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向井酒造さんへ①蔵に
九月5日に伊根に行って来ました。
初めて来たのはおよそ8年前のことで、それ以来はほぼ毎年に来ています。
目的は向井酒造さんで、同じ時期からお酒の取り扱いも始めています。
テレビの旅や食関連の番組で紹介されることが多い向井さんですが、丹後へ観光に来てお酒を買い求めに来店される方がひっきりなしです。
この日は杜氏の向井久仁子さんに蔵内を案内してもらいました。
蔵に生まれ嫌々で次いだ酒造り出そうですが、東京農大での新酒の開発を中心とした修行を活かして、様々な挑戦をしています。一番の成功は古代米を使った赤いお酒「伊根満開」ですね。今では仕込み量の半分近くになり、蔵の経営を支える屋台骨に成長をしています。それ以外も多彩なラインナップを誇る向井酒造さんの酒造りの現場です。今は仕込みの時期とは違い、静かな佇まいです。
サーマルタンクではお酒を貯蔵中。住まいと一緒になった山側の建物ではお米を蒸す作業と麹作りを、道路を挟んだ海側の蔵では酒母造りと仕込みタンクでの醪発酵をしています。
海側の建物の二階から見る伊根湾の眺めは最高です。
雨模様が続いた日々ですが、この日は青空が広がる気持ち良い秋晴れになりました。
見学後は利き酒です。
煮干しが美味しい。
今回は一泊での訪問で、記事は続きます。