
ジンバック片手にね
開演時間を過ぎた時計を仕事場でみていた。
仕事が伸びてしまった金曜日のよるに、わたしはライブにゆくのです。
仕事を終えてきもちはもう会場にワープしてます、ってくらい急いで会場に向かう。
やっと到着すると受付のひとが慌てていた、いまから入る人いるんだ、みたいな動きをされて受付を済ませる。
ライブは始まっていて急いでいるけど、うーん、ドリンクなにをのもうとちょっと悩んで今日はジンバックに。
二重の思い重い重いドアをぎいとあけて後方の端の方で見る。ひとの間から、ものすごくでかい柱とギタリストの顔だけがまっすぐ見えた。
はじめてみるアーティストのライブ。
このうたすきなんだと教えてくれたひとのおかげで、わたしもこのバンドにすきな曲ができた。
ジンバックをちょびちょびのみながら音楽をきく。わ、おいしい
お酒を片手に平日の夜に聞くバンドの音は、なんだか自分を大人にしてくれるようだ
このバンドをおしえてくれた人は前から3列目で見ていたので、終わってから合流し、居酒屋で感想を言い合う。わたしは生ビールをぐいとのむ。
お酒がからだをぐるぐるとまわって心地よくなり、普段しない仕事のはなしとかをする。
最初は一緒にみたいな~なんて思ってたけど、おなじものをそれぞれの場所で見て、後で感想を言い合うのもなかなかよいものだった。
あ、わたしがすきなうたは、アンコールの、いちばん最後にきけたのでした。(ヤッター)