栗林公園の猫たち 第2回 ハナシロとハナクロ 名前の由来

当時、(2007年12月29日)栗林公園にはハナシロとよく似た白黒の八割れの猫がいました。 ハナシロとハナクロは名前で区別がつくようにと私がつけた名前です。 鼻が白いのがハナシロ、鼻が黒いのがハナクロです。

それまで名前もない猫でした。

ハナシロとハナクロは親子でも兄弟でもありません。

ハナシロの母親は「ビッグ」と呼ばれていた黒猫です。 ハナクロの母親は「ロンパ」とか「マサコ」と呼ばれていた黒猫です。

ハナシロは兄弟が3匹か4匹いたそうですがハナシロだけが生き残り、他の子は かたまって死んでいたそうです。 目撃者の話によると傷らしいものはなかったとのことです。

今まで多くの猫が殺されたり生きたまま段ボール箱に入れられテープでぐるぐる巻きに

されて北口横のごみ捨て場に捨てられたきたそうです。

私は直接、自分の目で見てはいませんが複数の人が一様に言ってます。 因って毒殺された可能性が高いです。
そのことがあったせいか母親のビッグはハナシロの世話をしなかったようです。 ハナシロが母親と一緒にいるところを私は見たことがありません。

ハナクロの母親のロンパもマトモに子育てをしなかったです。 生まれた子供が歩けるようになるとよその猫のところに置き去りにするのです。 不可解な行動ですが事実です。

因ってハナシロもハナクロも寂しい子供時代だったと思います。 そのうえ、猫狩りで栗林公園の猫は怯えていました。

見守ってやりたい、できるだけのことはしたい。

その一心で栗林公園に通うようになりました。

次回の栗林公園の猫たちは1月4日午後1時を予定しています。 毎週水曜日と土曜日に掲載する予定です。


梅林橋そばの茂みで身をひそめるハナシロとハナクロ 撮影 2008年1月17日 ハナシロはまだ幼く自分一人では怖いのでしょう。 よくハナクロのそばにいました。 ハナクロはハナシロのことをうとましく思っているようで時々、追い払っていました。 それでもハナシロはハナクロのそばにいることが多かったです。 この頃、ハナクロの体のほうが大きかったです。


梅林橋そばの茂みで身をひそめるハナシロ 撮影 2008年1月17日


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