時刻が8時半くらいなのでそこそこツラかったです。電車で寝てました。

酒林作りの様子

到着すると、敷地内に球体の金網と採集した杉の枝がすでに用意されています。
参加者は昨年より少なめの20人程度。

最初の状態:球体の金網が吊り下げられている

杉の枝を剪定する人、杉の枝を金網に挿していく人の二つの役割分担で進めていきます。昨年は挿す方をやったので今回は剪定する方をやってみることにしました。
昨年のことを思い出し「これくらいだったら挿しやすいかな」と考えながら黙々と杉の枝を切りました。
単純作業ですがけっこう夢中になるんですよね。マインドフルネスです🧘

見えないくらいの速さ?で杉を切る私
作業開始から1時間経過
ひたすら杉の枝を挿していく

9時前から作業を始めて1時間半くらい経過したときの様子が👇です。

作業開始から1時間半経過
けっこう詰められているように見えるが実はまだまだ

重要なのはとにかく隙間なくギッチギチに挿していくこと。そうしないと、できあがった時にスカスカな部分が出てきて見た目が悪くなってしまいます。

お昼休憩のお弁当

全力投球していると疲れてしまうので、お昼休憩を少々長めに取って作業再開です。午後2時半ごろの状態が👇です。あともう少し!

午後2時半ごろ
余分な部分を刈り取り始めて不足箇所の補修をしている

そして午後3時にジャーーーン!完成です👏👏👏
直径2メートルほどの大きさです。

午後3時ごろに完成!

酒林は完成しました…がここに吊るしておくわけにはいきません。
正門に飾られた昨年の酒林と交換してこそ真の完成です。

昨年作った酒林

とはいえ、あんな高いところに吊り下げられている酒林は我々では到底動かせないのでここはプロに依頼して交換してもらいます。

昨年の酒林を下ろして今回作った酒林と交換中
みんなで見守ります

午後4時ごろ、ついに吊り下げ完成しました🙌🙌🙌

吊り下げられた新しい酒林

酒林作りの後に飲む酒は最高に美味い

酒林作りが終わった後は恒例の懇親会。
木戸泉のできたての新酒を味わいながらお食事してお話しする会です。
これを楽しみに来る人も少なくないはず。
やっぱり一仕事やり遂げた後のお酒は最高に美味いです!

早いものでもう12月になってしまいました。「日本酒ライフ2024」シリーズは次回でいよいよ最後になります。12月は1泊2日の富山旅行へ行くのでその模様をお伝えします。

今年は日本酒の勉強に力を入れて SAKE DIPLOMA を取得したり、SakeDoko も大幅にアップデートできたりと、密度の濃い1年を過ごせてけっこう満足しています。
振り返り記事も別で近日公開しますので詳しくはそちらで。

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日本酒マップ SakeDoko | 小田川 雅俊
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