SAKE DIPLOMA 試験を受けてよかったこと
こんにちは!
SAKE DIPLOMA 受験生応援!の清水流美です。
一日一日、SAKE DIPLOMAの試験が近づいていますね。
今日でちょうど、試験開始まで2カ月です。
受験を決めている方は、そろそろ勉強始めたほうがいいですよ。
今からだと、教本を1章1週間で勉強し、その後の2週間を暗記の時間にあててぎりぎり7月20日の試験スタートに間に合う感じです。
実際はいろんな誤差が出てくるのでこの限りではないですが、感覚的に、そろそろ始めたほうがいいかな、と思います。
さて、申込期間はまだあるので、受験をしようか迷ってる方もおられると思います。
参考になるかどうか…私の経験をお話しようと思います。
受験したのは2019年。2年前ですね。
私は「教える」のが好きなので、もともとSAKE DIPLOMAを取得して、SAKE DIPLOMAを受験する方たちに教えたいという思いがありました。
当時は日本酒バーをやっていたので「ここで講座を開講できたらいいな」という気持ちがありました。
教本が届いたときには、ちょっとひるみました。
当時の教本は約200ページ。書物としては特大ではないのですが、結構読むのがしんどい。(正直、眠くなる)
困っちゃいました。
たまたまお知り合いの方が対策講座をやってくれたので、それに参加。
読むのも拒否していた教本でしたが「こんなすばらしい内容だったとは!」と驚いたものです。
講座に参加したとはいえ、やはり初めての情報が圧倒的に多く、理解するのに苦しみ、覚えるのに苦しみ、、、と、慣れない勉強に苦心しました。
最終的には理解しきっていないところも多かったですが、なんとか丸覚えしたという感じです。そしてなんとか合格しました。
翌年(昨年)、店で講座を開講するはずだったのですがコロナがやってきて店を閉じることになったりで対面講座はできず。かわりにオンライン講座をしようと思い、せっせとオリジナルテキストを作成。そしてモニターさんを募集してオンライン講座の練習をさせてもらいました。
昨年秋からは、オリジナルテキストを精査。なんとこのオリジナルテキスト作成に1年近くもかかってしまいました。同時に、動画で学習できるコンテンツも作ろうと、動画撮影。これまた半年以上かかりました。
ただ、このオリジナルテキストや動画を作っている間に、何度も何度も教本を見直し、理解が不十分なところはつっこんで学習することで、日本酒をさまざまな方向から見ることができました。深くはないけれど広く知識が身に付いたのはとても良かったと思っています。これが良かったことその①
そして、今年はそのオリジナルテキストや動画、そして講座を、受験する皆さまに提供しています。
まだまだ広報不足で、たくさんの方に利用していただいているわけではないですが、一人でも多くの方の「合格」に関われれば嬉しいです。
それとここからは良かったことその②です。
私自身、資格にこだわるわけではありません。
教えたいからSAKE DIPLOMAを取得した、そんな動機でした。
ただ、他の方が私を見るときに、何等かの資格があるということは「分かりやすい評価」なんだな、と最近思うようになりました。
先日、初めての「日本酒の楽しさを伝える講師」としてデビューをさせてもらったのですが、これもSAKE DIPLOMA取得という(知ってる人は少ないけれど)一定の知識やスキルを身に着けた人であろうと思ってもらえたから、依頼されたのかもしれません。
お教えしたのはシェフの方々だったのですが、後日SNSを見ていると「SAKE DIPLOMAの清水流美さんの講座」っていう紹介をしてくれていたので「なるほど、資格って分かりやすさでもあるんだな」と思いました。たとえSAKE DIPLOMAを知ってる人が少ないとしても、「ふんふん、この人はちゃんと日本酒のことを勉強している人なんだな」と認識してもらえますね。
1次試験スタートまで、今日でちょうど2カ月。
一人でも多くの「合格」に関わりたいと、思っています。
本文で出てきたオリジナルテキストと動画は、BASEで販売しています。