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Sake Diplomaってなに?なんで受験したの?

Sake Diplomaって?

Sake Diplomaとは、日本ソムリエ協会が認定する日本酒、焼酎についての資格です。和酒にある程度の知識があると認められた場合に名乗ることが許されるものです。日本酒の資格と言えば「唎酒師」が有名ですが、Sake Diplomaは合格率が唎酒師よりも低く、最近注目度が高まっている認定資格です。

試験では日本酒醸造、酒米、各都道府県の特徴だけでなく、実際にテイスティング能力も試されるため、まさしく「日本酒版のソムリエ」といっていい資格でしょう。

香りや味わいを言語化し説明し、どの料理に合うのかを提案できる、それがSake Diplomaです。

Sake Diplomaを受験した理由

僕自身、飲食業界の人間でもなんでもありません。ただの日本酒好きのサラリーマンです。
そんなただの飲兵衛ですが、昔から好きな日本酒を探すのに苦労していました。「辛口が好き」なんだけど「どんな辛口か」は説明できないし、料理に合う日本酒をお願いして、ちゃんとした説明と提案をしてくれる居酒屋さんはほとんどありません。なかなか素敵な一杯に出会えないんですよね。

そこに尊敬するマリアージュの天才も出会いもあり、日本酒のペアリングのお話を聞く機会が多くなり・・・(いつかご紹介できたら)。

その結果、例えば、どんな日本酒がおいしいのか、料理に合うのか、基準を持っている人が、提供側も消費側も少ないんだなと、問題意識を持つようになりました。そして自分も日本酒のことを知らなすぎる。

はっきり言ってしまえば、日本酒の味わいは、酒米よりも水、酵母の影響の方が強いです。しかし、つい最近まではそれも知らなかった。

「ジャケ買い」も悪くないのですが、「ラベル」に走って造りを疎かにする酒蔵さんも散見されるし、それが「かわいい」「面白い」ラベルだと話題になる。それはそれでなんだかなーという思いもあり。お店のひとも「ジャケットがかわいい」という説明。それはそれで楽しみ方として否定しませんが、それでは本当のファンはつかめないし、日本酒の文化は広がらない。

ちょっと脱線しましたが、好きな日本酒に出会える可能性が高くなる、料理に合う日本酒がセレクトできるようになるためには、「日本酒自体の知識を得ること」と「どういう日本酒を飲みたいか」の言語化力ではないかと思い、その手段が「資格の勉強」でした。

その結果、今では日本酒ライフの質が高まりました。

日本酒を飲んでいる時間の質が高まったと言い換えてもいいかもしれませんね。この日本酒ってこういうお酒なんだ!という理解も深まりました。飲んでいてより楽しくなりました。Sake Diplomaの勉強をしてよかった・・・。知っていてよかった。ほんとにそう思います。

そして、この経験や知識をこのノートに書き残せば、読者の皆様の日本酒言語化力を高めるお手伝いが出来るかもしれない。もっと楽しい日本酒ライフへの橋渡しになれるんじゃないかなと思ってこのノートを始めました。

皆様の日本酒ライフがよりよくなるサポートができますように。

そして日本酒がワインに負けない文化になっていくといいな。


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